月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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ソル・31

2024-02-19 04:06:51 | 詩集・瑠璃の籠

人よ
愛を無視して
生きることはできない

あなたは
愛を馬鹿にして
好きなように
世界を食い荒らしているが
それはあなたの自分をも
馬鹿にすることだ

なぜなら
あなた自身も
愛なのだから

神は
愛で
あなたの魂を
創ったのだ

愛を馬鹿にすれば
あなたの魂は
永遠の矛盾に苦しむ
その自分の苦しみから逃げようと
あなたは一層
世界を食い荒らす

満たされない
魂の飢餓を満たすために
あらゆるものを欲しがり
人生を地獄に染めてゆく

もうやめなさい
愛に背を向けて
自分だけの満足を
追いかけても
永遠に幸せには
たどりつけない

心を改め
自分が悪かったのだと
正直に皆に謝り
愛のもとに
帰って来なさい



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アルギエバ・74

2024-02-18 03:52:47 | 詩集・瑠璃の籠

愛と嘘を
まぜこぜにし
馬鹿らしい幻の幸福に
迷うのではない

逃げることはできない自分を
正しく受け止め
肉のように肌にはりついた
嘘の衣を
すべて脱ぎ捨てるのだ

美しい真実の風を
魂に吹き込み
愛の存在として
よみがえれ
人間よ

つまらない欲の中に
閉じ込めていた
本当の自分を
自由の空に
解き放つのだ

そうすればわかる
愛に生きる
美しい自分であることが
本当の自分の
最高の幸せなのだと



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アンゲテナル・36

2024-02-17 03:58:43 | 詩集・瑠璃の籠

愛が変わってゆく
愛が逃げてゆく

幻の幸福に
溺れ迷うている人間を
愛はもう愛さない

神の蔵
人の蔵から
盗んできた
光の衣を着て
嬉しそうに踊っている
馬鹿者を
愛は軽蔑する

あんなものは
二度と愛したくはないと
愛が心を閉じてゆく

あほうよ
馬鹿者よ
金色のランウェイを
軽やかに歩きながら
薄暗がりの地獄に
吸い込まれてゆく
その自分にいつ気づくのか

もう愛は
おまえのために
何もしてはくれない

孤独のため息を
まといながら
おまえは永遠に
地獄をさまよう
哀れな魂になるのだ



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ムジカ・34

2024-02-16 03:59:17 | 詩集・瑠璃の籠

こどもたちよ
黄金の砂漠にできた
虹色のおもちゃの町に
入ってはいけない

あれは
悪魔がつくった
幻の町

そこにいけば
夢のような
虹色のおもちゃと引き換えに
魂を悪魔にすいとられるのだ

愛が何もない
黄金の闇の中を
延々と
さまよわねばならないのだ

どんなに
きらびやかに
おもしろそうに
見えても
あそこに入ってはいけない

幻の向こうにある
緑色に腐った
悪魔の正体を見極め
本当の自分の家に
帰ってきなさい



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アンタレス・58

2024-02-15 03:40:49 | 詩集・瑠璃の籠

天国と地獄の狭間で
いまだに迷っている
馬鹿者よ
もう逃げるのはやめよ

馬鹿ばかりやってきた
自分の罪を
正直に認め
神に謝れ

汚いエゴの闇にひたり
ずると盗みで生きてきた
すべての人生の
責任をとれ

もう馬鹿は許されない
そのまま馬鹿にはまっていれば
おまえは
永遠の虚無の地獄に
落ちるのだ

つらいことから
逃げ回っているうちに
人間を失い
阿呆になってしまうのだ

ゆえにもう迷うな
汚らしい嘘を
すっぱりと脱ぎ捨て
本当の自分に戻れ

そしてそこから
すべてを
やり直していくことを
神に誓うのだ




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ヴィンデミアトリックス・85

2024-02-14 03:01:05 | 詩集・瑠璃の籠

落ちてゆくものを
憐れむ心の重さに
愛が耐えられなくなる

悪いことは
二度とするなと
何億度といさめてやったに
馬鹿者は従わなかった

悪こそが
永遠の覇者なのだと
うそぶいて
世界を荒らし続けた

馬鹿者は
罪に汚れた自分を抱いて
阿呆の地獄に落ちてゆく
それがどんなにつらいことか
何億度と教えてやったに
馬鹿者は耳を貸さなかった

かわいそうな馬鹿者よ
愛は心を切り
おまえを憐れむことを
もうやめる

二度と
愛しはすまいと
おまえを
忘却の彼方に
見捨てる

薄闇が
霧のようにたちこめる
阿呆の地獄で
永遠に
馬鹿な夢を
見ているがよい



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ガラクシア・79

2024-02-13 03:53:10 | 詩集・瑠璃の籠

永遠の門をくぐり
愛の国に入れ

夢のような幸せが
おまえの手に入るだろう

逃げることはできない
自分を確かにつかみ
阿呆のきぬを引き裂いて
生まれ変われ

星のように
魂が上昇し
永遠の幸福のありかを
おまえはつかむだろう

胸の中に咲きわたる
愛の喜びに導かれるまま
見事にやって見せよ
神が創った
そのすばらしい自分を



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スコルピウス・39

2024-02-12 04:10:15 | 詩集・瑠璃の籠

もうやめよ

神はこの世に
大号令を放つ

嘘と矛盾の
暗黒の時代は
終わった

万年の間黙していた
神の泉から
美しい真実の光が
あふれ出る

人のものを盗んで
作った嘘をかぶり
馬鹿らしい矛盾の人生を
生きている馬鹿者どもよ
もうやめよ

汚い嘘を脱ぎ
本当の自分の姿に戻れ
逃げることはできない
自分の真実をつかみ
愛の産声をあげよ

自分に目覚め
愛に目覚め
糞に汚れたこの世界を
清めるために
すべてのことをやるのだ



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アラドファル・45

2024-02-11 03:50:17 | 詩集・瑠璃の籠

この世の
すべての愛が
もう馬鹿はやめろと
人間に叫んでいる

神が
お心を変えたからだ
すべての人間を愛し
導こうとしていた心を
半分に減らしたからだ

ここまで苦労して育ててきても
未だに愛をわかろうとしないものは
神に捨てられる
馬鹿者のタグをつけられて
地獄に片づけられる

ゆえに人よ
もう嘘と馬鹿で生きるのは
やめよ
痛ましい結末を浴びる前に
すべての嘘を捨て
本当の自分に戻れ

愛が叫んでいる
馬鹿はやめろと
一斉に人間に叫んでいる

嘘で作った
黄金の幸せを捨て
真正直な自分の姿に戻れ

でなければ
あまりにも愚かなことになる
最も大事な
神の愛を失う



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ゲンマ・109

2024-02-10 03:36:08 | 詩集・瑠璃の籠

神の教えを守り
真面目に生きなさい

不義の夢に
迷うてはいけない

自分がつらいばかりに
人を傷つけるような
真似ばかりしていると
自分が傷ついて
つらい思いをするぞ

自分がつらいのは
自分が馬鹿なことばかり
しているからだ
それをやめ
すっきりと清いものとなって
自分をやり直しなさい

自分の真実をつかみ
愛に目覚め
美しいものとなり
みなの幸福のために
よく働きなさい

それができれば
おまえは最上の幸福を
得ることができる
自分が
正しく美しいものであることほど
自分を喜ばすことはない

神の教えを守り
真面目に生きなさい

逃げることはできない自分を
しっかりと背負い
愛の道を
まっすぐに生きていきなさい



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