テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

zoomG3とG2Nuを逆に接続してみた結果は・・?

2012年06月08日 | 日記
昨日は急いで書いていたので文章に一部誤りがあったのだ

音楽や楽器に詳しい読者の皆さんはお気づきだと思うが・・

すでに訂正済みなのだ


G3のエフェクトは120種類くらいあるのだ

歪み系、空間系、リバーブ系などを一つのカテゴリとして考えているようだ

基本的には横に3個しか接続できないのだが・・・

これらを組み合わせればかなり面白いサウンドが作れると思う


基本的に私が求めているのは・・

”生々しいアンプの鳴り”なのでこれで十分だといえる


以前にもお話したがG3とG2を連結して音を作っているのだ

G3で音を作りG2で音を広げるというセッティングで落ちついていたのだが少々疑問が湧いてきた


G3のディレイやリバーブもかなり優れモノなのだ

当たり前だが後継機種だけに空間系もG2よりも改良されている印象を受けた

実際にG3単体でディレイを複数使ったプリセットパッチも捨て難いのだ


エフェクターの流れとしては途中でどんなに良い音を作ったとしても
最終段階で接続したエフェクトの個性が色濃く反映されるのだ

つまり、G3でディレイを駆使した音(ステレオに広げるなど)を作ってもG2の音になってしまう


単純な事だがここに気付いたのだ


改めて、音の組み立てを頭の中で整理してみたのだ

G3の中で歪み系エフェクト+アンプヘッド+キャビネットという組み合わせを完結させようとしていたのだが・・

柔軟に考えてみればG2に歪み系エフェクトを任せてしまっても良いと思えるようになってきたのだ


実際のアンプを鳴らす場合にもアンプのルーティングや直前にオーバードライブなどを接続するのだが
この場合の歪み系の役割は音に厚みや個性をプラスするという地味な感じなのだ



極論を言ってしまえば何でも構わないと思うのだ

もちろん、機種によってそれなりに音に変化は見られるがアンプヘッドほどの主張はない


軽く歪み成分を付加するという使い方が正しいのだ


実際にG3とG2の歪み系エフェクトの音を単体で聴き比べてみれば歴然の差を感じるが
アンプの前に接続するとあまり違いが感じられないのだ

これもエフェクターの不思議な部分だと思う



機器の配列は変えずにケーブルの順序だけを変更してみたのだ


以前はギター→ワウ→G3→G2だった

今度はギター→ワウ→G2→G3なのだ


僅かな違いに感じるかもしれないが・・

私にとっては『大きな発見』だったのだ





前側に接続したG2を『バイパス』させればG3単体で使用することも可能なのだ

入力のケーブルをG3のインプットに直結しても同じ効果が得られる

ノイズや音の劣化だがバイパス状態でも変わらない・・というのが私の印象なのだ


歪み系+アンプという組み合わせの最大の敵は『ノイズ』なのだ

プロの現場ではノイズゲートを使用する事は少ないと聞く

一長一短な部分がある


ノイズは軽減できるが音の減衰に違和感が残る場合があるのだ

プロの場合には無音状態のノイズを編集作業でカットするようだ

これは私のcubaseでも可能な作業なのだ


まぁ、素人音楽ではそこまでリアリティに拘らなくても良い気がする

そもそも、本物のアンプをマイク録りなどしていないのだから・・・


・・という事で私はノイズ軽減の為にノイズゲートというエフェクトを積極的に使っているのだ

問題はノイズゲートを何処に配置するか?なのだ


以前は三個しかなパッチの一つを使ってG3にセットしていたのだが・・・

今回配列を変更した事でG2で使えるようになったのだ


基本的なセッティングの一例だが・・

G2でコンプ、ノイズゲート、歪み系エフェクト

G3でアンプヘッド、アンプキャビネット、空間系という感じなのだ


不思議な事に逆の接続(G3を前側)よりもノイズが軽減されるのだ


アイディア次第ではかなり面白い音が作れると思う

場合によってはディレイを5個並べることも可能なのだ

5個はやり過ぎかもしれないが2個接続は常識のセッティングなのだ

ディレイタイムを微妙にコントロールする事でかなり不思議な空間が演出できる


スティーブヴァイなどが得意とする技の一つなのだ

かなり変態系?のエフェクトも多いのでこれらをディレイで調理しても面白いかも?


ゴチャゴチャと書いてしまったが・・・

私の言いたいことがご理解いただけただろうか?


要するに音の出口をG3にしたという事なのだ

この効果はこれからどんどんとご紹介する予定の曲でご確認いただきたいと思う


文章だけでは分かり難いと思うので簡単な音源を作ってみた


バンドがスタジオでジャムっているような雰囲気で弾いてみた

G3のショートリバーブを仕上げてみたのだが弾いていて気持ちが良い







ギターらしからぬ?不思議な音を作ってみた

スティーブヴァイには遠く及ばないが・・こんな音も出せるのだ




共にストラトを使ってみた


機器の接続順を変更するだけでも音と使い勝手が変わるのは小さな発見だった

無駄な出費をしなかったのも今回は上出来だと思う

今後も楽しい音を求めて研究していきたいと考えているところなのだ



余談が・・

プロが弾くストラトの迫力あるサウンドからかなりインスパイヤされたのだ

今さらだが・・ストラトの可能性を感じたのだ

久しぶりに良い経験をしたと思う






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