クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

ジュエリー・マナーズ 2012年 春の保税展のご案内

2012年02月10日 | 楽しいお話し
 円高が進み、輸出産業は大打撃。その一方で、秘かに円高を歓迎している女性達も少なくありません。
 私が中学生の頃は、まだ1ドルは360円でした 信じられない数字、ですね。10ドルのちょっとしたランチが3600円だったというわけです さすがの都心でも、今は平日であれば、3600円もかければ、かなり立派なフレンチやイタリアンのランチコースが食べられますよねえ

 さて、その円高でとってもお得感のある「保税展」の開催日程が決まりましたので、ご案内いたします
 ここで、もう一度「おさらい」をしてみましょう。「保税展」とは何か?です。お答えは・・・保税展とは、「保税蔵置場」で開催される宝飾展示会のこと。 むー、もっとややこしくてしまいましたか?では、まずは保税蔵置場のご説明です。これは・・・外国商品を通関前の状態で、保管、検品、展示することを、東京税関長が特に許可している場所のこと
 内原東京保税蔵置場は、1995年にその許可を取得しました
 ということで、その年以来、(株)内原では、年に2回開催される世界の主要なジュエリーショーで発表された新作ジュエリーをいち早く紹介するための「保税展」を開催しています
 なかなか普通の宝石店やデパートの宝石売り場では見られない、少々(かなり)奇をてらった商品や、芸術性の高い商品など、保税展ならではの商品が揃います そういう意味では、これは一つの「イベント」ですね

 どうぞ、足を運んだら、何か買い求めないといけないの?などと思わず、好奇心でいらしてください そして、もし、お好きなもの、目に留まったものがあれば、この1ドル76円の円高を絶好のチャンスとして、どうぞどうぞ!お買い求めください。
 (注:保税品は通関前ですので、すべてがドル表示です。お買い求めいただく場合は、その日のドルのレートで、日本円に換算してご精算いただくことになっています。後日、通関を終えて、お手元にお届けします)
 
 海外旅行に行ったとき、すっかり気が大きくなってリングやピアスを買ったけれど、日本で何か不都合があった時、修理はどうしたら良いか困った・・・そんな話はよく聞きます。でも、日本で確かな外国商材を買い求めれば、そんな心配もありません。
 また、保税展では、内原のプロパーの商品も多く展示されますので、そちらも楽しんでいただけます。開催日時は下記の通りです。

  2月28日(火)、3月3日(土)、3月15日(木)、3月29日(木)
    いずれの日も、午前11時より、午後6時まで。

 3月3日(土)以外、私は終日、会場におります。3月3日(土)のみ、年長児クラスの後に会場にまいりますので、12時の到着となります

 ここで、今回の保税展の特別なニュース
そのために、ちょびっと事前レクチャーをお聞きください。
 みなさんは、宝飾品で「ハニカム技法」というものをご存知ですか?ハニカム、つまり、リングやペンダント、イヤリングやピアスに、蜂の巣のような透かし彫りを施す技法のことです。現在では、このハニカム技法で宝飾品を製作できる職人は、イタリアでも極々少数になっています。
 この技法を使った宝飾品で代表的なものが、銀座和光などで扱われている「ジャンマリア・ブチェラッティ」というイタリアの宝石工房のものです。
 どうぞ面倒がらず、一度、このブチェラッティのホームページをクリックし、ハイジュエリーのページの32ページや38ページをご覧になってみてください 私も一昨年、初めてこのハニカム技法で作られた商品を見て、感動してしまいました 細工の細かさ、デザインの緻密さ・・・まさに、芸術です

 このブチェラッティ工房にも商材を提供しながら、自分一人で細々と作品を作っているのが「ロベルト・ロタ氏」。フィレンツェから車で2時間ほどの小さな町に彼の工房はあり、その工房は「ロタ・ウォルター」と言います。
 (株)内原が、2年間彼のもとに通い続け、やっと一昨年より、春と秋の保税展に出展してくれるようになった、と聞いています
 今回は、なんと3月15日、この「ロベルト・ロタ氏」が会場に来て、実際にハニカム技法を見せてくださる、というビッグニュースです 卓越した技術が創り出すオールハンドメードの卓越した世界を堪能してみてください

 みなさまに「本物のすばらしさ」を見ていただきたい
 身に付けるなら、本当に素晴らしいものを身に付けて、心身ともに洗練された気分になっていただきたい
 そんな強い思いで始めたジュエリー・マナーズです

 私には縁がない・・・宝飾品や宝石には興味がない・・・などとおっしゃらず、一度、美術館を覗く気分で、お出かけくださいませんか?きっと、新しい何かを感じ、華やいだ気分になっていただけることと思います

 大変お手数ですが、保税展にご来場いただく場合には、事前に東京税関に申請をする取り決めとなっているため、事前においでいただける日時をお知らせくださいね。


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