DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一翔、V5戦が決定(WBAフライ級)

2017年03月16日 00時05分11秒 | 世界ボクシング
4月23日、エディオンアリーナ大阪で予定される試合です。
WBAフライ級戦(唯一王座):
王者井岡 一翔(井岡)対 挑戦者ノクノイ クラティンデーンジム(タイ)

WBOバンタム級戦:
王者マーロン タパレス(比)対 挑戦者大森 将平(ウォズ)

*既に発表されていたWBOバンタム級戦に加え、以前から実現が噂されていた一翔の5度目の防衛戦も正式に発表されました。今回一翔が迎えるのはタイのノクノイ。66戦というキャリアの持ち主で、これまでの戦績は62勝(38KO)4敗(1KO負け)。その全ての敗戦は、デビュー2戦目から5戦目に立て続けに喫したものです。ようするにその後の全ての試合、60戦近く白星を積み重ねてきている分けです。

2005年3月に行われたデビュー5戦目までは苦い経験をしてきたノクノイですが、2006年5月には一階級下のライトフライ級でWBCユース王座を獲得。その王座は20度近く守り抜きました。2013年2月には現行のフライ級のWBCインターナショナル・シルバー王座を獲得。その王座は前日本ライトフライ級王者で、現在はWBOライトフライ級のアジア・太平洋王座に就いている堀川 謙一(SFマキ)との王座決定戦に僅差判定勝利を収め奪取したものです。それ以前には2011年の5月に、軽量級の不気味な存在であるレイ ロレト(比)に6回判定勝利を収めたことが目に留まりました。ノクノイがどれぐらいの実力者かというと、かなり不明瞭。2014年2月以降の14戦は全て6回戦で戦ってきました。まあ、それなりに力はあるものの、60戦以上のキャリアというのはハッタリ、と見ていいでしょうね。

ノクノイは現在2位にランキングされていますが、最上位には彼の同胞であるヨドモンコン ポー セーンプッチが。そして3位にはウクライナの中々の実力者と噂されるアルティン ダラキャンが顔を見せています。一翔にとり、それら強豪との対戦前の一休み的防衛戦と見ていいかもしれません。
コメント
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