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マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

紅葉の便りに思うこと…

2024年11月10日 | 楽しいお話し

 11月も三分の一が過ぎました。10月は、まだ気温が30℃近い日も多々あり、気象予報士の語る「観測史上、初めての〇〇」という日が続きました やっとそんな異常な暑さも終わり、各地から紅葉の便りが届いています
 でもね、私はふっと、不思議なことに気づいたのですよ
過去30年間の私の暮らしは… 8月に入ると願書の準備を始める、9月、10月は面接、そして考査。11月も半ばを過ぎてから、心が落ち着ちついてくる… でも、年によっては、心ザワザワのままで年の瀬を迎えたり、年を越えることもしばしばでした。
 南北に長い日本列島。紅葉の時期は決して短くはありませんが、その錦秋の美しい時期はスッポリ私の「いざいざ」の時期にはまります。
 私にとっての秋は「気持ちを集中し、真っすぐ前を向いて進む」季節であり、紅葉のような心を弛緩させる、一瞬でもほっとしてしまうようなものは、ある意味での「雑音」でした
 面白いものですよね… そんな風に長年過ごしてくると、テレビに映し出される各地の「紅葉の絶景」をどんなに見ても、ほとんど心が動かない
 さすがに雑音とは思いませんが、「ああ、今年は平日の混雑しない日に、どこかに紅葉でも愛でに出かけて、美味しいものでも食べてこようかな…」などと思っていたにも関わらず、そういう行動を起こす気持ちにはなりません
 あまりにも長い間、紅葉を邪魔者にしていたために、どんなに絶景と言われる紅葉の様子を見ても「見てみたいこの中に身を置いてみたい息を飲む美しさだ」と思わなくなっちゃった

 みなさんご存知の通り、私は季節の移ろいには敏感なほうだと思います。そして、そのような四季の移ろいを一つの貴重な文化として感じ、味わい、大切にしています
 でもね、「秋の紅葉」に関してだけは、長い間、意識的に見ないように、見えないようにし、心の動きを押し込んできたからでしょうねえ… 感動しなくなってしまったようです。

 そんな私が「秋の訪れ」「秋の吉兆」として毎年楽しんでいたのが、我が家のリビングの壁に映る小さな光達なんですよ

  

 これはね、私がリビングの窓辺に吊るした3つのクリスタルのボールを通して入ってきた太陽光です。先日も、ある方にお出ししたメールにこのお写真を添付し、書きました。『科学的には「太陽光が窓辺に吊るしたサンキャッチャーがプリズムとなり、壁に七色に分割された光が映っている」という状態なのでしょうが、笑』と。そう、そうなのです。
 ただ、秋になり、太陽の黄道が低くなったことにより、ちょうど吊るしたクリスタルボールにピタリと光が当たるようになるのですよね。
 春や夏は、黄道が高いので、部屋は明るくはなっても、サンキャッチャーと呼ばれるクリスタルボールには直接、陽は当たらない…

 私は毎年、この小さな七色の光を「光の小人達」と呼んでいました もしかしたら、ここ6,7年、私がこのマンションに引っ越してきて以降の年長さん家庭には、面接の最中、考査の直前というような時期に、この「光の小人達」をメールでお送りしたことがあるので、覚えていらっしゃる方もおいでになるかもしれません
 上の写真は、つい最近に撮ったものですが…

  

 小人ちゃん達は、こちらの昨年のもののほうがよく見えるかもしれませんね。雲一つない快晴の朝は、この写真のように、小人達は天井にも床にもやってきます
 毎年、いよいよ考査が始まる、という時期にやってくるので、私は願掛け的に、この子達の来訪を大歓迎していました。私にとっては、各地の錦秋の便り以上に貴重なもの、だったのです。もちろん、マナーズを終えた今年も、この子達の来訪に感激です

 せっかくなので、もう1枚、写真をご紹介しましょうね。
   

 「紅葉の秋」にはそれほど反応しなくなった私ですが、そんな私が唯一「美しい大好き」という紅葉のショットがあります。これがそうです。
 真っ黄色のイチョウの老木と、六本木ヒルズの森タワー、そして高速道路。まさに「都会のど真ん中」の1枚ではありますが、私にとっての「大好きな紅葉の景色」で、毎年、ついつい同じ構図をキレイだ~と思い、何枚も撮っています
 ただね、イチョウの紅葉とは言え… なななんと、これは「2022年12月15日」に撮影したものです。都心の紅葉は、昨今ではクリスマスイルミネーションとのコラボ、となっているように思います

 せっかくですから、これからは毎年、秋の紅葉をのんびりと愛でて、その季節の移ろいを心待ちにしたいと思います もちろん、六本木のイチョウの紅葉も


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