ミステリー小説の新人賞、ゴールデン・エッグス(GE)賞を、
元人気俳優の向坂祐一郎が受賞した。
本はたちまちベストセラーになる。
作家デビューを目指す平助は、
向坂の作品が小説投稿サイトに掲載した
自分の作品と酷似していることに気づく。
盗作を疑ってGE社の編集者に会うが、
編集者は別の疑惑に思い当たり、平助の前から姿を消した…。
文学界を舞台にしたミステリー&サスペンス。
サクサク読める作品。
盗作されたことに気づき、編集者に話して、
その後どんな風に持っていくのかと思ってたら、
当人から謝罪されることもなく、最後に人がバタバタ死んで、
なんか結局、盗作は有耶無耶泣き寝入りみたいな感じ?
平助、お人好しにも程があるよ・・・(‐∀‐;)
平助の壊滅的な文章力ってどんなのか気になった(笑)
ラストは健太との共作を決意し、前へ進んだ感は救いかな。
その共作を読んでみたい。
私的には向坂が生きてて、
世の中に盗作の罪が暴かれて欲しかった。
「本を与えたのは失敗だった」
妹から聞いた父の言葉に御子柴は過去へと思いを馳せる。
そして、そこにあったのは…!?
少年・タケシ、伊崎に恋する理沙ちゃんに、
編集者、各々の物語があふれる第8巻。
タケシ兄弟が『にんじん』に出合う。
読んだ後、それぞれ受け取り方は違えども、
色んなことを考え、思い、意見し合えるのはいいこと。
確かに本には相性がある。
相性が合う本と沢山出合いたいものだ。
御子柴の考え方はやはり素敵だと思う。
こんな司書さんが近くにいたらいいのに・・・
『にんじん』は知らなかったから気になったので、
ちょっと探してみようかな。
理沙ちゃん可愛かったな~。
けど取手の娘のキャラの方が好き(笑)