先月末26日、英国で行われた試合結果です。
2団体スーパーライト級王座統一戦:
IBF王者ジョシュ テーラー(英)判定2対0(117-112、115-113、114-114)WBAレジス プログレイス(米)
*ちょうど1年前に始まった同級トーナメント。テーラーはライアン マーティン(米)、イバン バランチェク(ベラルーシ)に、プログレイスはテリー フラナガン(英)、キリル レリ(ベラルーシ)に勝利を収め今回の決勝戦まで駒を進めてきました。
実力者同士の対戦となったこの戦い。当然の如く接戦が予想されていましたが、試合内容もその予想に反映されたもの。中盤以降に抜け出したテーラーが僅差の判定勝利を収め、IBF王座の初防衛に成功すると同時に、WBA王座の吸収にも成功しています。
テーラーは試合後、WBCとWBOの2つのベルトを保持していホセ カルロス ラミレス(米)との4団体スーパーライト級王座の統一戦を熱望。しかしラミレスは現在、自身の怪我のため戦線離脱中。また、WBOからは指名挑戦者との防衛戦が義務付けられているため、『テーラー対ラミレス』戦即実現は難しいでしょう。
敵地で僅差の判定負けを喫し、王座から転落したプログレイス。試合後、今回の敗戦について全く言い訳はしていませんでした。今後の巻き返しに大きな期待が持てそうです。