先週末25日・土曜日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
ダニー ガルシア(米)判定3対0(118-110、117-111x2)イバン レッドカッチ(ウクライナ)
*2017年3月にキース サーマン(米)との接戦を落として以来、実力はトップレベルを保ちながらも、肝心なところで勝てないという印象を残しているガルシア(と言っても敗戦は38戦中僅か2度ですが)。この2020年には、トップ戦線に返り咲く可能性のある一年になりそうです。
今回行われたレッドカッチ戦は、WBC王座への挑戦者決定戦としての意味合いが強い試合でした。その試合でガルシアは、ライバルを終始圧倒。ダウンこそ奪えなかったものの、タフなウクライナ人を相手に大差の判定勝利を収めています。
今年ガルシアが目指しているのは、WBAスーパー王者マニー パッキャオ(比)、もしくはIBF王者エロール スペンス(米)への挑戦。しかし現時点では、スペンスが事故からの負傷のため長期離脱中。順当にいけば、アジアの英雄との対戦になるのではないでしょうか。