五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

フランスとスペインが繋がった2018年

2018年12月15日 | 第2章 五感と体感
フランスとスペインが繋がった2018年  2018年12月15日


                
Spain Zaragoza(サラゴサ)の街は、
町全体が世界遺産となっています。

この柱の聖母大聖堂の聖母マリアに祈り、
その神託によって、修道会を作ったのが
マリア会のシャミナード神父。

シャミナード神父は、フランス革命の最中、
フランスから各地を転々としながら亡命し、
サラゴサの街に逃れました。

フランス革命後、貴族や聖職者が裁判に
掛けられるわけですが、
革命以前に、草民に尽くした人々は、
民主的に審判を下され、領地を
取り戻した貴族も多いようです。
フランスに戻ったシャミナード神父は、
民衆も聖職者も平等な使命を持つ修道会を設立し
世界中に広めていきました。
シャミナード神父に見いだされ、
修道女となったフランスのアジャンに住むメールアデルは、
マリア会の女子修道会を設立します。
メールアデルは、ハプスブルク家の血を継ぐ家系の貴族。
革命中は、家族と共にスペインに逃れました。
日本では、暁星学園や晃華学園が、マリア会の学校です。

今年は、6月にメールアデルの福者列福式に
参列する機会を頂き、
メールアデルの末裔にもお会いし、
アジャンの屋敷の訪問も叶いました。

ボルドー生まれのシャミナード神父のお墓参りと
シャミナード神父が逝去した家と聖堂にも伺い、
マリア会の聖職者の皆さまと尊い旅を経験しました。
そして、ここからがこれからのお話です。
スペイン・サラゴサに住むアーティストであり、
サラゴサで日本文化協会を主宰している
藤村さんの計らいで、
藤村さんの墨絵の生徒さん方の掛け軸作品展を
実行するに至りました。

江戸表具を愛する会のメンバーが三年かけて
サラゴサの皆さまの作品を表装し、
大阪、東京、横浜、そして、スペインでお披露目してきたものを
一気に展示します。

EXPOSICION DE SUMIE EN KAKEMONO

Zaragozaの街にお越しの際は、是非、
お寄りくださいませ。

私は12月19日にワークショップを行います。
12月18日から12月22日までZaragoza滞在します。



皆さま、よきクリスマスと新年をお迎えくださいませ。



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2019年2月5日  鎌倉腰越勉強会

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平成の時代

2018年12月06日 | 第2章 五感と体感

腰越の某お寺の猫・・・・・

平成の時代  2018年12月6日

平成30年。私達は平成で終わる最後の年の12月を過ごしているですが、

私の場合、平成元年から新たな生活を始めて、子育てをし、
勉強をしたり、技術を学んだりして、「私」という個人を
更に表現し続けてきました。
つまり、私らしさを前向きに育ててきた時代が平成だったように
思います。


昔は、明治、大正、昭和、と、良く生き抜いてこられましたね~
という言葉をよく交わした記憶があります。
昭和生まれの私も、そのうち、
昭和、平成、○○と、良く生き抜いてこられましたね~
と、言われる時が来るのでしょうか。。。
高度成長期に生まれた者としては、
生き抜くという大層な表現をされると、
なんだか、こそばゆい感じもしますが、
過去の出来事が、歴史の出来事となっていくことで、
私も、歴史の中のなんらかを経験しながら
生きてきた人間の一人であることを、
改めて認識するのです。

平成が終わることと、自分の動きの変化と重なることが、
きっと、何かの始まりの印なのだろうとも思います。

あと少しで終わる平成30年を
たのもしく過ごしたいものです。




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雪谷校は、二週目が講座ですのでお間違えの無いようお願いします。

    11月23日  10:30~12:30たまプラーザ校 終了
    11月30日  10:30~12:30たまプラーザ校 終了
    たまプラーザ校は、12月はお休みです。
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褒められると嬉しい「言葉の波動」

2018年12月05日 | 第2章 五感と体感

縄文展カタログから  みみずく土偶・・・

褒められると嬉しい「言葉の波動」 ・・       2018年12月5日

「褒められると嬉しい。」という感情は、きっと真っ直ぐに他者の感情を受け取ることができていれば、直球を受けるように嬉しいと感じるのでありましょうが、時には、褒められることが慇懃無礼に感ずることもあったりします。
普段から互いの気持ちを享受し合っていれば、無条件で褒められて嬉しいと感じますが、私の事をそれほど知らずに、褒められても、「言葉」の「音」に好意的な温もりは伝わってきません。
相手から伝わる言葉の波動は、「言い表す」言葉以上の体感を感じたりします。

慇懃無礼だと感ずるときは、相手から伝わる言葉の波動に氷のような冷たさとか、針を刺されるような痛さを感じたりします。時には、言葉だけを聴いても体感として受け取れない場合もあったりします。

縄文の時代には文字がありませんでした。
言葉はあっても、書き綴り、それを後世に残す記録することをしてこなかったことが、日本人の感受性の原型を作りあげているようにも思います。

書き綴ることは感情を外した記録ともなります。
でも、口から表す言葉は、
同じ言葉であっても、相手によって受け取る感覚が違います。
相手が好きであるか、嫌いであるか、という概念も、基準の一つかもしれませんが、全く知らない相手から伝わる言葉の「音(オン)」の波動は、思わぬ体感を得たりするのです。

日本人の言葉に対する重さは「思い」の「重さ」とも繋がり、「言霊」という概念が背景にあるからではないかしらとも思います。

真の心のこもった温かい言葉は頂きたいけれど、
温もりの感じない冷たい言葉は頂きたいとは思いません。
却って黙っていてくれていた方が良いかな、とも思います。

縄文の血を受け継いでいる日本人であるからこその、もののあはれや侘びと寂を改めて、誇りに思う今日この頃です。



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東北のゴッドマザー逝く

2018年12月01日 | 第2章 五感と体感

ささえ愛山元をトトロから眺める


ささえ愛山元のシンボルは、Mさんが描かれました。

ささえ愛山元の森

ささえ愛山元の森から建物を望む

写真は丁度一年前に撮影したものです。

NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会会員の皆さま、
そして、東北支援の関係で出会った皆さま、
悲しいお知らせをしなくてはなりません。

NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会の活動を通して、
震災後、大変お世話になりました「NPO法人ささえ愛山元」の
理事長中村さんが11月26日の朝に逝去されました。

26日の朝、お電話を頂いた途端、察しました。
覚悟はしていましたが、
私自身喪失感が増しています。

丁度一年前の11月27日に「ささえ愛山元」での最後の勉強会を行い、
理事長のご自宅に泊めていただき、今後のお話をご長男交えて
伺いました。
ご自身も被災し、ご主人、職員を亡くされながらも、
震災の年の夏には、ささえ愛山元を復活させた
理事長の行動力と器の大きさ、そして、人を吸い寄せるような
美しいお人柄に魅かれた方々が、大勢いらっしゃいます。

私にとっても、宮城のお母さんでした。

東日本大震災という大きな出来事によって育まれた絆は、
ほんとうにほんとうに尊いものです。


中村理事長の元で働いていた私達のNPOキュールの会員馬場さんの
尽力にも深く感謝しています。

「ささえ愛山元」のアイデンティティを引き継いで働く職員の皆さまの
これからを期待し、陰ながら応援させていただきます。

震災後に移った自宅の石の仏像のほっぺと唇に、紅を挿すようなことを何気なくされる
理事長に感じた深い愛おしさは、私の生涯の宝物の感情です。

ほんとうにお疲れさまでした。
大きな大きな役割を格好よく果たされました。

28日通夜、29日告別式が角田でおこなわれました。
NPO法人CULLカリタスカウンセリング学会から、
お花を届けましたことをここにて報告させていただきます。

何度言っても足りないくらいの感謝の気持ちを
天に届けたいです。


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