DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

クルーザー級(04‐09‐20)

2020年04月09日 23時03分36秒 | ボクシングネタ、その他雑談

常に地味なクラスというレッテルが貼られているクルーザー級。このライトヘビー級の2020年4月9日現在の同級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):アルセン グラムイリアン(アルメニア/防衛回数2)
WBA(レギュラー):ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/0)
WBA(暫定):リャド ぺルウィー(コートジボアール/ベルギー/0)
WBC:空位
IBF:ジェニエール ドルティコス(キューバ/0)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):ジェイ オペタイア(豪/0)
WBOアジア太平洋:ジェイ オペタイア(豪/1)

一つの団体に3人の王者が並んでいると同時に、他の2団体の世界王座は空位という妙な現象が起こっているクルーザー級戦線。これまでにイベンダー ホリフィールド(米)やデビット ヘイ(英)、そしてオレクサンデル ウシク(ウクライナ)など、実力者を輩出してきた同級ですが、この階級で活躍した選手たちは、決まってヘビー級に転向して行ってしまいました。

2つの地域王座を保持しているオペタイアは19戦全勝(15KO)という素晴らしい戦績を持った24歳の若手。上記の2つの王座以外にも、IBF環太平洋とWBAオセアニア王座をも保持している同級注目の選手です。

 

6年前になりますが、前回、2014年2月2日当時のクルーザー級王者たちの顔ぶれはどのようだったのでしょうか。防衛回数は当時のものとなります。

WBA(休養?):ギレルモ ジョーンズ(パナマ/防衛回数3)
WBA(レギュラー?):デニス レべデフ(露/2)
WBC:クリストフ ウロダルチェク(ポーランド/6)
IBF:ファン パブロ ヘルナンデス(キューバ/3)
WBO:マルコ フック(独/12)
OPBF(東洋太平洋):ブラット ピット(豪/0)

 

最期は11年以上も前、2008年12月12日時点でのクルーザー級の王者たちとなります。

WBA:ギレルモ ジョーンズ(パナマ)
WBC:ジャコーベ フラゴメーニ(伊)
IBF:トーマス アダメク(ポーランド)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):ドミニク ベア(豪)

*この時期のライトヘビー級も地味でしたが、さすがクルーザー級。今以上に地味なクラスでした。ウシクに続くスター選手の出現が待たれます。
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