第6話
『さよならホームラン涙の最終打席・・・
野球部が旅立つ友へ贈る別れの文化祭』
両親に負担をかけたくない亀沢は学校を辞めると青志に告げる。
青志は反対する。
親は高校卒業までは面倒見ると言っているのだから甘えろと。
しかし亀沢には亀沢のプライドがあるよう。
青志は両親と話をしろと言うが、渋る亀沢。
退学するにしても両親の承諾が必要だと言われる。
「なんでもひとりで出来ると思うなよ、未成年。」
両親と話すため実家に戻った亀沢。
そんな亀沢に両親はバットを探して渡してくれる。
言いにくいことが益々言えない状況に。
青志と亀沢の話を偶然聞いてしまった柚子は思い悩む。
2週間後に文化祭を控えた城徳高校。
野球部の出し物を決めなくてはならず・・・
一方、璃子は谷内田と青志の因縁を記事に書くよう言われた。
青志はそのことに抵抗がある。
亀沢の件でひとり思い悩んでいた柚子は、
亀沢を辞めさせないために奮闘するも、
やはりひとりではどうにも出来ず、
黙っていることも耐え切れなくなり赤岩たちに話してしまう。
赤岩たちは困惑しつつもなんとか励まそうとする。
文化祭の出し物会議をする野球部。
色々候補が上がる中、亀沢主演の演劇をやることに。
そして青志は部員たちから脚本を頼まれた。
部活もちゃんとやっている。
振り遅れる部員たちに「出遅れるな」と青志。
「バッターボックスでボールが来て驚いてどうする。
来ることが分かっているんだから、来いという気持ちで待ち構えろ。」
亀沢も両親から渡されたバットで必死に振る。
亀沢のことで悩んでいた青志に楓が言った。
「悩んだ末に、決断して・・・進んだ先の未来にあなたがいるのでしょ。」
何故か青志の部屋に入れてもらっている璃子。
青志は脚本、璃子は青志の承諾を得て谷内田との因縁の記事を書く。
野球部員は演劇の練習に入る。
劇中でお金を渡すシーンがあり、
主役のそこで亀沢に本当のお金を渡そうとした部員。
気持ちはありがたいが受け取らない亀沢。
退学することは既に決めていた。
そこへ亀沢の父が倒れたとの連絡が入った。
結局、舞台は幕が上がらないまま終了。
「あいつは・・・1番準備が出来てたな。
目立ちたがり屋って言うけれど、誰よりも思い出を作ろうとしてたんだ。」
野球部は演劇が出来なくなり、カフェをやることに。
そして文化祭は終了。
青志は教師として亀沢には何も出来なかったけど、
最後に何かしてやりたいと考える。
亀沢の父は幸い病状は軽かったが、やはり限界がきているよう。
両親の承諾を得た亀沢は遂に退学を決意し、
学校に退学届けを提出する。
そのことを知った部員たちは動き出した。
亀沢をグラウンドに呼び出すためにバットにメモを張り付けておいた。
グラウンドに来た亀沢。
そこには部員たちや青志が待っていた。
「最高の打席は用意出来なかったけど、最後に指揮者をやってくれ。」
整列した部員たち。
「小田原城徳高校、校歌斉唱。」
指揮をする亀沢に合わせ、校歌を歌う部員たち。
そして亀沢は実家へ戻ることに。
バスの中で璃子が書いた谷内田と青志の対談記事を読んだ亀沢は、
青志が2年で退部していることを知った。
野球部では補欠だった志方がファーストになった。
今回はちょっと箸休め的な感じ?
野球しようよ!!(笑)
部員がギリギリになってしまったけど大丈夫かな?
誰か新しく入ったりしないのかな?
亀沢はホントにここで退場なのかしら?
何から何まで不安だらけ。
次回は合宿のようなので楽しみ。
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