恥を知れ
嘘ばかりついて
自分をごまかして
神の前に見せびらかすでない
あほうは酔う
嘘で作った自分に酔う
これこそが本当の自分と思い
やけにいばりちらし
それらしいことを言って
世間をだまそうとする
おとなしい馬鹿という形を作って
愛のふりをするあほうよ
おまえの魂胆は見えているぞ
アンコウのように
光る餌を振り動かし
すべてをだまして
自分のために利用しようとしているのだ
愛のかたちをまねして
愛をおびきよせ
愛を奪おうとしているのだ
そして少しでも
化けの皮がはがれるここちがすると
獣のように牙をむき
すべてをめちゃくちゃにするのだ
愛でないものが
愛のふりをしている
そんな汚いものが
自分であることを
あほうは永遠にみとめたくないのだ
永遠に
嘘の中で生きていたいのだ
それでなければ
嘘をつき続けて
馬鹿をやり続けてきた自分が
苦しすぎるのだ
あほうよ
神の前に
よくできた嘘を衒うでない
それはあまりにも愚かなことだ
神を
何も知らない馬鹿だと
言っているようなものなのだ
永遠に嘘で生きることなどできはしない
もう嘘はあきらめて
本当の自分に戻りなさい
たとえそれがどのように小さいものであろうと
そこにしか
愛に帰る道はないのだ