月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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コカブ・51

2024-12-31 03:25:25 | 詩集・瑠璃の籠

人間よ
気づきなさい

神は
愛の設定を
大幅に変えていなさる

今までは
許してくださっていたことが
許してはもらえない

嘘をつき
人を盗み
偽造した幸せを
最後まで生きとおすものは
もう神の愛の世界から
削り落とされるのだ

愛は
悲しみのうちに
すべての愚か者を
拒否する

人間よ
本当の自分を
まじめに生きているものでなければ
もう神に
愛してはもらえないのだ

ゆえにもう
嘘はやめなさい
嘘と盗みで作った
幻の幸せを捨て
本当の自分に
帰るのだ



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トリアングルム・62

2024-12-30 03:36:17 | 詩集・瑠璃の籠

光る神の宮に
おまえは来てはならぬ
天国の門は
おまえを拒否する

おまえは愛を裏切り
本当の自分を陰に投げ捨て
嘘と盗みで作った
神の美女の仮面をかぶり
全世界をだまそうとした

そんな馬鹿者は
いらぬ
人間を捨てて
愛の天使の位を
奪おうとした愚か者は
すべて
阿呆の野に打ち捨てる

逃げることはできない
自分の影をひきずり
去れ
馬鹿者よ
二度とおまえを
愛しはしない



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ミネラウヴァ・70

2024-12-29 03:11:29 | 詩集・瑠璃の籠

嘘で作った
臭い幸せを
がぶがぶと飲み
えらく傲慢に
自分は持っているものだとうそぶく
馬鹿者よ

あほうに酔って
自分はえらいやつだと
うぬぼれ
見事に魂がゆがんだ
どうしようもない
愚か者よ

もうおまえはだめだ
神の救いの手から
転げ落ち
虚無の地平に
吸い込まれる

あきれ返る
大噓をかぶり
みじめな子猿の尻尾を隠し
永遠に
本当の自分から
逃げ去ろうとして
魔の境涯に落ちた
あほうよ

苦い孤独の闇に
魂を濡らし
裸の自分だけを連れて
出ていくがよい
この愛の世界から

もうおまえの顔など
二度と見たくはない



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ヴィンデミアトリックス・98

2024-12-28 02:38:00 | 詩集・瑠璃の籠

吐き気をもよおすほど
汚い
おまえの闇に
神が
清めの水を浴びせる

おまえは
糞のように
水に流され
この世のほかの
地獄に捨てられる

あほうよ
愚か者よ
まだわからないのか
汚い糞の山に
極上の絹をかぶせて
すべてをごまかそうとしている
その馬鹿さ加減が

もう二度と
愛するのは嫌だと
神が思うほど
おまえは汚いことを
やりすぎたのだ
そしてそれを
天使の仮面で
ごまかそうとしたのだ

エゴに絡まり
好き放題に馬鹿をやり
この世に
不幸の種をまき散らしてきた
おまえに
神は
絶縁状をたたきつける

馬鹿者は
この世界を出てゆき
神が
何も創造を行わなかった
虚無の大地に向かい
そこで
好きなようにするがよい



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アンドロメダ・55

2024-12-27 03:10:26 | 詩集・瑠璃の籠

人間よ
もう馬鹿はやめよ

神は
世界の真ん中に立ち
この世の立て直しを
宣言する

愛を
馬鹿にし
エゴに生きる
馬鹿者は
すべて
神に拒否される

阿呆の沼に
魂を溶かし
人間を食い物にし
この世を神から奪い
偽物の神になり
すべてを支配しようとした
悪魔を
神は罰する

神の厳しい手に
つままれ
地獄に捨てられたくなくば
とく心を改め
愛に頭を下げるがよい

過ちを認め
すべての罪を背負い
傷つけ続けてきた
人々と神に
償うために
清き行いを始めるのだ



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アルギエバ・82

2024-12-26 03:10:45 | 詩集・瑠璃の籠

愚かなことをしたな

神が創って下さった
美しい本当の自分を倒し
盗みで作った
虚栄と傲慢の自分を立て
すべてをだまして
私利をむさぼろうとしたな

あほうめ
逃げることはできない自分を
背中に貼り付け
派手な化粧をした
仮面を生きている
その人生は楽しいか

嘘と本当の間を巡る
痛い魂の振動を
ごまかすために
幻の幸福を
いくらでも欲しがる
その滑稽な自分の姿が
まだわからないのか

愛が欲しいのに
愛が何もないから
おまえは無限の食欲に
自分を明け渡すのだ
そしてすべてを失う

どうしても得られない
魂の幸福を求めて
世界を食い荒らすおまえを
神はもう見捨てる

神が着せて下さっていた
愛の衣を
すべてはぎとられ
素裸のまま
永遠の虚無の荒野に
追い出される



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テッラ・37

2024-12-25 02:48:10 | 詩集・瑠璃の籠

もうやめだ
おまえを愛するのは

いつまでも嘘をかぶり
本当の自分を
ごまかし続ける
愚かなものを
愛するのは

人の幸福を盗み
自分ばかりよいことにして
自分はできた人間だと
うぬぼれている
醜いものを
愛するのは

あほうは去れ
もう二度と
神の家に
入ってはならぬ

逃げることはできない
自分だけを連れて
永遠の虚無の支配する
影の国に
落ちてゆくがよい




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ゲンマ・120

2024-12-24 03:11:09 | 詩集・瑠璃の籠

愛のしるしを
高く掲げ
全世界に
神を広げよ
まことの神を

われは宇宙の
中心であるとうそぶく
偽物の神の
正体を見抜き
それを廃せ

自分こそが
最高に偉いと
言うものの正体は
獣のごとく幼い
魂のエゴなのである

あまりにも小さな
まだ若すぎる自己存在の
恐怖が生んだ
幻の神なのだ
それは愛ではない

まことの神は
星の数ほども
たくさんいらっしゃり
ただ一つの愛の元に
心を結び
助け合い協力し合って
この世を創造し続けていらっしゃる

生きとし生けるものを
深く愛し
すべてを愛の幸福に
導くために
あらゆる努力をしてくださる

その神の
本当の姿を
世界中に広げよ
そうすれば人類もまた
愛の元に集い
美しく
助け合うようになるだろう



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サビク・103

2024-12-23 02:34:32 | 詩集・瑠璃の籠

もういい
もうやめなさい

本当の自分を嫌がり
偽物の自分にしがみつくのは

人の美貌を盗んで
どんなにきれいに作っても
それはおまえではない
おまえは自分で自分を
汚い偽物にしているのだ

何もしていない
何も勉強してない
汚いことばかりしている
こんな自分など嫌だと
他の自分を盗んで
まるごと取り替えようとしている
あほうになっているのだ

どんなにがんばって
人のまねをしても
おまえはおまえ以外のものに
なれはしない
他のものになろうと
馬鹿をやればやるほど
自分が醜く歪んでくるだけなのだ

ゆえにもうやめなさい
嘘で作り上げた
愚かな自分を振り捨て
本当の自分に戻るのだ
神が創って下さった自分を
すべて受け入れるのだ

そうそればおまえは
すぐに美しいものになれる
真正直な本当の自分を生きる
まっすぐな魂に
なることができる

その方が
偽物の美人よりも
百倍も美しいのだ



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スピカ・87

2024-12-22 03:48:48 | 詩集・瑠璃の籠

愛が悲しんでいる
嘘だけで生きている
おまえを
愛が悲しんでいる

幻の幸せを
手に入れるために
触れてはならぬ
神の林檎をもぎとり
どうどうと食ったおまえを
愛が悲しんでいる

楽をして
女と金を手に入れて
濡れ手で粟の人生を
存分に味わい
魂が腐ってゆくことに
ふりむきもしないおまえを
愛が悲しんでいる

ああ
もう二度とは這い上がれない
虚無の地獄に
風のように吸い込まれてゆく
おまえの運命に
愛が泣いている

愛を馬鹿にし
神を裏切り
すべてのものを
自分の食い物にしようとした
おまえの過ちを
愛が悲しんでいる



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