模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「リアル・スティール」感想

2011-12-09 22:35:07 | 感想
ロボット同士のボクシングがブームとなっている近未来、元ボクサーのチャーリーは、ロボットを闇試合に出しては借金を増やす日々。
ある日、離婚した妻が死去し、11歳の息子マックスを預かることになる。

チャーリーはマックスを、親権元からの金ヅルとしか見ておらず、マックスもそんな父を軽蔑していた。

しかし、廃工場で旧式ロボット・ATOMを発見したことを切っ掛けに、二人の関係が変化していく。

このATOMは実戦用ではなくスパーリング用だが、打たれ強く、人の動きをトレースするという変わった機能を持ちます。
元ボクサーのチャーリーが、徹底的にボクシングを教え込むことで、ATOMは強力なロボットとなり、サクセスストーリーを作っていきます。
そしてマックスは、自分が知らなかったボクサーとしての父の姿を見ることになります。

この場面、ホントにジーンときてしまいます。
ATOMの設定が非常にうまく活かされていると思います。

ロボットの試合の場面は、思っていたより多く、また個性的なロボットたちがたくさん出てきて、アクション映画としても充分楽しめ、観ていて飽きません。

ストーリー全体としては、思いっきりベタな内容ですが、そのベタさが非常にいい方向でうまく表現され、観る者の心に素直にまっすぐ入ってくる、秀作です。


それにしても、ロボットを操縦して、試合で戦わせるって、ロボット好きというか男子の昔からの夢ですよね。
無性に燃えてきます。
今年ヒットしたアニメ「ダンボール戦機」も、毎週楽しみだし。
実現してほしいものです。

コメント
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