スター選手たちが集うウェルター級とミドル級の中間に位置するスーパーウェルター級。そのせいでしょうか、比較的地味なクラスに甘んじている感があります。2019年11月15日現在の同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA(スーパー):ジュリアン ウィリアムス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリィスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:トニー ハリソン(米/0)
IBF:ジュリアン ウィリアムス(米/0)
WBO:ハイメ ムンギア(メキシコ/5)
OPBF(東洋太平洋):渡部 あきのり(角海老宝石/0)
日本:松永 宏信(横浜光/1)
(*WBAゴールド、WBCダイヤモンドは除外しています。)
*世界王者たちの顔ぶれを見てみると、すでに5度の防衛に成功しているムンギアを含め、ララ以外は新顔が占めています。やはりこの辺りの階級となると、世界王者たちと日本のトップ戦線の実力差は、かなりあるようです。
6年3ヶ月前になりますが、前回お届けした、2013年8月16日当時のスーパーウェルター級王者たちの顔ぶれは次のようになります。防衛回数は当時のものとなります。
WBA(スーパー):フロイド メイウェザー(米/防衛回数0)
WBA(統一/レギュラー):サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBA(暫定):エリィスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/6)
IBF:イシュー スミス(米/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):チャーリー 太田(八王子中屋/8)
日本:湯場 忠志(都城レオスポーツ/0)
*普段は比較的地味な階級であるスーパーウェルターですが、6年前はボクシング界の中心だったんですね。ララはいまだに同級で、アルバレスに関してはミドル級からライトヘビー級の第一線で、現在も大活躍中です。
下記は11年前、2008年10月9日時点でのスーパーウェルター級王者たちとなります。
WBA:ダニエル サントス(プエルトリコ)
WBC:バーノン フォレスト(米)
WBC(暫定):セルジオ マルティネス(亜)
IBF:バーノ フィリップス(米)
WBO:セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)
OPBF:日高 和彦(新日本木村)
日本:野中 悠樹(尼崎)
*現在はWBOアジア太平洋ミドル級王者として頑張っている野中。当時は一階級下の日本王者だったんですね。