photo Wien
14の防衛機制
感情転移
生き甲斐の心理学のテキスト86ページ
第8章 心をのびやかにする方法
大テーマ 14の防衛機制(フロイト)
このテーマの冒頭には、
「いうまでもなく人は生涯、幸福に
生きるべき存在です。」
人はできれば、誕生から昨日までの
過去の自分に囚われることなく、
将来の不安におびえることなく生きるために、
個の14の防衛機制を学習しましょう。」
と、書かれてあります。
「防衛する」ための自分の心と身体の動きは、
自分をよりよい方向に生き延びるための
知恵と行動に繋がります。
ここで、14の防衛機制を一つ一つ
考えていきたいと思います。
『抑圧・抑制・昇華・合理化・感情転移・
置き換え・知性化・退行・逃避・同一化・
摂取・投影・反動形成・補償』
今日は、感情転移をテーマにします。
防衛機制「感情転移」
テキスト92ページ引用
感情転移:
「ある徳敵の人に向けるべき愛情を類似の人に向ける事」
例には、「父に甘えられない娘が年上の男性に甘える事」と
テキスト92ページには書かれてあります。
感情転移は、案外日常で、一番使っている防衛機制の一つでも
あるように思います。
自分に愛情を向けてほしいのに、解って欲しいのに、
それが叶わないと、違う人に愛情を過度に注いでしまったり、
家族の関係が上手くいかないので、
違う環境で愛を求めたり、
本当は子供と本音で向き合わなくてはならないのに、
心配してくれる他者に気が向いたり、
お医者さんの梯子をしてみたり。。。
家族はさっぱり自分に向いてくれないけれど、
うちのワンコだけは、愛想を振りまいてくれる~
と笑いながら仰る人も多いけれど、
こういったことも感情転移に当てはまるかもしれません。
でも、このような防衛機制が働いていないと、
自分のバランスを健やかに保つのは難しいように思います。
適度な感情転移で、楽しく笑って過ごしたいものです。
・・・・・・・・・・
「生き甲斐の心理学」
公開講座のご案内
ユースフルライフ研究所 講座
2019年 9月3日 鎌倉腰越勉強会
2019年9月11日 小金井勉強会
小金井・桜町病院の修道会 修道院が会場です
4月5日~7日 二泊三日
琵琶湖の畔でのんびりと 唐崎勉強会 終了
7月13日~15日 二泊三日
宝塚 売布神社のお隣の修道院にて勉強会 終了
10月11日(金)~13日(日)
東京 町田勉強会 会場:マリア会修道院
//
NPOキュール「 ♯生き甲斐の心理学 」講座
東急セミナーBE講座
2019年 7月19日 13:30~15:30雪谷校
2019年 7月26日 10:30~12:30たまプラーザ校
2019年4月9日第1回 聖心の布教姉妹会 聖マリアの家「生き甲斐の心理学講座」
5月14日第2回
6月11日第3回
7月 9日第4回
9月 9日第5回