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今年もやってるやってる~

フェイゲンブツ、苦しい初防衛戦(WBAスーパーミドル級:暫定王座)

2015年10月25日 00時49分28秒 | 世界ボクシング
先週末17日土曜日、ドイツで行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦(暫定王座):
王者ビンセント フェイゲンブツ(独)判定3対0(115-113x2、114-113)挑戦者ジョバンニ デカロリス(伊)

*3ヶ月前に豪快に同王座の座に着いたフェイゲンブツ。その試合後の戦績が20勝1敗で勝利のうち19までがKO/TKO勝利という選手で、7月の試合の後に20歳の誕生日を迎えたばかりです。7月の試合ではWBAの暫定王座のほか、超マイナー王座GBU王座も同時に獲得。一体それがどのような価値があるかは想像もできません。

将来が大きく期待される新鋭暫定王者ですが、この初防衛戦で大苦戦に直面する事に。挑戦者のデカロリスは26勝(11KO)5敗といたって平均的な戦績の持ち主。しかしこの試合ではその非力の戦績を示す挑戦者が初回にダウンを奪うという好スタートを切ります。

その後も挑戦者のペースで続いたこの試合。王者はローブローを繰り返し、技術の無さを暴露していきます。新王者誕生を期待させた一戦ですが、判定はドイツ人を支持。フェイゲンブツが辛くも王座を死守することに成功。

フェイゲンブツは12月5日に予定される同レギュラー王者ヒュードル チュディノフ(露)とフェリックス シュトルム(独)の再戦の勝者との王座統一戦を来春までに行うことを義務付けられているようです。
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