五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

質問に答える時の傾向から

2012年04月20日 | 第2章 五感と体感
「〇さんは、今、△の事に関してどう感じていらっしゃいますか?」

と、質問したとします。

△の事に関して感じていることだけの「答え」を求めているわけですが、話しているうちに△の事よりも遠い将来の事、社会の様子に関しての話題へと移ってしまったり、ついついいつも気に掛けている事の思いが表出されたり…

たいてい、的確に答えを話してくださる方は少ないように思います。

でも、それが、傾聴の一つのポイントであるように思います。

常に気に掛けている事が、一見関係の無いような質問で言語化されていくからです。

〇さんの中に既に持っているなんらかの答えがあるはずなのに、見えてこない時は、或る程度衛星のようにグルグルと回る同じような話題を聴き取っていく必要があるようです。

グルグルと回っている中から、一つ、二つ、質問する内容は、倫理道徳に縛られない本質的な事のほうが良さそうです。

☆何のために生きているのか?

☆生き甲斐とは何か?

☆自分の心と身体と魂を大切にしているか?

信頼関係が生まれ、暫く話を聞き続ける行程の中で、このような質問をしていくと、はたと、同じことの繰り返し言葉が止まる場面に出合ったりします。

私達の心の中には大きな宇宙が広がっているのですから、自由に羽ばたきたいものです。

クリック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学」
人気blogランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする