セーラ・ファガーソンさんのその後

2010-05-30 10:46:18 | 日常
とんだおとり取材に巻き込まれてしまったセーラさんですが、
デイリーミラー紙によると、元夫のアンドルー王子からは
許されたそうです。
Prince Andrew forgives Sarah Ferguson over cash scandal - exclusive
The sobbing Duchess apologised for betraying his trust
– and even offered to quit the room she has at his Windsor
mansion. But Andrew told her: “Don't be silly, you can
stay as long as you like.”
A friend said: “He's a very caring person. He thinks she
was set up.”

すすり泣く公爵夫人(セーラさん)は彼の信頼を裏切ったことに
ついて謝罪、そして彼のウィンザーマンションから立ち退くと
さえ申し出た。しかし、アンドルーは彼女に「ばかなことを言わないで、
すきなだけ居ていいんだよ」と伝えた。
ある友人は「彼はとても思いやりのある人です。彼は彼女がはめられた
(set up)と考えているのです」と言った。


さて、今朝の東京新聞朝刊で、木村太郎氏がこの事件について
書かれていましたので引用させて頂きます。

木村太郎の国際通信 2010年5月30日 東京新聞

(引用開始)タイム誌のネット版によれば、ビジネスマンに扮して
ファーガソンさんに接触したのは。マーゼル・マハムードという
記者だった。この記者は過去にもこうした取材でいくつもの特ダネ
を取っていて、「おとり取材の王」という異名で知られていた。
 この取材の三週間前にもスヌーカー(ポケット式ビリヤードの一種)
の世界チャンピオンにビジネスマンを装って接近し、三十万ポンド
(約三千九百万円)で、四試合に八百長で負けることを約束させ、
その模様をビデオで撮って暴露したばかりだった。
 このほかにも、政治家や芸能人、スポーツ選手などに身分を偽って
接近しては、買収や薬物、女性関係を暴露してきた。そのため、
マハムード記者は、そうした取材の仕返しを恐れて四六時中ボディー
ガードに護られているのだとか。
 また、マハムードという名前も本名かどうかわからず、パキスタン
移民の子で英国ミッドランズ出身と自称しているが、これもはっきり
していないらしい。
 それよりも、同業者としては英国ではこうした取材方法がどう
正当化されるのか、理解に苦しむところもあったが、そう思い
ながらも、このニュースの経緯に惹き付けられる自分に、複雑な気持ち
も禁じ得ないのだ。(引用終了)
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