DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2016年まとめ)

2017年01月17日 00時58分36秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年、2016年の個人的感想をまとめてみました。

昨年は何かイライラするボクシング年でした。ブラジルのリオデジャネイロで夏季五輪が開催されたために、プロボクシングが他の年に比べ不活発になることは分かっていました。しかしその現象は、4年に1度必ず起こるもの。たぶん一番の原因は、健康管理について、ようやくというべきでしょうか、厳しくなってきたためだからだと思います。健康管理といっても色々ありますが、ドーピングに関し、厳重体制になってきた、という感を強く受けます。お恥ずかしい事なのですが、ここでこうやって書いている本人が、その件に関しほとんど知識がありません。


ドーピング:

その知識に欠ける人間でも、うっすらとではありますが、どのような問題だったかは察しができます。特にこの問題が直接関係したのがヘビー級でした。事の始まりは3月に行われたWBA戦、ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)対ルーカス ブラウン(豪)結果は敵地に乗り込んだブラウンが、逆転TKO勝利を収め同団体のレギュラー王座を獲得。それと同時に豪州史上初の世界ヘビー級王座の座を勝ち取りました。WBAからはこの試合の勝者は、フレス オケンド(プエルトリコ)との防衛戦が義務付けられていました。ブラウン陣営はその試合に大いに乗り気で、早速試合交渉に入っていたのですが...。その後ブラウンから薬物反応があったとして、チャガエフ戦は無効試合に。一旦はチャガエフに戻されたベルトですが、ウズベキスタン人はそのまま現役を引退。空位となった王座決定戦にブラウンが出場することが決まりました。しかし、再びブラウンが検査に引っかかり出場権は無効に。現在はWBAのランキングからも外されています。

同じような事がWBC戦でも起きています。こちらも何と2度までも。

5月にロシアに渡り、指名挑戦者アレクサンデル ポべドキン(露)の挑戦を受ける予定だった王者デオンティ ワイルダー(米)。この試合直前に挑戦者が薬物反応の検査に引っかかり無期延期に。その後ロシア人は一時釈放の身柄となりました。このロシア人、先月にはワイルダーの怪我による休養中の留守番(暫定)王座決定戦をバーメイン スティバーン(カナダ)と行う予定でしたが上記のブラウン同様再び検査に引っかかりその試合は中止に。今後ブラウン、ポべドキンの身柄がどのようになるかは不透明です。

個人的な希望としては、5月にポべドキンがWBC王座を奪取。6月にはブラウンがオケンドを退けWBA王座の初防衛に成功。そして両選手共にもう一戦2016年内に試合(防衛戦)を行っていた、筈でした。やはり最重量級がビシッとしないと、引き締まりませんね、ボクシングというのは。


WBA内での王座統一戦:

スーパー王者、レギュラー王者、暫定王者、そして休養王者。老舗団体が各階級に複数の世界王者を認定し始めてからしばらく経ちます。しかし今年に入り、同団体はようやく各階級一人の世界王者体制に踏み切り始めました。実際に王座統一戦で世界王者の数を減らした場合や、王者がタイトルを返上、または剥奪されるといった違ったケースで王座が減少しつつあるようです。今年も是非、この流れを続けていって貰いたいものですね。


WBOのアジア・太平洋王座の承認:

9月に日本ボクシング界がWBCの下部組織であるOPBF(東洋太平洋)王座に続き、WBOの同地域王座であるアジア・太平洋王座を認可。結構な勢いで、同タイトル戦が日本国内で行われています。


ボクシング世界地図の大変化:



今年で11年目を迎える「世界ボクシング・パーフェクトガイド」。このガイドブックに目を通せば、世界ボクシングの勢力地図に大変化が見られることが一目瞭然。特にミドル級以上の重量級では、旧東ヨーロッパ系の選手が幅を利かせています。この変化はこの1年のみで起こった事ではありません。しかし自分がボクシングに興味を持ち始めた1990年代初頭の世界ボクシングと言えば、米国、しかも黒人選手にほぼ限定されたスポーツといったイメージがありました。当然の事ですが、時代が変わればボクシングも変わるものですね。

このパーフェクトガイド、毎年欠かさずに購入しています。しかし、今年のものには大きな欠陥が。楽しみにしているお姉さんたち(各ラウンドの表示を見せる色っぽい女性)のページが見当たらない...。大きな失望です。


話題性、そして大きな興行が少なかった2016年:

これは疑いのない事実です。例外は英国、プロボクシング新興国家の中国、そしてボクシングの老舗、中心国の一つと言って過言ではない日本のリングだったと言っていいでしょうね。

新年2017年は最初の数ヶ月ですでにいくつかの大きな興行が行われることが発表されています。昨年とは違い、ボクシング界にとって楽しみな一年になりそうです。
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