DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2016年/日本国内編)

2017年01月19日 01時22分45秒 | ボクシングネタ、その他雑談
昨年2016年にもっとも気になった選手たちを選んでみました。今回は日本国内5選手の選出になります。

日本スーパーウェルター級王者野中 悠樹(井岡弘樹):年間戦績は3戦3勝(1KO)



*39歳ながらもバリバリの日本ナンバーワン選手。ランキング上位の選手とのみの防衛戦で、防衛回数を伸ばし続けた事を高く評価。今年もこの姿勢を続けてほしいですね。来年の今頃は二桁防衛達成なるか?何年かかるか分かりませんが、上山 仁(新日本木村)が打ち立てた20連続防衛という同タイトルの防衛記録更新を目指して貰いたいです。


前WBAスーパーフェザー級スーパー王者内山 高志(ワタナベ):年間戦績は2戦2敗(1KO負け)



*4月に当時無名だった暫定王者ジェスリール コラレス(パナマ)にまさかのTKO負けを喫し、2010年1月から保持していた世界王座を決別。大晦日に行われた再戦でも、1対2の判定負けを喫し王座返り咲きならず。ボクシングの試合では、相性というものがあるのだなと改めて感じた2連戦でした。両者の第2戦から見ると、内山に肉体的ダメージは全く見られず、気持ち次第ではまだまだ十二分に世界王座に返り咲く力はあるでしょう。

内山の敗戦で感じたことは、たった一つの敗戦が、「こうもボクサーの評価を変えてしまうのか」という厳しい現実。今でも実力は世界王者クラスの選手ですが、勝利がすべてなんですね、プロボクシングって。井上 尚弥(大橋)や山中 慎介(帝拳)も、いつかは喫するであろう敗戦で、どのような厳しい評価を受けるのか。内山の敗戦は、いい教訓と言っていいでしょうね。


前WBCスーパーバンタム級王者長谷川 穂積(真正):年間戦績は1戦1勝(1KO)

   

*とんでもない好試合を演じ、念願の世界王座3階級制覇達成。そして見事な現役からの勇退。カッコよすぎです!


WBCバンタム級級王者山中 慎介(帝拳):年間戦績は2戦2勝(1KO)



*2度の防衛戦ともファンを喜ばせる激戦。防衛回数も11まで伸ばしました。具志堅 用行(協栄)の打ち立てた、世界王座13連続防衛に迫ってきましたが、まずは次の確実なる防衛成功を祈っております。


前日本ミニマム級王者福原 辰弥(本田フィットネス):年間戦績は3戦2勝(1KO)1引き分け



*来月末に、地元熊本で暫定王座ながらも世界戦出場が決定。そう、ボクシング不毛の地での日本王座防衛x3を評価しました。是非暫定王座を獲得し、正規王者高山 勝成(仲里)とも熊本で戦ってもらいたいものです。


*ご存知のようにあくまで私的独断と偏見による選出です。選出した選手の順位はなく、海外偏同様に重い階級からの順番となっています。
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