昨日のブログ訪問者数は1,368人だった
ご訪問いただいている多くの読者の皆さんに感謝!
読者の皆さんは夏休みをどのように過ごしているのだろうか?
巷ではUターンラッシュが始まっているようだ
ちなみにお隣のご家族は今日から旅行に出かけるという
ショートにはなるがそれも賢明な選択に思える
楽しみ方は千差万別ということ
私もボチボチとギターを弾いている
目的もなくダラダラと弾く(触る?)のは嫌いなのだ
趣味なれどそれなりに目的意識を持ちたいと思っているのだ
先日、ネックが反ったドラゴンテレキャスも順調なのだ
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弾いていて楽しく奥深いテレキャスなのだ
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細部に渡ってペイジ氏が徹底的に監修しているという
ジャキジャキ系のテレキャスとは区別したい
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重すぎて外に持ち出す機会は皆無だが雰囲気は満点なのだ
私の世代にとってはブランドが刻印されたハードケースは憧れだった
まぁ、このケースもブログの撮影用になっているが・・
現代的なストラトの軽量ハードケースとは違った意味で価値がある
やはり外に持ち出す時にはギグバッグが良い
因みに修理や改造などを依頼する際にはハードケースに入れて手渡す
面白いものでネックは修正後にも少し動くことが大きい
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その辺りを計算して修正できれば脱初心者だといえる
とにかく手持ちのギターを熟知すべし!
本数が多くなれば気が散る
私の能力では数本が限界だと感じる
現在はエレキ三本、アコギ三本、ベースとウクレレ
この程度ならば万全に管理が出来る自信があるのだ
周辺機器も不必要に手を広げないように注意している
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購入と手放す際にはそれなりに熟考しているのだ
冷静になって考えれば見えてくる事も多いと思う
ギターばかりにウエイトを置く人が多いが大事なことはアウトプット
特にアンプに占める割合は大きいように感じる
読者の中に自宅で真空管アンプをフルアップさせることができる方はいるだろうか?
以前に小型の真空管アンプを鳴らす為に密閉のボックスを自作した
「俺って何やってるんだ?」
冷静になったらアホ臭くなってきた
せっかくの出音を封じ込めようとしている自分がいる
密閉した箱の中にマイクを突っ込んでレコーディンしていた
それならばマルチで十分なのだ
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特に中級クラス以上のマシンでは詳細にマイキングを追い込める
デジモノを何でもかんでもデジ臭いという言葉で片付ける人はある意味で経験不足
実機のアンプをマイクを使ってレコーディングした経験はあるのだろうか?
私たちは日常として耳にしているギターの音はすべてマイクを通過した音
むしろ、レコーディングの現場では鼓膜が破れるほどの爆音は嫌われる
ライブでは大型のスタックアンプを使うプロもレコーディングはで小型のコンボアンプを使うことも多い
最たる好例は初期のレッドツェッペリンなのだ
ペイジ氏はスプロというブランドの歪まないアンプを使っていた
初期の歪みの音はトーンベンダーというブランドのファズの音
勿論、細部に渡り改造が施されていたというが・・
その構成は至ってシンプルそのものなのだ
「ドラゴンとエフェクターとアンプだけさ」
「弾き方を変えるだけで多彩な音が出せるのさ」
とは某インタビューでの氏の言葉
若い頃の私はとにかくエフェクター好きだった
アホみたいに連結していた
その為にボードは巨大化していた
まぁ、それが楽しい時代でもあったのだ
私が好きなギタリストは腕で聴かせるタイプが多い
ジミヘン然り、ペイジ氏もとてもシンプルなセットなのだ
そんな影響もあると思う
ドンシャリの激歪みの音からクランチ好きになっていった
クランチになることで自分の下手が見えてきた
「俺って下手だな マジで下手だよね」
録音して客観的に耳を傾けることで自分を知った
腕自慢を豪語する人は今一度、歪み量を減らしてみていただきたい
加えてギター一本で鳴らしてみていただきたい
上手いバンドは各プレイヤーが単体でも成り立つことが多い
ベースが一人で弾いていてもそれっぽく聞こえるもの
「ドラムがいないとイマイチじゃね?」
は言い訳なのだ
これはギターにも言えるのだ
常にプロの演奏をバックに弾いている人は思いきって音源をoffにしてみていただきたい
そしてその音を録音してみるのだ
MTRがなくてもスマホでも録れる
要するにやる気と探究心なのだ
ギター環境にモヤモヤしている人は自問自答してみるのも良いと思う
「俺って本当にギター好きなのか?」
答えがNOならば早急に他の趣味を見つけた方が良い
正直な話、ギター歴が長くなるほど恥をかくことになる
「へ~ギターを20年弾いてるんだ」
「何か弾いてみてよ ギター好きなんだ」
という知人の要求に満面の笑みで応えられるだろうか?
『おっしゃあ~ チャンスが来たぜ~』
と心の中で叫ぶ人もそうではない人もいると思う
「他人とか関係ないから俺は・・」
と強がる人がいるがそれは間違いなのだ
ギター弾きとして最終的には他人の前で披露すべき
それを目標に精進すべきだと思う
ライブでもネット配信でも良いと思う
仲間内のチョイ弾きでも良い
”自分が上達したか?”
他人の反応が一番だと思う
私の言葉を信じて知人の前でギターを弾いてみると良いと思う
家族でも良いと思う
知人の場合には微妙な忖度や気遣いが生じる
一方で家族の反応は良くも悪くもストレートなのだ
自分への評価が厳しい家族がプレイに納得しているならばそれなりに上達していると言えると思う
特に音楽や楽器に無頓着な人の前で演奏する度胸を身につけるべし!
楽器店も武者修行の良い場になると思う
もちろん、冷やかしではない
買い物をするという前提の話になるが・・・
人前でギターを鳴らしてみると良い
完コピとオリジナルのリックの二つが用意できれば上出来だと思う
上手い演奏の場合には背中に人の気配を感じるはず
一方、下手な演奏は閑古鳥が鳴くばかり
店員さんの冷ややかな視線も痛い
楽器店という世界も面白いもので買い物をするお客さんだけが珍重されるわけではない
上手いプレイヤーも好待遇というケースが多い
楽器店の店員さんも広義の意味ではプレイヤーなのだ
ギターが好きでギター上達を目指す一人なのだ
若い世代の店員さんの前では6音スィープ奏法などをサラッと披露する
中年の店員さんの前では激渋の指弾きブルースを披露してみるのだ
読者の皆さんが達者ならば是非ともお試しいただきたい
余談だが楽器を試奏する場合には本気で購入を考えるべき
楽器店での失礼で非常識な立ち居振る舞いは自分に返ってくる
天に吐いた唾は自分に降りかかるということ
意識が低いギター弾きが増えればギター界の質が低下する
まさにこの一言に尽きる
メーカー側も誰に向けて発信すれば良いのか?
混迷の時代なのだ
”お金を持っているギターが上手い中高年が値段が高いギターを買う・・”
サラッと言っているが現代においては難題なのだ
高額なマルチをリリースするもターゲットが不在
ギターも同様なのだ
ギターも周辺機材も高額な製品を欲しがるのは微妙な層
購入後に本来の性能の半分も引き出せない
結局、飽きて後悔してしまうのだ
場合によると八つ当たりにネットなどにその感想(レビューなど)を公開するケースも多い気がする
「評判が良かったから買ったけど・・」
「言うほど音が良くない気がするねぇ」
本当に良くないのか?
値段に見合った性能なのか?
実際に試したわけではないので私も何とも言いがたいが・・
買っただけで満足してしまう人が多いのも事実
ネットなどで簡単に購入できる時代にったという時代背景も少なからず影響していると思う
街の楽器店に足を運ぶ・・・
というプロセスが省略された
それが良い方向に向かっているのか?
それとも悪い方向なのか?
少なくとも楽器の売り買いへの意識が低下している事も事実
「レビューがいいから買っちゃうか~」
熟考することなく買った楽器は熟考することなく手放す
手放す人はまだマシだと思う
押し入れの中で何年も何十年も楽器が眠る
あえて楽器を擬人化するならば楽器は不運だと思う
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廉価ギターも上手い人に多用されれば喜ぶ
ギターはプレイヤーに弾かれる為に生まれてきたのだ
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そこまで深く考えてギターを抱えている人は少ないと思うが・・
楽器との関わりも心次第だと思う
楽器に愛情を注ぐということは眺め磨くことではない
コテコテに弾き倒すこと
フレットがゴリゴリに削れるくらいにビブラートをかける
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これ正解
弾き倒して疲れた楽器をメンテするのだ
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弾いて劣化した弦を交換するのだ
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ギターは楽し、そして深し・・・