「私は14歳で殺された」
「これは、私が天国へ行ってからのお話」
最初に犯人はわかってしまうので
土曜サスペンス劇場のような、ハラハラドキドキはあまりありません。
スーザン・サランドン扮するおばあちゃんのお茶目な家事風景とか
美しくハッピーな死後の世界とか
途中にいろいろ盛り込まれるため、なかなか前に進まないストーリーを
もどかしく思いつつ観ていると
結局、殺された本人も、残された家族も
犯人に対する憎しみや悲しみを棄てることで
心の平穏と幸せを得る、なんて結論。
なんとも不思議な作品です。
面白かったとか、つまらなかったとか
一言で言えない複雑な感じでした。
監督:ピーター・ジャクソン
主演:シアーシャ・ローナン マーク・ウォールバーグ