DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

デマルコ、大逆転TKO勝利

2011年10月20日 09時17分46秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCライト級王座決定戦:
アントニオ デマルコ(メキシコ)TKO11回2分32秒 ホルへ リナレス(帝拳/ベネズエラ)

*リナレスというのは世間で騒がれるほどの好選手なのでしょうか?パンチの切れ、コンビネーションブロー、そしてそのスピードは目を奪われるものがあります。才能は多大にあるとは思います。しかしリナレスを見ていると「才能=強さ」ではないと時々感じます。今回の敗戦の傷を癒し、精神的にも回復すればいくつかの世界王座獲得は可能でしょう。しかし現段階でのリナレスは、いいアスリートではありますが強いファイターとは言えません。

この試合のように、対戦者がリナレスのスピードに慣れだしたらどうなるのでしょうか。あれだけのパンチを放っているのにダウンの一つも奪えなかったのは一発の威力がない証拠。かつてマービン ハグラーに豪快に破れたトーマス ハーンズの対戦者のように、リナレスの打たれもろさをついてくる選手が増えていくのではないでしょうか。

今回の敗戦、そして前回の敗戦、対ファン カルロス サルガド(メキシコ)戦でも、ボディーを打たれていません。ボディーの強さも今後試されていくでしょう。

リナレスがどのような復帰路線を歩んでいくか。来年の注目点になるでしょう。また個人的にはリナレスと重なるものを持っているアミア カーン(英)。同じスピードスター カーンの唯一の敗戦も即効KO負けでトレーナーはフレディー ローチ氏です。 12月の防衛戦、番狂わせがあるかもしれません。
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