あれから四半世紀

2020-01-17 11:02:56 | 日常
阪神大震災から四半世紀ということで、メディアは特集を組んで
いるけど、これを節目にどんどん報道されることは少なくなると
思う。
 
25年前の1月17日、神戸に住む両親からの国際電話で地震のことを
知らされた。
 
「えっ、神戸で地震。まさか…」と思ってテレビをつけると、
酷い光景が映し出されていた。
ドイツのテレビ局は、あの頃から日本にある原発は地震に
耐えられるか、との視点で報道していたのを思い出す。
地震による重要文化財の倒壊も報道されていたが、神戸の
生田神社に京都市のキャプションがついていて、画面の前で
思わずツッコミを入れたりした。
 
近所に住むドイツ人は心配しているのか、”Erdbeben, Erdbeben?”
と私の顔を見るなり聞いてくるので、Erdbebenはドイツ語で地震の
ことを言うのだと理解した。
 
当時はインターネットの萌芽期で、情報はDusseldorfの高木書店
から届く朝日新聞・衛星版が頼りだった。
ニューズウィーク(欧州版)も神戸地震の特集を組んでいた。
(三菱銀行兵庫支店前)

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