先月末26日、米国・アラバマ州で行われた試合結果です。
WBCヘビー級戦:
王者デオンティー ワイルダー(米)TKO11回55秒 挑戦者ヨハン ドゥオパ(仏)
*現役最強のヘビー級と謳われている3団体統一王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の対抗馬であるワイルダー。今年1月に同王座を獲得して以来、今回が2度目の防衛戦になります。
試合前、「あまりにも安易な挑戦者を選択した」と非難が集中したワイルダーですが、世界王者ながらも未知数な部分が多い選手なだけに、個人的にはマッチメークの上手さを感じます。
挑戦者は世界的には中堅選手であるフランス人ドゥオパ。戦績は32勝(20KO)2敗とそこそこですが、やはり王者との実力差を埋めることは出来ませんでした。
しかしこの格下挑戦者は異常なタフネス(打たれ強さ)を十二分に発揮ました。試合開始からレフェリーストップが入るまで、とにかく前進を止めなかったフランス人。惜しいこと戦績以上にパンチ力が欠けていました。

挑戦者のタフネスにも負けず、王者はスタミナを証明。前進を止めない挑戦者に、左右上下のパンチの嵐を見舞い続けました。自身の左目を腫らす結果となりましたが、不安視されていたスタミナ不足を拭う結果にもなりました。
全勝記録を35に伸ばしたワイルダー。これまでにKO/TKO出来なかった試合は僅か1。次戦では指名挑戦者で元WBA王者アレクサンデル ポベトキン(露)を迎えることになりそうですが、その一戦は好試合が期待できるでしょう。
WBCヘビー級戦:
王者デオンティー ワイルダー(米)TKO11回55秒 挑戦者ヨハン ドゥオパ(仏)
*現役最強のヘビー級と謳われている3団体統一王者ウラジミール クリチコ(ウクライナ)の対抗馬であるワイルダー。今年1月に同王座を獲得して以来、今回が2度目の防衛戦になります。
試合前、「あまりにも安易な挑戦者を選択した」と非難が集中したワイルダーですが、世界王者ながらも未知数な部分が多い選手なだけに、個人的にはマッチメークの上手さを感じます。
挑戦者は世界的には中堅選手であるフランス人ドゥオパ。戦績は32勝(20KO)2敗とそこそこですが、やはり王者との実力差を埋めることは出来ませんでした。
しかしこの格下挑戦者は異常なタフネス(打たれ強さ)を十二分に発揮ました。試合開始からレフェリーストップが入るまで、とにかく前進を止めなかったフランス人。惜しいこと戦績以上にパンチ力が欠けていました。


挑戦者のタフネスにも負けず、王者はスタミナを証明。前進を止めない挑戦者に、左右上下のパンチの嵐を見舞い続けました。自身の左目を腫らす結果となりましたが、不安視されていたスタミナ不足を拭う結果にもなりました。
全勝記録を35に伸ばしたワイルダー。これまでにKO/TKO出来なかった試合は僅か1。次戦では指名挑戦者で元WBA王者アレクサンデル ポベトキン(露)を迎えることになりそうですが、その一戦は好試合が期待できるでしょう。
