五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

展覧会巡り

2021年01月31日 | 第2章 五感と体感


展覧会巡り   2021年1月31日



いくつかの展覧会の会期終了が迫っていたので
思い切って、展覧会を二つ梯子してきました。

ひとつは、東京都現代美術館の
石岡瑛子展

二つ目は、松涛美術館で31日まで開催の
船越桂展

石岡瑛子氏の仕事の軌跡を拝見することで、
自分の浮足立った10代の頃を思い出し、
そうはいっても、「浮足立った思考や行動は、
自分の原点だ」と、
誇りも持つこともできた展覧会でした。

戦後のカルチャーを牽引し、多くの人が
彼女の行動と作品から学びを得たはずです。
私自身、自分の審美眼を養わせてもらった
一人に石岡瑛子氏が居る事は確かな事です。

ニューヨークに仕事場を移した後の
仕事は、どこまでもクレッシェンドであり、
そのどこまでもクレッシェンドの最中に
天に昇ってしまったことも、
石岡瑛子氏らしさなのだな、と、思ったのでした。

これだけの規模の展覧会ができ、
作品管理が出来ているのは、石岡瑛子氏が
亡くなる直前に結婚した映像プロデューサーの存在が
大きいはずで、亡くなられた後の処理に関しても、
大物であることがよくわかる展覧会でした。
クリエーターの遺した仕事の遺産管理の上手さは
流石アメリカだな、、、という印象を持ちました。

詩人・哲学者の加島祥造先生が、
「美とは命のほとばしりだ」と
メモを残されたことをふと思い出した次第です。
そのメモを頂き、掛け軸にさせていただいたことが
こういうことに「私の解釈」に繋がるとは、
考える葦とは、こういくことなのかな、とも思ったり。


・・・・

船越桂氏の展覧会については、
次回のブログに書きます。




東京都現代美術館のレストラン、美味しかったし、
赤ちゃんの離乳食が無料です。

展覧会を観るための保育室があると良いのにね。。。

講座予定


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 2月19日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日(第4木曜日)は、中止です。
次回、2月25日(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草枕で自問自答

2021年01月27日 | 第2章 五感と体感

Montmartre Paris

草枕で自問自答   2021年1月27日

草枕の中で画工の主人公が
那美さんという
きっぱりさっぱりした女性の
言動と行動を通して
自問自答するその内容が
小説となっているのですが、
美とは何か、というよりも、
姿かたちの美しさよりも、
何よりも野武士の憐れに腑に落ちる
主人公に
書けば文章が湧き、波に乗り始めた
漱石先生の俯瞰的で
世の中に公平的な自問自答は、
人類の普遍性をずばり書き上げているように
感じ取りながら拝読しました。

現代の疫病事情は、
地球規模になり過ぎて、
目に見えない小さな物を
見ようとしていない傾向ばかりが目につきます。
そんな中でも、
廃仏毀釈による自然破壊を明治天皇に訴えた
南方熊楠のような人や
自然との共生論を打ち出しラウダ―・ト・シを書いた
ローマ教皇が
ただの理想主義者と捉えられているとしたら、
人類の目指す矛先が、ずれている証でありましょう。

草枕の画工が何を描くかを自問自答し、最後に出した結論は、
人間の見たいものの本質かもしれません。
漱石先生の的を得た落としどころに、
古典落語の落としどころと重なり、
「お粗末さまでございました」と、言う落語家の言葉が
軽やかに聞こえてくるのでありました。
見えないものを見据える力は、
ただただ成功と美だけを追求していれば
養えるものではありませぬな。

さすがだ。漱石先生。


夏目漱石のお墓 合掌

講座予定


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 2月19日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日(第4木曜日)は、中止です。
次回、2月25日(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一年が過ぎましたね

2021年01月23日 | 第2章 五感と体感


一年が過ぎましたね  2021年1月23日

丁度昨年の今頃は、世田谷美術館での
江戸表具を愛する会の作品展の準備の
真っ最中で、不穏なニュースが伝わってきた頃です。
インフルエンザの薬が効かず、
中国で流行っているCOVID19の
疑いがあっても、PCR検査が許可されず、
世の中が不安の一歩を踏み出した時期で、
2月に入り、ダイヤモンドプリンセス号での
パンデミックにもかかわらず、
陰性であろう乗船者を
そのまま公共交通機関で
帰宅させてしまい、
しかも春節休みの観光客を
何の防衛もせずに迎え入れてしまったことで、
「自分の身体は自分で守るべし」という
覚悟を持ちました。
それから一年。
全く変わらない政府の体質や
人を不安感にし、煽るばかりのテレビや新聞の話題を傍観し、
太極拳とラジオ体操で
身体を整え、
新しい仕事や新たなカルチャースクールの講座にも
慣れ親しむまでに至っています。
個人的には、やるべきことを粛々として
過ごしてきました。

最近気になることは、
陽性になった人が口をつぐんでいる事です。
COVID19に感染することが
悪い事ではありません。
菌は、人間の自由意思よりも自由です。
「感染することが悪い事ではない」ことと
「学んで防衛する」ことの
関係性が、上手く繋がっておらず、
医療関係者の大変さばかりがクローズアップされ、
陽性者の「思考と感情と行動」が
温かく、公平に世間に伝わってこない印象を
持っています。
医療現場で働く人々は、ほんとうに目の前の仕事を
こなすだけで精一杯でしょう。
だからこそ、
この一年間で、長野県のような仕組みが
整わなかったのか、と思うと、
流石の私もげんなりした気分になります。

物質社会から見えない世界を見据える社会への
転換期に試されている人間の有象無象を
天の設計者はどのように眺めているのでしょう。

大河ドラマは、いよいよ明智光秀の本能寺の変
が近づいてきました。
ストレスがマックスになり、挟まれた立場の光秀の
気持ちが痛く伝わります。
そんな光秀の気持ちを自己投影しながら、
まだまだ続きそうな抑制の時期を
学びのお仲間や家族友人と過ぎ越してゆきたいものです。

講座予定


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 2月19日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日(第4木曜日)は、中止です。
次回、2月25日(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大寒2021

2021年01月20日 | 第2章 五感と体感

:我が家の火鉢稼働中:

大寒2021     2021年1月20日


:庭の水鉢。中にはメダカが冬眠中:

今年の大寒の朝は、
凍てつく寒さです。
24節気の最終節気である大寒の次は、
暦改まる立春です。
陰陽が反転する感覚を覚えつつ、
新たな暦が始まります。

毎年同じことをブログに書いていますが、
12月31日から1月1日を迎えることは、
概念的なけじめですが、
私自身、
体感的には24節気の巡りの方が身体に馴染むのです。

年の暮れまで息つく間もなかったのですが、
大寒を迎えるあたりは、
息をひそめて、内に籠り、
心静かに立春を待つ、というような感覚です。

雪国は、大雪であり、
地吹雪で車の事故も多発、
雪かきでの事故も多く耳にします。
私が55年前に2年間住んだ福井県大野市は、
今年のような雪の量でした。
冬の間は、雪に閉ざされ、一階は暗く、
2階の窓からスキーを履いて、
外に出ていたことが思い出されます。

春を待ち、心身を一旦落ち着かせて、
身体を整える時期でもありましょう。
この世の苦難はありますが、
空は青く、星は輝き、太陽は熱を注ぎ、
生きとし生けるものが、
時の繋ぎ役として、
瞬間を次への瞬間へと繋いでいきます。
寒さの底で、憂うなかれ。
一方、憂うことは始まりの始まり
でもありましょうや。
暦が捲られ、春が立つと、
また必ず何かが見えてきます。

よきよき大寒の時期を
暮らしたいものです。



講座予定


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 2月19日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日(第4木曜日)は、中止です。
次回、2月25日(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元々矛盾だらけ

2021年01月14日 | 第2章 五感と体感

元々矛盾だらけ   2021年1月14日

レストランは20時まで。
人との接触は避けて、
不要不急の外出は避け、
学校は休業せず。
リモートワークを中心に、
出社は控えて。

色々と矛盾だらけな
政府の緊急事態宣言から、
自分は、何に該当し、何が当てはまらないかを
整理する必要性を感じたので、
整理してみました。

もともと律令国家が成立した奈良時代の
頃から、
自分のアイデンティティよりも
同調圧力による思考と行動に慣れ親しんできている
日本人は、「私の判断」に対して、
とてもネガティブな感情が湧くように思います。

「自分の判断だったら、だれが責任取るの?
だれが責任取ってくれるの??」
というような気持が湧き、
自己判断に罪悪感を感じる人が多いように思います。

矛盾だらけで、
何が正しいか、今テレビに映し出されている人々も
わからないはずです。
それでも、自分の所属する箱を一所懸命守る事が
それぞれ所属する長の役割なのだと思います。

矛盾だらけの中、実際に
自分の守備する環境を思い巡らしてみると、
テレビを見る事で
一層混乱する自分から開放されるかもしれません。

まずは、自分の住む限られた世界を愛しむ事が
大事な事でありましょう。
そうすると、
メディアで飛び交う矛盾の言葉から
自分の真実が見えてくるように思います。

「私はどうしたいか?」
「そのためには、私は何をするか?」
「自分と関係する人々の範囲とは?
そもそもどのくらいの程度なのか?」

自分の真実が見えなくなると、
飲酒やゲーム、賭けに
向いていく人もいるはずです。
そういう傾向の人を糺すことも
人の自由意思を阻害することで、
どんな弊害が表れるかわかりません。

私の場合は、学校関連の務めがあるので、
職場の体制は、いつものまま。
講座も、今回の緊急事態宣言で会場が中止とならない限り
続行。ただし、自分の意思で
一月末の一つの講座のみは中止と決めました。
中止になったスケジュールは、全て表装作業に当てることで、
自然とステイホームで創作活動となります。

自分自身、出来る範囲の事をするのみです。

ロックダウンして、規則を法律化しない限り、
政治家も矛盾した言葉を言い続けることしか
術は無かろうと思います。
どう判断し、
何を取捨選択をするかは、
個人の意思に託されるのです。
それが、民主主義の世界なのでしょう。

元々矛盾だらけの人間の住まう社会。
漱石先生が草枕で仰っていますが、
それが嫌なら「人でなしの国へ行きなさい」
という事なのでありましょう。
人でなしの国は、想像以上に辛いものだ、、という
漱石先生の矛盾めいた言い回しは、
人間の光と陰と矛盾を皮肉を込めて書いている
と私は解釈しています。

元々矛盾だらけ。
であれば、
大切な人を慈しむ事が、
自分の思考と行動を取捨選択してゆくことで、
どんな世でも「私を私として。私らしく」生きて
いけるのでは、なかろうかと、
ツラツラ思います。

神様も仏様も
ただただ静かに自分を見守ってくださっているだけで、
自分の選び行動することを
「うんうん、自分を信じておやりなさい」
と、ニコニコしながら観ていてくださるのみでありましょう。
自分の意思と意志が
人を通じて、何かしら叶う事の方が、
真に限りなく近いようにも思います。

ただ、ニコニコ見守ってくださる
神様仏様が見える人の方が、
幸福度が高いかもしれません。

兎にも角にも
矛盾だらけの世界は、
宇宙の誕生から変わらず、
矛盾があり、対極があればこその、
創造であることに、
観念し気付く事こそが、
人間に与えられた修行=役割なのかもしれません。




目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 1月15日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日(第4木曜日)は、中止です。
次回、2月25日(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草枕

2021年01月09日 | 第2章 五感と体感

夏目漱石の草枕


夏目漱石の墓

草枕  2021年1月9日

「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に掉させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
~~
越すことのならぬ世が住みにくければ、
住みにくい所をどれほどか、
寛げて、
束の間の命を、
つかのまでもすみよくせねばならぬ。
ここに詩人という天職が出来て、
ここに画家という使命がくだる。
あらゆる芸術の土は人の世を長閑にし、
人の心を豊かにするが故に尊い。」

草枕 夏目漱石
岩波文庫より抜粋

漱石先生の仰る通りだと、
一昨日あたりから、百回ぐらい
このページを繰り返し読みました。

最初の一ページから二ページかけて、
「とかくに人の世はすみにくいけれど、
向こう三軒両隣の人と繋がることが
人というもの」であることも書いています。

人との繋がりが幸福感を生みますが、
災いを生むのも、また人であり、
だったら、人でなしの国へいけ、と
漱石先生は言っていますが、
人でなしの国へ行ったら、ろくなことはない、
と括っています。
自分の置かれた場所が
窮屈であろうが、それであるからこそ
芸術が生まれる事を、
漱石先生は仰っています。

確かに、この一年間、
窮屈な思いをしてはいますが、
それに伴い表現されるもので
素晴らしいカルチャーにも
出合うようになってきました。

人でなしの国へ行く事よりも、
この条件で、生み出されるものを
生み出していくと、
新たに何かへと繋がっていくのです。

私が社会で何の役に立っているかは
わかりませんが、
自分の個性の美と関わる人々との
関係性が尊い事だけは、
しみじみと感じています。

この一年も
「できることをやる」に
務めれば、それで良し。

漱石先生に感謝です。


雑司ヶ谷霊園入り口

;;;

雑司ヶ谷方面に用事があったので、
一昨日夏目漱石のお墓参りをし、
雑司ヶ谷霊園を散策していたら、
漱石がファンだったと言われている
詩人の大塚楠緒子のお墓を発見しました。
「あるだけの菊投げ入れよ棺の中」
と詠んだ漱石先生の
楠緒子への思いを改めて
想像しながら手を合わせると、
急に突風が吹いて、空が轟と鳴りました。

江戸時代から明治にかけての
表現者の営みから
令和三年の私達が
何ら変わらない普遍性を見、
人として生まれてよかったと、
漱石先生と同じ思いと至りました。




詩人の大塚楠緒子の墓

1月12日から紅葉坂勉強会が始まります。
会場も普段通りの運営ですので、予定通り行います。
皆様にお会いするのを楽しみにしています。



目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 1月15日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年1月12日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日第2回(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書初めの漢字

2021年01月05日 | 第2章 五感と体感


書初めの漢字 2021年1月5日

今年は四日が仕事初め。
そして、職場では子供たちは、書初めの日。
個人的には、今年は年女であることと、
コピー機の故障のため、
どうせなら、と、思い立ち、
年賀状に、ひたすら「丑」を筆で書いた三が日。

SNSで新年のご挨拶を交わすことにも
慣れてきましたが、
元旦から墨を磨ると、
心に平安感が訪れます。

そんなわけで、
墨の匂いの中で過ごすこととなった
年の始まりは、
落ち着いたものでした。

小学校低学年の子供たちが
どんな漢字を思いつくかに
注目していましたが、
口では、「鬼」「滅」「炭次郎」と
大騒ぎしつつも、
実際に筆を持ってみると、
自分にとって大切な「字」を
一所懸命考えながら書いている事に
心を動かされました。

「楽」「心」「人」「遊」「福」
「平和」「幸」等々、
彼らが自由に書いていた漢字は、
どれも平安感に繋がります。

人間が無意識に望むものは、「不安」と
「安心」が素地になっているのでしょうが、
「安心感」を追求しつづけた結果、
もたらす現象についてを
考える時期が今なのかもしれない、
と、
楽しそうに書いている姿を見ながら
考えさせられました。

一時間以上集中していた子供たちの表情は
キラキラしていました。

言霊を字に表すことは、
同時に言霊を顕わにすることでも
ありましょう。
幸せを求めながら、
その対極にある陰を想像できる
人へと成長して欲しいものですが、
その成長の環境を作っている私達が、
陰陽共々受容し、練りながら
生きていくことが
社会を形成し
人を育てていくのだとも
思います。


「年女牛にひかれて善光寺」
牛に轢かれて行きついた先が
善光寺だった、
というオチのような
期待もしつつ今年の初句に
願いを込めて。


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 1月15日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年1月12日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日第2回(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丑年いよいよ6巡目

2021年01月02日 | 第6章 螺旋状に上昇する意味




丑年いよいよ6巡目  2021年1月2日

地球が規則正しく動き、朝が来きて夜が来る規則性が
変わらなければ、それで良し。。。
2020年の晦日と大晦日の月が
あまりにも美しく、
「なんだかんだと、これでよいのだ」
と、心が安らぎ和みました。

あけましておめでとうございます。

丑年の私は年女。
丑年に生まれ、今年は6巡目となります。
「牛歩の如く」と私が言うと、
きっと「え~??(笑)」と、言う友人のほうが
多いかもしれませんが、
素地は、確実に牛歩のわたくしです。

そんなわけで、
牛歩の如く続けている表装も
牛歩の如く活動しているNPO団体も
今までと変わらず、
坦々と続けていこうと思います。

昨年は丁寧な暮らしを心掛けるように
生活してきましたが、
COVID19がきっかけで、
大事なものを選択する佳き機会を
得られたようにも思います。

2021年の私の予定は
6月がピークですので、
自分の気力を半年間に凝縮設定して、
まずは、半年で英気を使い果たすつもりです。

それでも心の中は牛歩なので、
きっといつもの通りかとは思います。

本年も変わらずお付き合いくださいませ。

講座案内;


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 1月15日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年1月12日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 1月28日第2回(第4木曜日)  

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年2月2日火曜日


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする