五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

遠い記憶

2008年11月22日 | 悔いのない人生とは?
能の稽古、第三回目。
8日間ぶっ通しの勉強会と仕事が一気にひと段落し、昨日は入院する友人のために仕立てている掛け軸の仕上げをし、能のお稽古に行ってきました。

私たちが大切にしているのは言語療法です。

もやもやした体感とか、うずきとか、イライラとか、体で感じる何かを明快な言葉で臆することなく表現・伝達できたら、たぶん苦しくなる前に解決しているように思います。

生き甲斐の心理学の教育活動や、職場での仕事、それと常に自分の内と向き合いながら知識を深め体得を生涯の目標とする私自身の勉強、、、それらを通して、個と向き合う自分と、他者との関わりも、すべて個性の美から発する輝きだとしみじみ思うのです。

大きな柱は、しっかりと天に向かって立っていて、その柱を廻りながら螺旋状に上昇していくのが人の営みだということを確信しています。

寡黙に表具の作業をし、気功や謡と舞を習いうということ。それは、自分と向き合うための媒体が私にとって一番しっくりしているものだと深いところで納得ししています。

自分の遺伝子に潜んでいる遠い記憶は、時々、そんな媒体を通して意識の上にあがってくるのです。
それが言語化できる時と、出来ない時があるわけですが、言語化したい、と思ったその場に、聴いてくれる人がいたら、それは奇跡的にラッキーなことなのです。

その奇跡的な環境が、自分に起こることを信じていると、きっと天から何かが落ちてくるはず・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
螺旋 (游子)
2008-11-22 14:17:06
 太極拳も、気を背骨の周りを巡らせて上昇させる点で似ています。
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螺旋 (露芳)
2008-11-22 23:32:02
おっしゃるとおりでしょうね。太極拳はまだまだ体感を巡らせていくまでには至らないので、あえて外しました。私が語るにはまだまだ早いです・・・太極拳については、先輩の游子さんを目標にしていきます。
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