模型工房クラフトベース工房主の気まぐれ日記

仕事での模型製作や、趣味のプラモ・ガレージキットの製作過程、TVや映画の事など、気の向くままに書いています。

映画「連合艦隊司令長官・山本五十六」感想

2011-12-30 20:40:13 | 感想
真珠湾奇襲から70周年をむかえたタイミングで、山本五十六の映画が公開されました。

日独伊三国同盟を結ぶ直前から、戦死まで、山本五十六の苦悩や信念、決断の様子がしっかりと描かれた、良作でした。

しかし、期待した戦闘シーンはあまり多くないのは、日本艦船・航空機ファンとしては残念。
また、真珠湾奇襲ミッドウェー海戦は日本海軍の総力戦だったにもかかわらず、今ひとつ規模の大きさが再現されていないのも気になるところでした。
機動部隊の大艦隊、航空機の大編隊をドドーンと見せてほしかった。
NHKドラマ「坂の上の雲」の日本海海戦が、とんでもないスケールと圧倒的迫力で再現され、度肝を抜かれた直後だっただけに、どうしても比較してしまいます。

タイトルどおり山本五十六という人物を描いた作品ということでしょう。
山本が三国同盟締結、日米開戦に最後まで反対したということ、そして当時世論はほとんどが開戦を望んでいた、ということを強く伝えようとしている映画でした。

それにしても、阿部寛は映画にドラマに出まくりですね。
「坂の上の雲」でもカッコよかったし。
今回のこの映画で山口提督を好演しましたが、その前に流れた予告編で阿部寛主演映画が2本ありました。

それに香川照之も…。
確かにいい役者なんでしょうけどね。
コメント
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