サウジアラビアのサルマン国王の夏休みが、ちょっとした
物議を醸しているらしいです。
共同通信によると、国王は千人を同伴して南仏のヴィラに滞在。
別荘から浜辺に通じる専用のエレベーターを設置する計画が
あり、環境に悪影響を及ぼすと懸念されているとか。
さらに、国王滞在中、別荘周辺の海岸が立ち入り禁止になるため
地元の県会議員らが、『「公共施設の私物化」と抗議する署名運動を
行い、約1週間で12万人以上の署名を集めた。』(共同)と報じて
います。
上記の共同通信の記事では、サウジ国王の別荘がどこにあるのか、
伝えられていないのですが、英国紙Daily Mailは写真を掲載し、
こと細かく報じています。
Daily Mailによると、サウジ国王の別荘は、Vallauris(ヴァロリス市)
の Mirandole海岸にあり、同国王が1979年に取得したものだそうです。
記事の後半部分を簡単に要約しておきます。
ヴァロリス市長は、エレベーターが設置されることになる巨大な
コンクリートスラブは都市計画法に反する、とオランド大統領に
手紙を書いたが、大統領は(国王からの)正式な要請後「数時間
のうちに」建築の許可手続きを迅速化した。
フランス内務省は、サルマン国王が、8月20日にリビエラを
去る時、すべての新しく建てられた設備を撤去する約束をしている
と発表した。
国王は、土曜日(7/25)に到着すると思われるが、正確なスケ
国王は、土曜日(7/25)に到着すると思われるが、正確なスケ
ジュールはセキュリティ上の理由のために公表されていない。