DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

スーパーミドル級(01‐29‐20)

2020年01月29日 23時06分27秒 | ボクシングネタ、その他雑談

全17階級の内、最軽量級であるミニマム級、ヘビー級に次いで2番目に重いクルーザー級と同様に、比較的歴史の浅いスーパーミドル級。しかし21世紀に入り、スター選手を続々と誕生させ、選手層も年々増しています。そのスーパーミドル級の2020年1月29日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):カラム スミス(英/防衛回数2)
WBA(レギュラー):サウル アルバレス(メキシコ/0)
WBC:デビット べナビデス(米/0)
IBF:カレブ プラント(米/1)
WBO:ビリー ジョー ソーンダース(英/1) 
OPBF(東洋太平洋):ジェイド ミッチェル(豪/2)
WBOアジア太平洋:アブダラ パジワパジ(タンザニア/0)

*世界王者たちの顔ぶれを見てみると、実力はそれなりにあるものの、地味なメンツが揃っているという印象は拭えません。やはりWBAの第2の王者ながらも、アルバレスの存在が大きく感じられます。以前は一つ下のミドル級でも若干小柄の印象だったアルバレスですが、現在は同級でも十分に通じる体格の選手にまで体が適合してきました。次の試合を5月に予定しているアルバレス。同級での試合の可能性も十分あるだけに、その動向がスーパーミドル級の今後に大きく影響を与えていきそうです。

6年半前になりますが、前回お届けした、2013年10月3日当時のスーパーミドル級王者たちの顔ぶれはどのようだったのでしょうか。防衛回数は当時のものとなります。

WBA(スーパー):アンドレ ワード(米/防衛回数5)
WBA(統一):カール フロッチ(英/0)
WBA(暫定):スタニスラフ カスタノフ(ウクライナ/1)
WBC:サキオ ビカ(豪/0)
IBF:フロッチ(2)
WBO:ロベルト ステイグリッツ(独/1)
OPBF(東洋太平洋):空位

*ワード、フロッチが牽引していた当時のスーパーミドル級戦線。その後、両選手ともに王者のまま現役から引退しています。

最期は11年以上も前、2008年11月21日時点でのスーパーミドル級王者たちとなります。

WBA:ミッケル ケスラー(デンマーク)
WBC:空位
IBF:ルシアン ブテ(カナダ/ルーマニア)
WBO:デニス インキン(露)
OPBF:清田 祐三(フラッシュ赤羽)

*ケスラー、ブテと、実力者が世界王者として君臨していた当時のスーパーミドル級。同級史上最強と呼び声高いジョー カルザゲ(ウェールズ)の活躍は、それ以前となります。OPBF王者として安定した力を見せていた清田。次にそのレベルで戦う日本人選手が登場するのは、いつになるのでしょうか。
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