一歳の孫がとても気に入って映画音楽に合わせて踊っていると聞いて、今回初めて「キリクと魔女」のDVD を視聴しました。日本のアニメ映画やディズニー映画とは全くの別世界でした。
「キリクと魔女」(1998、フランス)は、ミッシェル・オスロ監督の長編アニメ映画デビュー作。魔女カラバの呪いで困窮する村に生まれた男の子キリクを主人公にした冒険物語で、幼少時代をアフリカ・ギニアで過ごしたオスロの実体験が本作が生まれるきっかけとなりました。
この映画はフランスでの劇場公開時130万人を動員、興行収入650万ドルと異例の大ヒットをおさめました。アフリカ・セネガル出身の世界的人気歌手ユッスー・ンドゥールが音楽を担当しました。日本語吹き替え版はスタジオジブリの高畑勲が日本語版の翻訳・演出を手がけ、キリクの声を神木隆之介、魔女の声を浅野温子が演じました。
映画「キリクと魔女」予告(フランス語)
映画「キリクと魔女」日本版予告