細かい部分で、かなり端折られているキットですが、ピトー管を真鍮線と真鍮パイプで自作した以外は、特に手を加えることはしていません。
コレクション目的で、手のひらサイズということで、これで完成としました。
ちなみに、アンテナは実機にはありませんが、キットにはパーツが用意されており、当時の図面にもあったようです。
そこで今回は、実際には叶わなかった実戦配備型ということにして、アンテナを付け、試作機にはなにも書かれていなかった垂直尾翼に、機体番号のデカールを貼りました。
ところで、橘花は、ドイツのMe262のコピーと言う人もいるようですが、実際は参考にしたというか、足がかりにした、という方が正しいようです。
両機を比べてみると、形も大きさもかなり違います。
しかし、聞いたところでは、国産ジェットエンジンの推力が、Me262のエンジンの半分以下しかなく、機体をそのままコピーすると飛ばないので、設計しなおしたとか…。
それでも、初の国産ジェット機として日本航空史に残る、絶対コレクションに加えたい機体です。