五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

テレビに登場する掛け軸

2017年01月31日 | 第2章 五感と体感
テレビに登場する掛け軸2017年1月31日

テレビドラマや映画に登場する襖や掛け軸、紙等の表装に関するものは、登場人物の演技よりも気になります。歌舞伎の舞台を見てもどうしても掛け軸とか美術さんのお仕事の方に目が行きます。歌舞伎の舞台美術は伝統に則しており、心底勉強になります。
時代にそぐわなかったり、古いもののはずが、科学糊で仕立てた滲み一つないペラペラのものだったりすると、一気にドラマの良さが半減してしまうのです。厳しいようですが、見る人が見ると解ってしまう設えは監督や演出、美術さんの勉強の足りなさを物語ってしまうのです。
最近流石、、、と、思った最近のドラマは、「朝が来た」です。歴史ある家に見合った設えだけでなく、段々と会社の景気が良くなり、のし上がってゆく毎に床の間に掛かる掛け軸が変化してゆき、季節を配慮した設えも素敵でした。

昭和の時代の舞台の設えは、画面も粗雑なので見極めるのは難しいのですが、戦前の良さを知っているスタッフが多くいらしただけあって、とても勉強になります。
「寅さんシリーズ」は、おばちゃんのぐずっとした着物の着方から茶の間の設えまで、見ていて飽きません。
「サザエさん」の波平さんのお部屋の掛け軸は、ときどき形が間違っていたりするのですが、茶の間の窓から見える花は季節に見合って作り手の温もりを感じます。そんな時は間違っていても御愛嬌です。

掛け軸や屏風、襖を見れば、中身よりも表装の仕事に目がいくのは、手仕事に携わっている人であれば当然のことです。。。

そろそろ終わりますが、出光美術館で行われている岩佐又兵衛展で見た表装は、古いものから最近のものまで、大変勉強になりました。
表装の設えのセンスも私の好みに近く、表装手の仕事をじっくりと学ばせてもらいました。

何度も何度も職人さんの上手な仕事を美術館で見て、少しずつでも自分の頭の中に刷りこんでゆくしかありません。謙遜に精進しかあるまいな。

某CMに登場する小鼓の打ち方が持ち手と打ち手が逆だったり。時には人生の先輩方の口うるさい指摘も必要かもしれません。小姑ですみません(笑)


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受験シーズン

2017年01月30日 | 第2章 五感と体感
受験シーズン2017年1月30日

いつの頃からか、受験勉強の場所にファストフード店やカフェが利用されるようになり、最近では、「長時間のご利用はご遠慮ください」とか「お一人でのご利用は一時間半とさせていただきます」等、長居をされては商売ままならぬ店の事情がひしひしと伝わってもきます。
そんなことを書いている私も、仕事の構想を練ったりスケジュールを整理したりする時や、仕事帰りに一呼吸置き仕舞いや謡を覚えたりする時はカフェを利用しています。
街中のカフェは、場所によってではありましょうが、大きな声で話しこむ人よりも一人で黙々と何かをしている人が多いので、静まり返っている場合が多いのです。

特にセンター試験前あたりからこの時期のカフェは静まり返っています。
周囲の切迫した緊張感の受験生を感じ取るカフェは、なかなか良いものです。
さすがに中学受験や高校受験の生徒さん達は利用していませんが、家で勉強するよりも適度に人の気配がする方が、集中できるようです。
どんな勉強をしているのか興味津々なので、横目でチラチラと眺められるのもカフェの醍醐味です(笑)

2月1日からは、一気に諸々の学校の入学試験が始まります。
緊張感を持続して臨めるよう、祈るばかりです。
体調管理を配慮する保護者の方々も大変でしょうが、あれこれ言わずに静かに見守るのが一番の配慮かもしれません。

私も体調を整えながら受験シーズンを過ごしたいです。

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春節 立春

2017年01月29日 | 第2章 五感と体感
春節 立春2017年1月29日

昨日は、奈良の若草山の山焼きでした。ここからお水取り、花まつりに至るまで春を迎える行事が目白押しです。
ここ数年は、春節になると中国や台湾から観光客がやってくるニュースが報道されます。段々とこのニュースが季節を象徴する出来事となり、「ああ春節だな~」と思うようになりました。
ゴールデンウィークになるとヨーロッパにどっと押し寄せる日本人がニュースになっていたフランスのテレビを同時に思い出し、それをネタにする友人との会話も蘇ってきます。

時は変化をもたらします。
人の移動は、その国の文化と現状を表します。

その昔、中国、朝鮮半島、南方、ロシア方面から海を渡ってやってきた人々が諸々の技術や文化をもたらし、いつしか自国の文化と成り日本の個性が出来上がってきました。それは、どこの国々にも同じ事が言うことができます。
ある人は百済の仏像を携え、ある人は鉄や瓦を創る技術を携え、海を渡って日本に根付いて今に至っているのです。
出雲の国も藤原京や平城京も渡来人が大勢いたはずで、多様な文化の集積から最善の都市設計を行ってきたことは誰しも知っていることです。
勿論、私自身のDNAにも弥生と縄文が混ざっているはずで、私の身体の中には海を渡ってきた人々の潜在的記憶があるはずなのです。
それが故に海外を訪れた時に、デジャヴの様な「懐かしさ」を思わせるのかもしれません。無意識の記憶を意識すると、自分の体内の記憶が膨大である事を感じさせ、ワクワクした感情が湧き出るのです。

春節をお祝いし、立春からの始まりは、陰から陽へと移り変わる転換の時期でもあります。暖かな日差しはまだ本格的ではありませんが、陽の気を身体に取り込みながら、前へ歩んでゆきたいものです。

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映画 沈黙

2017年01月27日 | 第2章 五感と体感
映画 沈黙2017年1月25日

マーティン スコセッシ監督の「沈黙・遠藤周作の小説の映画化」を観ました。
21日に封切され、早く観ないとそわそわと落ち着かないので、封切直後に観る事が出来て落ち着きました。

遠藤周作の小説は中学生の頃から読みだしました。
こりあん先生と呼ばれた陽の部分と自分の内に迫ったともいえる陰の部分を見事に出しながら小説で表現する遠藤周作に私自身中学生なりの精神性で投影していた事を深く思い出されるのです。
最初に沈黙を読んだのはやはり中学生の頃です。たぶん、文字を辿っただけかもしれませんし、その頃学び始めた世界史の中でマルティン ルターの存在を知り、カトリックを疎む気持ちを持ちそれでも聖書を知りたくてプロテスタントの教会の礼拝に座敷わらしの如く通っていました。教会の人々は忽然と現れた中学二年生の私に下手な声を掛けることなく静かに見守ってくださっていました。今から考えると心臓に毛の生えたような行動です。
その頃の自分が遠藤周作の「沈黙」や「イエスの生涯」、そして「海と毒薬」といつも重なる事が無意識にありました。
考えても考えても自分の内に在るものと宇宙との関係が掴めず、言葉にできないもどかしさの始まりが私の思春期であったのかもしれません。
結局、私は人生の後半に足を掛けた所でカトリックの受洗をすることになるのですが。

今回の映画化は、日本人が描く沈黙よりも俯瞰性が高いのでは?という期待感を持ち、スコセッシ監督の「タクシードライバー」や「シャッターアイランド」のような精神性を映像で見せる巧みさを知るだけに、心待ちにしていました。
彼の得意とする一人称と二人称をどのように使い分けるかも見どころでした。

遠藤周作自身が井上様でありロドリゴであり、キチジローであることの自問自答、もしかしたら登場人物全員がそれぞれの確固たるアイデンティティを基に統合に至る言霊を同時に私自身が投影する事で、「私が考える人とはなにものであるか」というテーマに対しての第三者的な刺激をもらったようにも思います。

スコセッシ監督自身がシシリー出身のボーンクリスチャン(生まれて直ぐに洗礼を授かる)であることで、普遍的な「愛」という概念において既に性善説が備わっており、その素地を基に撮られている事が作品の隅々から伝わりました。ただ、サイレント「沈黙」という現実に向き合う事は、日本が培ってきた歴史を深く知らなくては見えてこないものであることも知りながら撮られた映画である事も臨場感を持って伝わりました。
カトリックの腐敗とルターの宗教改革後、新たな新天地を求めて布教を行うイエズス会は、人の身体は神の神殿である通り、布教者自身が現地に飛び込み、その地のアイデンティティに溶け込みながらキリストの教えを説いてきたのです。そのやり方は、ヨーロッパ全土を呑み込んできたやり方と同じであったかもしれません。各地の風土から生まれた宗教と融合しながら、じわじわと浸透し、いつしかキリスト教の中に含まれてきました。それには、大きく対立したオスマントルコと神聖ローマ帝国の戦い無くては語る事はできないでしょう。
紀元前にカエサルがガリア人を追い詰めながらアイルランドまで到達した事も深く関わっています。
そのあたりの世界の歴史の時系列を横幅で見ながらこの沈黙を観ることで、比較宗教という観点だけではなく、各地の歴史と風土、そして長年かけて成されてきた人の移動を考えないわけにはいきません。そのような比較文化論的な観点を交えてスコセッシ監督の沈黙を観ると、深い深い日本人の抑圧的なものが見えてくるのです。
戦いよりも融和的な精神性の高かった縄文時代から渡来人が多く海を渡ってきた弥生時代によって、権力と支配の概念が強く刻みこまれ、飛鳥・奈良時代の権力争いと絶対的な支配の傘下に置かれた民衆は支配者がすり替わりという環境に置かれても淡々と土地に根付いて生き延びてきたように思うのです。
喜怒哀楽の表情が薄いのは、感情を読み取られない為の一つの防衛機制であり、生き延びる大きな力であったに違い無いと私は推察しています。
絶対的な権力に支配されることで、民衆という民草の革命という行為が学習されないまま耐え忍び、そのうち抑圧という無意識の抑制の記憶が、日本の地に長く住まってきた私達のアイデンティティともなっていったようにも思うのです。
そのような時の流れのまま歴史が蓄積され、中国からもたらされた仏教によって徐々に民衆の為の宗教家が生まれてきたのであろうと思います。
移動して自由を求めることよりも、定着した暮らしの中で「待つ」ことの忍耐強さが育まれたのも農村文化が根付いた証しでもありましょう。
宗教家の行脚によって印がもたらされ、その印を懐に携えることで摂取が図られ、心の平安が訪れる事も、日本人が形を欲しがる傾向に至った要因でもあるかもしれません。
本質を捉えるために天を仰ぐことよりも、明日をどう生き延びるかという方が切実な大問題であったこともあるのではないでしょうか?
だからこそ、「形だけでいいのだ。ちょっとだけでも踏み絵を踏めば良いのだ、簡単な事じゃないか」という井上様の言葉が私の中に安住の様に響いてきたようにも思います。
「一神」という揺らぎの無い一本を自己の精神性と一体として信ずる神父とは違い、物理的に苦しい生活の故に、死ねばパライソ(天国)にいけるであろうという確信性を布教した神父個人に委ねる物理的欲求とも取れる切支丹とは違うことを井上様はロドリゴ神父に切々と語るところが、遠藤周作の思索した比較文化論であり、遠藤周作の葛藤そのものであったようにも感じられました。
そのあたりの思索が、私が中学生の頃からずっと振り子のように考えてきたことと一致するのです。
長年かけて、遠藤周作の沈黙たる所以を神の所在として考えて来られた事は、日本という地においてデジデリウム(見神欲)を思索してきた私自身の宝物なのです。
波に打ち寄せられ、日に照らされてジリジリと暑さの中に佇もうとも天は何も語らないし、手の差し伸べられない現実こそが、自分の内に神の神殿を創り内なる力を養う、つまり自分を活かしてゆくのではなかろうか。
多分、そうだろう。
と、思いつつ、
映画のエンディングに籠めたサイレントの意味を無言で呑み込み、私の中に言葉には出来ない統御感を得た事は確かです。
スコセッシ監督が比較文化的、比較宗教的に思索し続けた愛のかたちがそこにあったように感じ取られました。

もしかしたら、この感覚は日本という地に長く住まう人々にしか伝わらないものかもしれません。その感覚を読み取ったスコセッシ監督は、やはり巨匠であるな、と、思った次第です。

まだまだ、書き足りませんが、とりあえず、映画の所感を書いてみました。

本質を何処に納めるか。
難しい自問自答。
人類の永遠の課題です。

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寒さの底と梅の花

2017年01月24日 | 第2章 五感と体感
寒さの底と梅の花2017年1月24日

10日ほど前に小田原のみかん畑に行き、満開の梅の花を愛でました。同じ神奈川でも気候の違いを感じ、春の日差しで温まってきたのですが、先週あたりから日本全国で雪が降り、昨日は講座中に皆さんが「雪。。。あ、雪!」と言葉を漏らし、窓の外にチラチラと落ちてくる白いものを確かに見ました。

どこも寒そうですね。
雪の映像も各地から届いています。

我が家の周辺もちらりほらりと梅の花が開きメジロが枝に止まり啄ばんでいるのを目にするので春の兆しを感じますが、実際のところ一年の内の寒さの底を体感中です。

身体が冷えると免疫力も低下するので、いつもよりも丹念に太極拳したり、温かいものを頂き、いつもよりも脂肪分の多い料理にしてみたり、いろいろと工夫して大寒の時期を乗り切りたいものです。
師走の大晦日を迎えるよりも、春分の前の時期の方が余裕を持って新しい年を迎えられるので、毎年、新年を二段階に御祝いするのが自流の習わしとなっています。寒さの底から春分の日まで、身体を整えながら、新たな気に入れ替えることを意識すると、陰から陽へと体感が入れ替わることを感じます。

日に日に多くなる梅の花を眺めながら、静々と身体を整え、春節・春分の準備です。


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大寒2017

2017年01月22日 | 第2章 五感と体感
大寒2017年1月22日

大寒の頃。寒さの底の時期です。
暦の24節気72候によりますと、
1月20日頃 大寒
第70候 ふきのはなさく「蕗冬華」
第71候 さわみずこおりつめる「水沢腹堅」
第72候 にわとりはじめてとやにつく「鶏始乳」
そして、
2月4日頃 立春
と、なります。

暦通りの寒気が日本を覆い尽くしており、雪の降る地方では、例年よりも激しい積雪の場所もありますね。暑さと寒さの差の激しさは、地球温暖化の証しであるとも気象予報士がテレビで語っていました。
年間を通した気候の激しさは、地球上の生物の体力をも消耗していきます。
人は自分の意思で何らかの回避ができますが、森や海で生命を繋いでいる生物が生き延びていくのはほんとうに至難の時代でありましょう。
人にしても、回避出来る限界を超えたら、生命を繋いでいく事が難しくなることも遠い将来あり得る事です。

自分の三代後ぐらいの事ことを想像しようとしても想像しきれないので、とりあえずは自分の生命維持をテーマにして暮らしてゆく事が、自分の周囲の人々の生命維持にも繋がると思った方が不可知論に嵌らずに済むかもしれません。

日本の季節の幅が狭くなってきたことは感じていますが、寒さの底である大寒が例年通りやってきたことに、安堵感を持ちながら立春を待つ事と致します。

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昨日21日土曜日はNPOキュールの講座でした。お寒い中、「渋谷のIMA」にお集まりいただきありがとうございました。
1月は、体調管理を気遣う月としていますが、新年会代わりに講座を行うのも気が引き締まって良いのでは?という思いが湧いています。立春から始まるユースフルライフ研究所年間講座のプロローグとして、よき始まりの予感に感謝する1日となりました。来年も大寒の時期に「渋谷のIMA」に集まりましょう^^。明治通り沿いのオシャレなカフェでお茶会するのも恒例にしたいです。

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喜怒哀楽を見る

2017年01月20日 | 第2章 五感と体感
喜怒哀楽を見る2017年1月20日

自分の喜びの度合いと怒りの度合いは、どのくらいだろう。
哀しみや楽しむ感情の度合いは、それぞれ、どのくらいだろう。

自分のスケールを意識してみると、自分自身の感情の動きが見えてきます。
自分の感情の動きを意識してこそ、「感情」と言えるのかもしれません。ちょっと理屈っぽいかもしれませんが、「これが私の今の感情だ」と、意識しない限り、感情を捉えることは難しいからです。

私は今悲しい。
私は今嬉しい。
私は今怒っている。
私は今楽しんでいる。

「今この時の感情を意識する」ことが、落ち着きを取り戻す一つの方法であることは、自分の今の状態を俯瞰する事にも繋がるのです。

そんなことをつらつら考えてみると、能もそうだ、、、と、思います。
仕舞いの中で、自分の感情を所作で表すわけですが、その所作を流してしまうと表現があやふやになります。今自分が表現している感情、そして状態を細胞の一つまで集中して表すことの意味は、ここにあるようにも思うのです。
いつも師匠に言われる事を、自分も他者に伝えている事が、滑稽にも思えるのですが、それだけ自分自身の今現在感情を意識することは強い意識が無い限りなかなか意識化されないと云うことかもしれません。

今年こそは、仕舞いの所作をもう少し上手くなりたいものです。
「身体の上体が前につんのめってる。。。」と、指摘を受けつつ、「ああ、、、私らしいや」と、思うのも意識の一つと頭を掻きながら稽古を重ねてゆきたいです。

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スペインでの作品展のお知らせ・「掛け軸のお話」

2017年01月19日 | 第2章 五感と体感
スペインでの作品展のお知らせ・「掛け軸のお話」2017年1月19日

スペインのHUESCA(ウエスカ)にて、一昨年からコラボさせていただいているアーティスト・KUMIKO FUJIMURAさんの個展開催中です。

昨年、世田谷美術館区民ギャラリーにおいて開催した江戸表具を愛する会でお披露目したFUJIMURAさんの作品掛け軸も展示されています。

美術館所蔵の日本の書画掛け軸も共に展示され、日本の文化を紹介する素晴らしい企画となっているようです。

私自身、江戸表具を愛する会のお仲間に入れて頂き、毎年大規模な作品展を開催する中、このような機会に恵まれ、大変感謝しております。

ウエスカは、 FUJIMURAさんが活動しているサラゴサからフランスのピレネーに向かって一時間ほどのところに位置しています。アラゴン地方と呼ばれているところです。

1月6日から一か月の長期間の作品展で、昨日はテレビ放映の撮影もあったようです。
私達にとっても嬉しい拡散に感謝です。

表装の文化が、日本ではどんどん失われてゆこうとする中、海外の人々が関心を持ってくださる事はこの上ない喜びです。
長く親しまれてきた書画の楽しみ方を伝えていくことも日本文化の作り手の一人として大事な任務なのです。

「掛け軸ってなあに??」という問い掛けに、小学生でも解る様な説明が出来る様、精進して参りたい所存でおります。
「世界に広げよう掛け軸の輪~^^/」

・・・・・・
1月26日木曜日~31日火曜日まで 渋谷東急本店3階イベントサロンにて、「よみうりカルチャー 手工芸フェア」が開催されます。
表装のコーナーもあり、見どころ満載です。
買い物がてらお寄りくださると幸いです。

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変化の中で

2017年01月18日 | 第2章 五感と体感
変化の中で2017年1月18日

正直に生きることと正直に物言う事は、かなりの違いがありそうです。
正直に物言う事の中に「怒りの発露」があるとすると、受け取る側は発露する人に対して一層慎重に成らざるを得ません。

平安時代に生きた佐藤義清(のりきよ)は、自分の娘を蹴落として、家を出、家督も弟に継がせ、西行法師として生き抜いたことで歴史上の人物と成ったわけですが、「正直に生きる」ことの始まりとしては、最低な始まりだったかもしれません。
個人の怒りから始まり、収束するまでの期間、どれだけの人が涙した事か、、、と、考えると、西行法師の罪悪感は如何程のものだったのか、、、とも思います。
もしかしたら、自己の希求のままに、そういった罪悪感を持たざる人だったのかもしれませんが、歌を知れば、感受性の豊かな憂いの強い人であったことも窺い知ることができます。そこに魅力を感じます。
人によって、「譲れない何か」は、人それぞれなのです。

「譲れない何か」を主張する事が、芸術である場合もあれば、経済である場合もあれば、政治であったりするのも人それぞれでありましょう。

でも、その中で忘れてはならないのは、「自己」を意識する事なのだと思うのです。
自己を意識する、つまり自分自身は何者かを意識することは、他者との繋がりの関係の形をどうするかにも関連してゆきます。

地球上で経済を発展させてきた国々が海原を越えて、長い道のりを経て、侵略してきた後の後始末が、こういう事なんだな、と、思うと、果たしてカエサルとかバスコ ダ ガマ、ペリー総督やはたまたアラビアのローレンスは、今をどう捉えるのかしらん。。。と、思うわけです。
有史を総体的に見てゆくことも今この時期の私達のやるべきことなのかもしれません。

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温もりの場所

2017年01月17日 | 第2章 五感と体感
温もりの場所2017年1月17日

本日は阪神淡路大震災の日です。あの日、西へ飛び立つヘリコプターを空を見上げて見送ることしか出来なかった事が強く印象に残っています。22年経ちました。私は手を合わすことしか出来ませんが、被災された方々の22年間を感じ取る一日となりそうです。

さて、
昨日は、某学校での講座でした。年度末が近づき、いよいよあと二回で2016年度の講座が終了します。
来年度は9回目。そして、私が某校に関わり出してから10年目の節目となります。
今年の卒業生は、東日本大震災の年に小学校を卒業し、入学された生徒さんです。当時、小学校の卒業式が中止になったところも多かったはずです。
東日本大震災以降、月日を大事に積み重ねることを強く意識してきたように思います。
その生徒さん方が、今受験の真っただ中。
センター試験が終わり、人それぞれ一喜一憂でありましょう。
次の試験に向けて挑む姿を見守りたいものです。

家庭が温もりの場所であることを前提にしたいものですが、温もりの場所である家庭を整えるための心を育む保護者の皆様のご苦労も察するところです。
本人の試験成果の一喜一憂に惑わされず、淡々と朝ごはんを作り、お弁当を作り、送り出すことが今の時期の保護者の皆様の役割でもありましょう。
今日も呼吸を深く意識しながら落ち着きつつ、温もりの場所を設えてさしあげてくださいませ。。。


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実りに関わる

2017年01月16日 | 第2章 五感と体感
実りに関わる2017年1月15日

先月のミカン狩りに続き、今回はシイタケ菌の植え付けを初体験。
遠くに小田原の海が見える大雄山の麓に8時に集合し、朝日と共に作業開始。
クヌギの木を切ることから教わりました。
初めてのチェーンソーに、爽快な気分になり、ドリルで幹に穴をあけ、二千個のシイタケ菌を一つ一つゲンノウで打ち、ほどほどに重たい幹を組んで置き、雨水をたっぷりかけてシートに被せて作業終了。

ときどき、水をやり、春を待ちます。

どんど焼きの日と重なり、田んぼからは方々で火を焚いており、煙の上がる様子が懐かしく感ぜられました。

農作業と無縁だと思い込んでいた私ですが、自身のDNAにはしっかりと記憶があるのかもしれません。

命を繋ぐ基本は、土と水から学んでゆくのでしょうが、私自身一番の基本を実のところ知らないで生き続けてきた事自体が奇跡のように思えてきました。

実るものに期待しながら、労を厭わず、自然と語り合い、みかんやシイタケと語り合う事が大事なんだよ、と仰る師匠に、自然界に含まれる森羅万象は決して人を特別なものとして見てはいない、と、しみじみ思うのでした。

・・・・
センター試験が終わりましたね。お疲れ様でした。
受験生の皆様、見守る保護者の皆様、これから受験の期間が続きます。
体力つけて乗り切ってください。

本日は、保護者勉強会です。再会を楽しみにしています。


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現状という土台に立つ

2017年01月12日 | 第2章 五感と体感
現状という土台に立つ2017年1月12日

自分を活かしている環境が自分の描いている思いとは違ったときに、自分はどんな思いが湧き立ち、どんな考え方で、どのような行動をしていくか。

「現状」という土台に自分が立っている事を受容しない限り、自分の思い描いている現状があたかも本当の事のように思えることを続けていると、自分自身の理想が砂上の土台を作っていることが抑圧となってゆきます。

解ってはいるけれど、受容できていない状態とは、そんな状態のようにも思います。つまり、現状が理想の現状とすり替わっている事で、土台が砂になってしまう、ということです。

砂の上に建物を建てようとしても、直ぐに崩れてしまいます。

過去に囚われず、
遠い将来の夢を追い過ぎず、
今、この時を生きる。

これがなかなか出来ないから私自身も悩むのでしょうが、この単純な上記の三行を心に留めておくだけでも、その「知」が自分の身心を助ける事になるようにも思います。

「現状という土台に立つ」事は、これから就任する某国のリーダーを窺う事にも繋がるでしょうし、私の現状にも繋がることです。
自分の現状が豆粒みたいに小さなことでも、自分にとっては自分自身の宇宙で起きている大切な森羅万象の一つなのです。

私と関わる皆さまと仲良く楽しくお付き合いしながら、時には意見が食い違いながらも現状という土台をすり替えずに、こつこつとやるべき事をやってゆきたいものです。

「ローマ教皇フランシスコ 回勅ラウダート・シ」を読みつつ、現在このような思いが湧いております。
読み終えたら、改めて所感を綴ります。


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受験の季節

2017年01月11日 | 第2章 五感と体感
受験の季節2017年1月11日

成人の日が過ぎ、世間が本格的に動き始めました。
私も助走をつけながら、年度末に的を向けて仕事の内容を整理しているところです。
同時に学校で中高6年間お付き合いした生徒さんを送り出す心の準備も必要です。

身体を動かしながら、そのように心を整えることも大切な仕事の一つなのです。

そして、そうこうしているうちに、週末はいよいよセンター試験です。

センター試験の時期は天候が荒れる事が多く、受験生の皆さんには、風邪をひかないよう、食事と睡眠に心を配り、体内の「気」が円滑に循環できることを祈っています。

受験生を見守る保護者の皆様も、拵えるお弁当に祈りが籠ったり、掛ける言葉に気をつけたりと、心配りの役割を担っていらっしゃることでしょう。

私自身もこんな時期に風邪ひかないよう気をつけて、落ち着いて過ごしたいものです。



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表現者

2017年01月10日 | 第2章 五感と体感
表現者2017年1月10日

泉鏡花の天守物語の挿絵を宇野亞喜良氏と山本タカト氏が手掛け、その展覧会が姫路文学館で行われています。
宇野亞喜良氏とは、昨年表装の仕事をさせていただいた関係で、昨年開催された都内での展覧会は全て足を運ばせて頂きました。
年明け、SNSに入ってくる情報で姫路文学館での展覧会を知ったわけですが、宇野氏とコラボした作家が学生時代の古い古い友人であった事がようやく自分の中で統合されてきたことに昨日ようやく確信を得たのです。
山本氏の絵は、今までも目に触れていたのですが、名前まで意識をしていませんでした。
ポップなイラストを描き、流行に乗ったオシャレな作品を手掛けていた彼の作風とは間逆であり、現在は、返って当時私が描いていた対象に近いようにも思い、ぼんやり眺めていた氏名と私自身の作品の数々が一致してまさに無意識の意識化が図られたのです。

昔に引き戻された感覚が懐かしく、厳密にいえば、懐かしいと目を細めて言える様な余裕が出てきた、という良い方の方が正しいかもしれません。

筆を置き、表装作家をしつつ、その上学校で仕事をしている私も昔の友人達から見ればびっくりな展開でしょうが、自分自身にとって全ては通過儀礼的な表現としての媒体に過ぎません。
自分の生育史の経験は自分自身の全ての糧になるのは真(まこと)のことでありましょうや。

人生面白しです。
山本さんの作品を表装出来たら、こんな幸せな事はありませぬ、と、自己アピールで本日は締めさせていただきます(笑)
正月に謡初めにて翁を謡う自分の成りも、自分が求めた故の成りであり、死ぬまで続く人生を出来る事なら楽しんでゆきたいものです。


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鬼子母神の丘

2017年01月09日 | 第2章 五感と体感
鬼子母神の丘2017年1月9日

毎年この時期に行く場所があります。
ここ数年は、交通の便が良くなり、副都心線にひたすら乗り、雑司ヶ谷で都電荒川線に乗り換えます。乗り換える都電荒川線の駅は鬼子母神駅。
夏目漱石が眠る雑司ヶ谷墓地に気を向けて通り抜け、池袋サンシャインシティあたりを下ってゆくと大塚駅があり、そこから一駅のところに私の目的地があります。

雑司ヶ谷のあたりは、新宿や池袋方面を見渡す事の出来る大きな丘の様な地形になっています。東京23区の中で最も標高が高いところではないでしょうか。
建物が建っていなければ、地形がよく見えると思うのですが、鬼子母神のあたりが一番高いところのようにも思います。
そんな土地柄なので、鬼子母神駅に立つと良い気が流れているのを感じます。
吹き抜ける風が滞らずに、すぅっと抜けてゆく感じです。

帰りは荷物が多くなるので、荒川線の待ち時間が数分あったので、鬼子母神界隈にカフェを見つけようとちらりと歩いたのですが、ピンとくるお店が見つからず、来た電車にすんなり乗りました。
帰りは、冷たい雨となってしまい乗り換えをしただけで、真っ直ぐ帰路に着きました。

良い気が流れているところには、古くから人が住んでいたはずです。鬼子母神の佇まいは、空襲で丸焼けになってしまった東京以前の風情を残していることも貴重な場所という事ができるでしょう。
東京に残るお江戸の風情に触れると落ち着きます。
今年こそは雑司ヶ谷墓地で眠る漱石に手を合わせたいものです。




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