DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

村中、英国で世界初挑戦(WBAスーパーフライ級)

2017年03月17日 01時29分28秒 | 世界ボクシング
5月13日、英国で予定される試合です。
WBAスーパーフライ級戦(唯一王座):
王者カリ ヤファイ(英)対 挑戦者村中 優(フラッシュ赤羽)

*村中にとって、王者の地元での世界初挑戦となり、不利という試合前の予想も仕方がありません。しかし、村中にも十分勝機がある一戦と見ていいでしょう。体重超過の常習犯という不明ようなイメージを持つ村中。自業自得と言ってしまえばそれまでですが、2ヶ月後に英国からの朗報が入ることに期待しています。

スーパーフライ級と言えば日本ボクシング界にとり、とても距離の近い階級。以前は一つ下のフライ級が「伝統のクラス」として知られていましたが、最近ではスーパーの付くフライ級の方が主導権を握っている感じがします。

さて、2017年3月17日現在のフライ級戦線を見てみると下記のようになります。

WBA:カリ ヤファイ(英/防衛回数0)
WBC:ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳/0)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/1)
WBO:井上 尚弥(大橋/4)
OPBF(東洋太平洋):レネ ダッケル(比/1)
日本:中川 健太(レイスポーツ/0)

*上記の選手の他にも日本関係のみで絞ってみてみると、帝拳ジムの契約選手で前WBCタイトル保持者カルロス クアドラス(メキシコ)。そのクアドラスに善戦した元WBA暫定フライ級王者江藤 光喜(白井・具志堅)も健在。IBFで2度目の世界挑戦を目論む帝里木下(千里馬神戸)は順調に復調中。石田 匠(井岡)がWBAの最上位ランカーで元WBCフライ級王者五十嵐 俊幸(帝拳)も同級で虎視眈々と2階級制覇を狙っています。

こうやって世界王者と日本の主力選手のみを絞ってみても、スーパーフライ級がいかに面白い階級ということが分かります。その一角を争うことになるヤファイと村中。今からこの試合の開催、そして結果が待ち遠しくなってきました。
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