テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

高級ギターケーブルで音は良くなるのか・・?

2013年09月28日 | 日記
先日、久々にギターケーブルを買い足したのだ



『LiveLine』という定番ブランドの上級モデルなのだ


一昔前まではカナレという定番のケーブルを使っていたのだ

最近は楽器店の勧めで『LiveLine』というライバルメーカーの低価格帯モデルに乗り換えたのだ



一部のギターに若干のガリノイズが出始めたので『接点復活剤』も同時に購入したのだ

ホームセンターの定番潤滑剤で代用している人も多いと思うが・・・

ギター用に特化した商品の方が効果が実感できるのだ

このサイズで1000円前後の価格は少々お高い気もするが効果のほどは期待できるのだ



このようなジャック部分やスイッチ部分に使用するのだ



今まではケーブルの存在を『ないがしろ』にしていた感が否めない


「ケーブルなんてどれも一緒じゃない?」


数年前までは新品ギターに付属しているケーブルを使っていたのだ

楽器店のお兄さん達との会話で間違いに気付いたのだ

「え~ オマケのケーブルで弾いているんですか?」

「ダメですよ~ あれはお試しっていうか・・ダメです」


そんなにダメなのだろうか?


すでにcubaseをギターライフに導入していた頃の話なのだ

使用機材はzoomの低価格帯のマルチだったと記憶している・・


そもそも、比較の対象が無かったのだ

世の中の多くには

『これが一番!』

という感じで使われているものが少なくないと思える


ギターケーブルも然りなのだ

場合によればギターにもいえるかもしれない


上級機種のギターに触れたことがない人ならば自分のギターとの違いを実感できないのだ


”知らない方が幸せ・・”

ということもあるのだ


私や楽器店のお兄さん達のように『散財』することもないのだ

まぁ、この世に『素晴らしい物』がある事を知らない事も不幸ではなるが・・


どちらが良いのだろうか?



話をケーブルに戻そう・・



今回のケーブルは日本製なのだ


アイバニーズ&トーカイのギターで『日本製』に非常に良い印象を抱いているのだ

職人さんが手作業で丁寧にハンダ付けしている製品らしい


構造的には同メーカーの低価格帯のモデルよりも
細い線を多く用いることで強度を稼いでいるという謳い文句なのだ


売りは『ピュアな音』らしい


実はケーブルにも個性があるらしいのだ

「モンスターケーブルなんか個性的な音ですよ」

「なんかコンプがかかった音っていうか・・・」


上級ケーブルの初心者である私には個性的な音よりも脚色のない純粋な音の方が良いと思うのだ

さらには同社の低価格帯のケーブルも使用しているので音の違いが実感できると思ったのだ


結論的には大正解だった

「え~ ケーブルでこんなに音が良くなるの?」

という感じなのだ


もちろん、クリーンの音にエフェクトをかけたような効果ではない

当たり前だが・・・


耳が良い人ならば初心者でも実感できる音の密度を感じるのだ


同じ条件で3本のケーブルを入れ替えながら音の変化を楽しんでいたのだ



緑色のケーブルなのだ


ケーブル保護の為に麻の袋が付属していた

この辺りの心遣いが『日本品質』なのだ



機会があったら、もっと高価なケーブルにも挑戦してみたいと考えているのだ




話は変わるが・・

先日もお話したようにピックアップ交換を検討しているのだ



低価格帯のギターだけに現状維持というのが良い気もするが・・・



アリアという好例があるだけにピックアップ交換の期待度も大きいのだ





ピックアップ交換の効果に半信半疑という人も多いと思う

「お金をかけただけの効果があるの?」

「そんなに音が良くなるの?」 


音は劇的に変化する

しかしながら、それが目的の音であるかは定かではない


楽器に熟知しているリペアマンですら結果を予測できない世界観なのだ

非常に奥が深い世界らしい


数万円の出費にも関わらず効果が薄いという場合も稀にあるのだ

『化け度』は低価格帯のギターの方が大きいと言われている


元のパーツ代が抑えられているからなのだ

もちろんクオリティを追求するならば他のパーツの交換も必要になってくる


実際のところ、ギター弄りには終わりがないのだ


安ギターに大金をつぎ込むならば、最初から良いギターを買えばいいという人もいる


アリアのピックアップ選びはかなり慎重に行ったのだ

お兄さんにも相談してみたのだ

「ギターって個体差がありますから・・ネットの意見は参考になりませんね」

「実際に積んでみないと分からないことが多いですよね・・・」

「でも、数値からおおよそのスペックは分析できますけどね」


ギターの重量などを計測してもらうほど入念に話を進めたのだ

ポイントとしてボディ材とボディの重量というのは大きいらしい


結果としてフロントとリアにダンカンをセレクトしたのだ






オープンタイプというと『パワフル』という印象を持つ人が多いが・・・

実際には色々なタイプがあるようだ


私はストラトの分離が良いシングルを基準に選んだのだ

パワフルというよりはむしろ非力なピックアップをチョイスしたのだ


それでも歪ませれば相当に伸びやかな音がするが・・

ボリュームやトーンを絞った時が重要だと思うのだ


グラスのレスポールの不満な点は其処にあるのだ



歪みはかなり使える音がするのだ


クリーンやクランチの音色に色気がないのだ

まぁ、購入当初よりは鳴るようになってきたが・・・



根本的な音の傾向が変化するわけではないのだ

色々と調べてみたのだが・・・


低価格帯のピックアップの弱点の一つでもあるのだ

「何となく良さそう・・」

と感じさせるテクなのだ


ロックが好きな初心者ならば特に問題はないと思う

むしろ社外の繊細なピックアップよりも音作りが容易だといえる


アリアもボディがマホガニーなのでレスポールタイプと音の傾向が似ているのだ



それ故にグラスのレスポールの音質向上に期待してしまうのだ


実際のところ、前後のピックアップ交換(正規輸入品)で本体価格になってしまうのだ

楽器店のお兄さんは反対しているのだ



「でも、お客さんの中には1万円のギターに6万円のカスタム費用をかけた人もいますよ」

「実際に僕もそんな時期がありましたよ・・ 今は良いギターを買っちゃいますけどね」


安ギターをカスタムする・・

オリジナルのギターを作り上げる・・・


お金を出せば誰でも購入できる吊るしのギターとは異なる世界なのだ



グラスのレスポール改造で何となくモヤモヤしている一方で・・・

「他のギターの使用頻度が下がっちゃうかな・・?」

という懸念もあるのだ



特にレスポールの音質を向上せなくても使えるギターはあるのだ



フレットがペタペタに減りかけた時に一度は手放しかけたアリアなのだ


フレット交換と2個のピックアップ交換で購入金額を越えているのだ




悩ましいところなのだ



ネットで調べているうちに『スラッシュモデル』を見つけたのだ



「ガンズのスラッシュか・・カッコいいギターだなぁ・・・」


この画像を見るまではレスポールタイプのピックアップは『カバード派』だったのだが・・

ゼブラのオープンタイプが気になりだしてしまったのだ


ハットタイプのノブも魅力的なのだ

このタイプのノブはインチ対応しかないらしい


私のポットはミリ規格なのだ

ポットの交換をするしか手はないのだ


ポットの交換にはボディ側に若干の加工が必要なのだ


ピックアップも

”なんちゃってスラッシュ・・”

ならば秋葉原辺りのパーツ店で格安で入手できるのだ


実際の音は知らないが・・・

すべてを交換しても1万円で十分にお釣りがくるのだ

「見た目だけですか・・? どんなものかなぁ・・・」


いつものお兄さんは不思議そうな顔をしているのだ

「ルックスも重要ですけど・・ギターって音でしょ?」

「下手をすると今よりも納得できない音になるかも?」


安ギターのカスタムには精神的な葛藤があるのだ

経済的な部分というよりは精神論なのだ

「勿体ないんじゃない?」


という他人の意見に芯がブレてしまうことも多々あるのだ


それを押し通すと『痛い人』になってしまうのだ


まぁ、自分が納得していればそれで良いのだが・・・


私も読者の皆さんと同様に検索好きなのだが・・・

ネットで色々なレスポールに出会うのだ







ピックガードにカスタムショップ製のプレートが光る高級品だが・・


こんな画像を見ると

「カバードタイプのピックアップが似合うかな?」

「ツマミも今のままでカッコいいかな・・・?」


またまたブレてしまうのだ


まぁ、こんな感じでイメージを膨らませながら楽しんでいるのだ



当初は

”ボブレンの高級ケースを埋めるギター・・”

という飾り的な意味合いで購入した安ギターなのだが凝り性故にこんな感じになってしまうのだ



ストラト、アイバニーズ、トーカイなど、

そこそこのギターを手に入れた私がグラスのレスポールタイプ・・というのが不思議らしい

「何でグラスルーツなんですか?」

良く質問されるのだ


良いギターを手に入れても

”安ギターの美学・・”

は捨て難いのだ


軽自動車が一台購入できるような高級ギターと同じ土俵(音楽を演奏する)で勝負している潔さが好きなのだ

「オモチャギターですけど・・飾りに毛が生えたくらいですけど」

などとメーカーは言っていない


立派なギターとして市場に自信を持って投入しているのだ


ネット上で一部の人々が安ギターを酷評しているだけなのだ

どれほどの耳と演奏力を持っているのだろうか?


一度で良いから彼らの演奏を聴いてみたいと思うのだ


安ギターで高級ギターを越える演奏が実現できた瞬間が一番カッコいいのだ

逆に人も羨むような高級ギターを手にしながら、コードストロークとペンタに終始しているようでは恥ずかしい


まぁ、ギター好きの多くは

『マテリアルおたく』である事が多いのも事実なのだ


楽器店に集う常連さんにもこんなタイプが多いのだ

まぁ、弾いても眺めても本人が楽しんでいれば口出しの余地はないが・・・



長くなったが・・

今回は簡単な音源を付けてみたのだ


新規ケーブルの実力と社外のピックアップの繊細さを実感していただこうと思うのだ

アリアを使用して指弾きしているのだ


ジミーペイジが愛用した『変則チューニング』なのだ

アーム付きは音程が狂うかな?と思ったのだが・・・

激しいチョーキングやアーミングをしなければ大丈夫なようだ



フロントをシングルの直列+センターシングルという組み合わせなのだ

トーンとボリュームは共に5程度なのだ


先にも述べたが・・

この辺りの音の艶がギターとして重要だと思うのだ

多機能なギターは一本持っていると何かと便利なのだ


一本でストラトからレスポールのような事まで何でもOKなのだ

中途半端なギターと言われているが・・・


個人的にはこんなギターが大好きなのだ

アイバニーズもピックアップのレイアウトは似ているが自由度は低いのだ

歪み系のエフェクトの乗りは一番良い!


一長一短なのだ



演奏的には導入分はボトルを使ってスライドしているのだ

ディレイがかかっているように感じる人も多いと思うが使用していないのだ


一本のトラックを後処理でわずかにタイムラインを前後にズラしているのだ

往年のテープエコーの原理を応用してみたのだ


ディレイとは異なった雰囲気が演出できたと思う


まったくのアドリブなので途中に微妙な部分も多々あるが・・

ご了承願いたい






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