先日15日、フランスで行われた試合結果です。
WBAクルーザー級戦(スーパー王座):
王者アルセン グラムイリアン(アルメニア/仏)KO4回1分8秒 挑戦者ケイン ワッツ(豪)
*昨年3月に暫定ながらもWBAクルーザー級王座を獲得しているグラムイリアン。同年10月には、マーク フラナガン(豪)を終盤で破り、同王座の初防衛に成功していました。
フラナガン戦から1年強、ようやく迎えた今回の防衛戦。試合開始早々からフラナガンの同胞ワッツを圧勝し。勝負に出た4回に、左ボディーで豪州人を仕留めKO勝利。約1年ぶりの実戦でも錆びつくことなく、その実力を誇示することに成功しています。
前回の試合から約13ヵ月。戦わずして暫定王者からスーパー王者へと昇格していたグラムイリアン。BoxRecを見てみると、前戦にあたるフラナガン戦が防衛戦ではなく、無冠戦として明記されていました。それはともかく、来年2020年は、定期的にリング活動を行って貰いたいものです。
2019年11月19日現在のクルーザー級世界戦線戦を見てみましょう。
WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア・仏/防衛回数2?)
WBA(レギュラー):ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/0)
WBA(暫定):リャド メルウィー(コートジボアール・ベルギー/0)
WBC:空位
IBF:ジェニエール ドルティコス(キューバ/0)
WBO:マイリス ブリエディス(ラトビア)
*バンタム級、スーパーライト級同様に、昨年のこの時期に始まったクルーザー級トーナメント第2弾。しかしこの階級だけ決勝戦が行われていません。やはり第1弾で優勝し、クルーザー級の4団体王座を統一したアレクサンデル ウシク(ウクライナ)のヘビー級への転向は大きかったですね。