テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

アコギとレスポールでツェッペリン風に弾いてみた・・

2013年09月29日 | 日記
昨日も大変多くの方々にご訪問いただき嬉しく思うのだ


楽器店のお兄さん達は諦めムード一色なのだ

「最近はあまりギターの人気がないですからね・・・」

ギターに流行り廃りがあるのだろうか?


確かに最近は『ギターヒーロー』が不在な感じがしているのだ

ギターを弾いている若者に話の流れで質問してみることがあるのだ

「ギタリストで誰が好きなの? どんな曲をコピーしているの?」

返ってくる答えの大半が『歌モノバンド』なのだ


ギタリストも特にソロに特化する事もなくボーカルの後ろでカッティング(ストローク?)
するような音楽が好きだという

誤解を恐れずに書くならば・・

この傾倒のバンドは各楽器が非常に楽なのだ

特にギターの場合、単純なコードを押さえてそれっぽく踊っていればカッコ良く決まってしまうのだ


演奏力というよりはビジュアル重視なのだ


読者の皆さんの知人や友人にもこのような・・

”今風?のバンド・・”

はいないだろうか?


私が若い頃はギタリストの負担が大きかった気がする

何故か?


それは巧みな演奏を披露するギターヒーローが多数存在していたからなのだ

オリジナルの楽曲など作る知識もテクもなかった時代だけに

音楽(楽器)を楽しむのはコピーという事になるのだ


できるだけシンプルな形態、ギターソロに速弾きが少ない楽曲を選んでいたのだ

それでもギターソロが存在しないような楽曲は無かったきがする


歌謡曲でさえ間奏では当たり前のようにギターソロが入っていたのだ


まぁ、そんな事を言っても音楽にも時代の流れがあるのだと思うが・・・

難しいギター(ソロ)をマスターする為にはある程度の根気ある練習が不可欠なのだ


趣味とは言いながらもそこには『努力』や『忍耐』が存在する

ギターもロック系になるとある意味体育会系の乗りなのだ


ザックワイルドやジョン・ペトルーシの丸太のような二の腕を想像していただきたい




話は変わるが・・

今回は実験的な試みも含めて試作曲を作ってみたのだ

久々にアコギを録音してみたのだ


読者の中にもアコギ好きが多いと思う

「最近はアコギを使った曲がないね~」

「もしや? また売っちゃったの・・?」

などと想像していた方もいるのでは?



実は弾くのは一番簡単なアコギも録音となると少々手間がかかってしまうのだ

週に数回は必ず弾くように心がけているのだ



木製ボディのギターの音色を良くする方法の一つなのだ



ペチペチと撫でるように弾いていたのでは意味がない

ナット、弦、サドルが振動するように意識することが重要なのだ

エレキの場合にも同様なのだ

エレキの場合には優しく弾いた状態でクリーン・・
そのままの状態でピッキングだけで歪ませるイメージなのだ

このテクをマスターするだけで10倍はギターが歌うようになるのだ


この部分を意識ないままに中級レベルに到達したと思っている人が多い気がする

それなりに速弾きなど器用にこなすが・・・音に腰と艶がないのだ

それに気付き悩んでいるタイプはマシだと思うが・・・

「俺って超上手いぜ~♪」というケースが多々ある


最近の私は速弾きよりもギターを歌わせることに尽力しているのだ

「基本だよ・・」と言われてしまえばそれまでだが・・・


それに気付けた事は良かったと思っているのだ

演奏面で誇れる部分は少ないが自信がある部分があるのだ


音選びのセンス・・なのだ

素人の遊びなので理論というよりは感覚で弾いているのだ

「この和音ってキレイだなぁ・・」

「次の音はこんな感じがいいかな?」

という積み重ねが私のプレイの真骨頂なのだ


和音がキレイに聴こえる為の必須条件には二つある

ギターのイントネーションが正しい事!

鳴るギターを使う事!


特に後者は個体差以上に弾き手によるところが大きい

どんな高級ギターも新品の時には鳴らないものなのだ


楽器店の試奏で良くみかける光景・・

「すげ~このギターって鳴りがいいですね~」

売れ残って数年も経過したギターならばあり得るが・・・

基本的にそんなに古いギターを楽器店はストック(陳列)しないのが常なのだ

つまりは数週間前、長くても一カ月程度前に箱から出されたギターなのだ


いわゆる『音の入力』が足りない状態なのだ


私の自慢は我が家にやって来たギターは必ず鳴るようになるのだ

これには楽器店のお兄さんも驚いているのだ

「どんな魔法を使っているんですか?」

お世辞もあるだろうが・・満更でもない様子なのだ


特に変わったことはしていない

適正なメンテ後に只管弾き続けるだけの事なのだ


車の慣らし運転(最近は不要?)のような感じなのだ

初日からガンガンにカッティングやストロークをする事は少ない

様子を見ながら徐々に加速していくというのが私流なのだ


その際に音のデッドポイントを見つけることもあるのだ

つまり、その部分だけ鳴りが悪いのだ

フレットの馴染み不足が原因である場合が多い


次回からはその付近を重点的に攻める?のだ

私が言っている言葉の意味が何となく理解できる初心者は今後伸びる可能性が大なのだ


逆に何年もギターを弾いている人で・・

「コイツ何言ってるの?」

などと思った人は残念ながら此処までなのだ


他人の言葉に耳を傾ける真摯な態度こそがマンネリ打破の特効薬なのだ

私の場合には相手が初心者でも良い意見には耳を傾けることが多い

初心に大切なものが隠れている事も多々あるのだ


またまた熱くなって脱線してしまった・・・

ギターの話になるといつもこんな感じなのだ


アコギのペグはグローバー製なのだ



低価格帯のペグにも採用されているようだが・・・

中には粗悪な品やコピー品も少なくないとお兄さんが言っていた

「まぁ、基本的に高級品ですから・・・」

「本体価格が安いギターには原価的に難しいですよね」

「最近はコピー技術が発達してますからね・・困ったものです」


まぁ、格安の値段で購入できることでお客さんも大満足なのだ

楽器店がコピー品の横行に困ることもない気もするのだ


まぁ、ピックアップなど正規品を仕入れているお店は困っているらしいが・・

外観だけで見分けることは販売のプロにも難しいらしい


私のアコギはエレアコなのだが・・

外でアンプに繋ぐ機会は少ないが自宅での録音で重宝しているのだ


非常に高品質なプリアンプなのだ

省電力というのも面倒がなくて助かるのだ

すでに予備のボタン電池を用意しているがまだ出番がない状態なのだ



先に・・

”今回は実験的試みを・・”

と述べたが前回ご紹介した高品質なケーブルのテストなのだ



プラグ部分はスイッチクラフト製なのだ

ヴィンテージ風の塗装も洒落ているのだ



グラスの安レスポールだが・・・



思った以上に大当たりだった気がする


もちろん低価格帯のギターの範疇の話だが・・

すべてにおいて高品質のトーカイのような上級モデルには遠く及ばない


この辺りの区別が明確でなければ高額のギターを購入する意味がなくなってしまうのだ

ちなみに少々勘違いしている人も多いと聞いているので改造についてちょっとだけ・・


上級グレードと同じピックアップ(ポットうコンデンサーetc・・)を取り付ければ同じ音
になると思っている人は意外に多いようだ

自動車に例えるならばピックアップがエンジンならばギターのボディは自動車のボディという事になる

特にこれ以上は説明の意味もないと思うが・・・

そういう事なのだ


巷では一部のマニアを中心にレリック加工のギターが注目されているが・・

新品のギターにいくらキズをつけてもシーズニングが進行しているヴィンテージの音にはならないという事なのだ



私のレスポールだが・・

さらに良い音を追求する為にピックアップの交換を検討しているのだ




当初はルックス重視と言う事でデフォルトと同程度のピックアップを考えていたのだ

おそらく市場価格で5000円未満だと思う


この価格帯では交換しても音質向上は望めない

やはり一基で1万円超えになってしまうと思うのだ


オープンタイプならば交換のついでに『タップ機能』を付加しようと考えているのだ

これらのスイッチ類も交換が必要になるのだ


概算だがこれらの総額で本体の購入金額に達してしまうのだ

愛着があるギターに購入金額の何倍もかける人もいるようだ


実際に私のアリアも購入金額と同等の金額でカスタムしているのだ(フレット交換含む)


「もう少し弾き込んでから決めるかな?」

「気のせいか音も少し良くなっているかな?」


ルックスに関してもカバードタイプのピックアップも捨て難い気もしてきたのだ



これはこれで美しいとも思える



読者の中には・・

「どっちやねん? 交換するの?」

と思っている人も多いと思う


こんな些細な事で悩んでみたりするのも実は楽しかったりするのだ


今回はブログタイトルの通り、アコギと安レスポールのコラボということで曲を作ったのだ

最近の私に欠かせないのが『ボトルネック』なのだ




ブルースというイメージがあるが・・

アイディアしだいで色々と使えるので未経験の人はお試しいただきたい


こんな所からギターライフの活路が見出せることもあるのだ

基本はオープンチューニングだがレギュラーでも遊べるのだ


この手の小物は購入してみたものの引き出しの中で眠っている・・

こんな人が実際には多いようだ


練習不足というよりはアイディア不足なのだと思う


スライドプレイは音程が曖昧なだけに基本的なポジションはしっかり調整しておくべきなのだ




レスポールタイプの人でオクターブ調整が決まらない人は是非とも駒の向きを変更してみていただきたい

個人的には互い違いよりも整然としていて気持ちが良いのだ


ギターの音色は最終部分(マルチやアンプ)の調整で何とかなる場合もあるのだ



逆にどんなに良いギターを購入しても音作りや目的の音がブレている人はカッコいい音が出せないのだ


最近は使用頻度も低くなってしまったがzoomも音作りに取り入れていく予定なのだ

”使えるものは何でもつかう・・”

が私流なのだ


理論的に音作りを理解しても左右の指先が自在に動かせなければ
やはり良い音は出ない


楽器は簡単だが極めれば非常に奥深いのだ



楽曲の構成について少々ご説明したい

アコギやウクレレの録音の必須アイテムzoomA3というアンプシュミレーターなのだ



ライン入力とマイク入力に対応しているのが本格的なのだ


マイクは素の音を録音してラインにはリバーブなどのエフェクト処理をしているのだ

その音をミックスしているのだ

格安ケーブルを使っていた時にはライン入力の音が籠っていたのだ

イコライザーで無理やりハイ側を強調していたのだ


ケーブルを交換してからはエレキと同様にごく自然に中音域と高音域が出るようになったのだ

音響的な理屈は知らないが・・気のせいではない気がする


ある意味では誰でも出来る気軽なチューナップだといえるのだ


レスポールの音は前回アリアでご紹介したパッチと設定は一緒なのだ

是非とも聴き比べていただきたい

この違いがギター(ピックアップ)の違いという事なのだ


ちなみにフロントピックアップを使っているのだ

トーンとボリュームは4程度なのだ


ピックアップの高さは美味しい部分を探しつつ、いまだ試行錯誤しているのだ

現状ではリアは標準、フロントはエスカッションと同じくらいの高さでニュアンス重視のセッティングなのだ


楽器店のお兄さんによると、どんなギターでも『美味しい領域』というものがあるそうだ

高級なギターやピックアップは使える領域が広いという事なのだ


一方、格安のギターはそのレンジが非常に狭いという事になると思う

メーカー出荷時の調整、あるいは楽器店の調整が完璧だと思っている人も少なくない



間違ってはいないが・・

いわゆる『万人向け』なのだ


音質面でも演奏面でもさらなる高見を目指す人は万人向けではダメなのだ

ギターやアンプが変わっても常に自分好みのセッティングが
出せるように準備できれば尚良いと思う





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする