先月末31日、東京都大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級戦(スーパー王座):
王者ジェスレル コラレス(パナマ)判定2対1(117-110、115-112、113-114)挑戦者内山 高志(ワタナベ)
*特に10回と11回には度重なるクリンチのためにレフェリーから注意を受けたコラレス。5回にはダメージはなくも、正式なダウンも喫しています。試合の後半戦にはバランスを崩してか、フロアに横たわるシーンも何度かありました。また、試合が終わりに近づけば近づくほど露骨に逃げ回る姿も。コラレスには「世界王者」というイメージが似合いません。しかし対内山に関する限り、両者の「相性」という点で大きく勝っていました。
最後の最後までやりずらそうだった内山。判定は割れましたが、私(Corleone)から見ると、前王者の返り咲きはないように思えました。個人的な採点は、一人のジャッジと同様に117対110でパナマ人。しかし内山から肉体的衰えは全く見られず。今後のマッチメーク次第では、十分世界に返り咲きすることが可能でしょう。
コラレスの大先輩で、1980年代前半に日本人選手の壁となったイサリオ サパタという元WBCライトフライ級、WBAフライ級王者がいました。自分は記事でしか読んだことのない選手ですが、とんでもなく戦いづらい変則的な選手だったそうです。あくまで想像の域なのですが、コラレスとサパタのイメージが重なってしまいます。
WBAライトフライ級戦:
王者田口 良一(ワタナベ)引き分け(1対1:116-112、112-116、111-111)挑戦者カルロス カニサレス(ベネズエラ)
*試合前のカニサレスの戦績は16戦全勝(13KO)。76%とという軽量級では驚異的なKO率の持ち主です。激しい打ち合いが予想されたこの一戦。しかし試合後田口が残したコメントは「やりずらかった」。何はともあれ田口が苦しみながらも、保持する王座の5度目の防衛に成功しました。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座統一戦:
OPBF王者伊藤 雅雪(伴流)判定3対0(118-110、117-111x2)WBOアジア太平洋王者渡邉 卓也(青木)
*日本では初の東洋地域王座の統一戦となったこの一番。基礎能力に勝る伊藤が、渡邉を終始圧倒。WBOの地域王座を吸収すると共に、OPBF王座の3度目の防衛に成功しています。
WBAスーパーフェザー級戦(スーパー王座):
王者ジェスレル コラレス(パナマ)判定2対1(117-110、115-112、113-114)挑戦者内山 高志(ワタナベ)
*特に10回と11回には度重なるクリンチのためにレフェリーから注意を受けたコラレス。5回にはダメージはなくも、正式なダウンも喫しています。試合の後半戦にはバランスを崩してか、フロアに横たわるシーンも何度かありました。また、試合が終わりに近づけば近づくほど露骨に逃げ回る姿も。コラレスには「世界王者」というイメージが似合いません。しかし対内山に関する限り、両者の「相性」という点で大きく勝っていました。
最後の最後までやりずらそうだった内山。判定は割れましたが、私(Corleone)から見ると、前王者の返り咲きはないように思えました。個人的な採点は、一人のジャッジと同様に117対110でパナマ人。しかし内山から肉体的衰えは全く見られず。今後のマッチメーク次第では、十分世界に返り咲きすることが可能でしょう。
コラレスの大先輩で、1980年代前半に日本人選手の壁となったイサリオ サパタという元WBCライトフライ級、WBAフライ級王者がいました。自分は記事でしか読んだことのない選手ですが、とんでもなく戦いづらい変則的な選手だったそうです。あくまで想像の域なのですが、コラレスとサパタのイメージが重なってしまいます。
WBAライトフライ級戦:
王者田口 良一(ワタナベ)引き分け(1対1:116-112、112-116、111-111)挑戦者カルロス カニサレス(ベネズエラ)
*試合前のカニサレスの戦績は16戦全勝(13KO)。76%とという軽量級では驚異的なKO率の持ち主です。激しい打ち合いが予想されたこの一戦。しかし試合後田口が残したコメントは「やりずらかった」。何はともあれ田口が苦しみながらも、保持する王座の5度目の防衛に成功しました。
OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座統一戦:
OPBF王者伊藤 雅雪(伴流)判定3対0(118-110、117-111x2)WBOアジア太平洋王者渡邉 卓也(青木)
*日本では初の東洋地域王座の統一戦となったこの一番。基礎能力に勝る伊藤が、渡邉を終始圧倒。WBOの地域王座を吸収すると共に、OPBF王座の3度目の防衛に成功しています。