最近(2020年1月7日ごろ)のニュースです。
1)これまでにフェザー、スーパーフェザー、そしてライト級の3階級で世界王座を獲得してきたホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)。昨年2019年は、4階級制覇を目指しスーパーライト級に本格的に進出していきました。しかし天才児も体重の壁にぶち当たり、ライト級への再転向を余儀なくされました。昨年の秋口に久しぶりの後楽園ホールでその雄姿を披露したリナレス。今年のバレンタイン・デーには、米国・カリフォルニア州のリングで再起2戦目のリングに登場を予定しています。今回リナレスが拳を交えるのは、19勝(8KO)4敗4引き分けの戦績を持つカルロス モラレス(米)に決定しています。
2)『リナレス対モラレス』戦と同じ興行では、ライト級の注目株ライアン ガルシア(米)も登場を予定。フランシスコ フォンセカ(ニカラグア)を相手に、保持するWBCライト級シルバー王座の防衛戦を行います。リナレスとガルシアが共に勝利した場合、両者の対戦が年内にも予定されています。
3)ミニマム級から始まり、ライトフライ級、フライ級、そしてスーパーフライ級までの4階級で世界のベルトを獲得してきたローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)。昨年末12月23日、5年ぶりに日本(横浜)のリングに登場。格下ディオネル ディコス(比)を苦も無く2回でKO。スーパーフライ級での世界王座返り咲きに向け、順当なリング復帰戦を終えています。
4)昨年師走の28日、石田 匠(井岡)がイスラエル ゴンザレス(メキシコ)とIBFスーパーフライ級への挑戦権を賭け対戦。結局自分のペースをつかめなかった石田は、僅差の判定負け(1対2:116-112、112-116、113-115)を喫してしまいました。
5)現在スーパー王者としてレオ サンタ クルス(メキシコ)が、レギュラー王者としてレネ アルバラード(ニカラグア)が君臨しているWBAスーパーフェザー級戦線。今月18日に、同王座の第3の王者を決める戦いが米国・ペンシルバニア州で行われます。その試合に出場するのはクリス コルバート(米)とジェスリール コラレス(パナマ)。
6)2週間前にWBCフライ級王座を獲得したばかりのフリオ セサール マルティネス(メキシコ)。来月29日、4年に一度の2月29日に早くも初防衛戦を予定しています。マルティネスが迎えるのは17戦全勝(9KO)の英国人ジェイ ハリス。