テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

『ボトルネック奏法』第二弾だよ~(^O^)/

2012年05月08日 | 日記
今回はボトルネック奏法の第二弾なのだ

何でも知っている楽器屋のお兄さんに質問してみたのだ

「ボトルネック奏法ってどんな風に弾くの?」


とくに決まったギターはないようだ

しかしながら、お約束として弦高は通常よりも高くセッティングすることが多いそうだ

ボトルをスライドさせることが主力なので何となく分かるような気がする・・


あとはチューニングだが・・

通常のレギュラーチューニングでメロディを追いかけるパターン

オープンチューニングで和音を活用するパターンに大別されるようだ


オープンチューニングで使うには『専用のギター』が欲しくなってしまう

またまた、『買い物の虫』がウズウズし始めたのだ


これで打ち止めと思っていたのだが・・・

アリアやストラトのチューニングを変えて使っても良い気もするのだが
せっかく煮詰めたセッティングが狂うのが嫌なのだ


買うならば『テレキャスター』と決めているのだ



テレキャスターにもハムを搭載したパワフルなモデルや裏側にコンター加工を施した現代版もある

個人的にはシンプルな定番モデルを狙っているのだ

ジェフベックの影響がかなり大きいと思う





楽器店のお兄さんはかなりのテレマニアで数本所有しているらしい


「テレキャスターってあまり馴染みがないんだけど・・」

「魅力って何? キンキンしてるイメージがあるけど・・」


ギターの歴史的にはストラトの前に開発されたモデルという事になる

テレキャスターの使い難い部分を改良したのがストラトという位置づけなのだ

双方の音色はかなり似ているようだ

「どちらもシングルですけど・・テレは高音域が強調されますね」

「でもトーンを絞れば甘い音も出せるんですよ・・イイ音ですよ」


ここで言う『イイ音』とはお兄さんが所有しているUSA製のテレキャスターの事なのだ

形だけを似せて作っているその他のコピーモデルとは違うような気がする

ボディ材に『アッシュ』という目の詰まった硬い木を使っているのも特徴なのだ

あえてアルダーを使う場合もあるようだが基本的にはアッシュを用いることが多いようだ


過去の私は・・

『ボディの材料なんてあまり関係ないんじゃない?』

という思い込みをしていた


音を決定づけるのはピックアップだと信じ込んでいたのだ

知らないとは恐ろしいことだと思う


楽器店でもマニアックな部類に属する仲良しのお兄さんに
出会っていなかったら今でも変わっていない気がする


財布と相談しながらもう少し研究してみたいと考えている

衝動買いをしなくなっただけでもマシだと思うのだ


練習用ということで万能なアリアを専用機として使用している

お兄さんから指摘された弦高だが・・・

私の場合はペタペタではないが低い方だと思う

スライドプレイの為に煮詰めたセッティングを変更するつもりはないのだ


現状で最高のプレイを心がけることを目指したい

ギターは微妙なもので弦高を変化させただけでネックやピッチに影響を与えるのだ

使用頻度からいえばボトルネックは遊びなのだ


とりあえず、オープンチューニングは見送っている

通常のレギュラーでメロディを追いかけるところから始めてみようと思う

いつものように見よう見真似なのだ


おそらく、巻き弦ではなくツルツルのプレーン弦を多用するのだと思う

何となくスライドの時にノイズが出難い感じがするのだが・・・


購入したボトルネックをよくよく眺めてみると色々な発見があった



表面のコーティングはかなり特殊なのだ

単なるメッキ処理とは異なるようだ


とにかく同じ金属である弦との抵抗を低減する素材になっているようだ

指を入れる内側も滑り止めのような加工が施されている


廃材の鉄パイプをカットして自作しようかな?

と思っていたこともあったのだが・・・


やはり『製品』は素晴らしいと思う



基本的に筒をスライドさせるのでとにかく『ミュート』がキモになってくると思う

ミュートがしっかり出来ていないとノイズまみれの聴き難い音になってしまう

この辺りはすでに他の奏法でそれなりにマスターしているので楽なのだ


結局、すべては『基本の応用』だといえる

究極的にはジェフの指弾きもアコギのアルペジオの応用だと思うのだ


いきなりエレキ(ピック弾き)からギターを始めた人には馴染みがないと思う

私の場合には中学生の頃にアコギを弾いていたのだ


良くあるパターンなのだ

まさに正常進化だと思う


エレキに転向した時にはアコギよりもエレキの方が難しいと思い込んでいた

現在はまったく畑違いの楽器(音楽)であるという認識が強いのだ

どちらが上ということはないような気がする


しかしながら、これからギターを始めてみたい人

あるいはギターを極めてみたいと考える人は両方をマスターした方が良いかも?


三大ギタリストの一人であるクラプトンをイメージしていただきたい

ジミーペイジもレコーディングにはかなりの頻度でアコギを使うのだ



脱線しそうなので・・・



少しだけボトルネックを弾いてみて気付いたのだが・・・

通常のレギュラーチューニングでも和音の移動はいけるようだ

コードにも色々な押さえ方がある


メジャーコードのDをイメージしていただきたい

4弦開放をルートにしたローポジ以外にも幾つも押さえ方がある

次にメジャーな押さえ方は5フレットをバレーにしたポジションだと思う


この考え方をボトルネックに応用してみた

それっぽくなれば、何でも取り入れるのが私流なのだ

ブリッジ側にスライドさせればD、E、F、G、A・・・というように色々なボイシングが作れる


ある意味では開放弦が何かのコードになっているオープンコードに近い発想なのだ

ボトルを付けていない指では通常の演奏も可能なのだ(かなり指が混乱するが・・)



いつものように長々と書いてしまったが・・・

実際に上記の内容を『音』にしてみたので聴いていただきたい

私が大好きなブルース調で弾いてみた

BR-80で作ったのだ

ベースの音も確認できると思うがギターなのだ



使用ギターはアリアなのだ

ピックアップはフロントをタップで並列にして使っている

余談だが・・シングルを二個並べるとかなり厚い音になるのだ

音色はフェンダーのツインリバーブの歪みを増やしたセッティングなのだ

ブースターとコンプを深めにかけている






とりあえず、遊びながらボトルネックの雰囲気をつかんでいる状況なのだ

定番のアイテムだがかなり遊べるというのが私の感想なのだ

ギター弾きの人は一つ持っていても損はないと思う


ギター仲間に差をつけることができるのだ

ある意味『隙間狙い』もギター弾きの知恵だと思う



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