最近(2020年4月19日ごろ)のニュースです。
1)来月に試合を予定していたWBAミドル級スーパー、WBAスーパーミドル級スーパー王者サウル アルバレス(メキシコ)。その試合はコロナウィルスが世界中を荒らしまわっているため、中止となっています。コロナウィルスが暴走する前まで、その日のカネロ(アルバレスのニックネーム)の対戦相手の筆頭として挙げられていたのが、WBOスーパーミドル級王者のビリー ジョー ソーンダース(英)。しかしここ最近、これまでにカネロと2度対戦し、カネロからみて1勝1引き分けの戦績を残しているゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)との3度目の対戦が取り沙汰されています。可能性としては9月にも両者の第3戦目が行われるそうです。ちなみにゴロフキンはアルバレスに王座を奪われた後、IBFミドル級王座に返り咲いています。
2)ソーンダースと同様に、アルバレスの対戦者候補に挙がっていたのがWBAスーパーミドル級のスーパー王者カラム スミス(英)。スミスも当然の如くアルバレスとの対戦を希望しています。もしその一戦が早期に実現しない場合、アルバレスやゴロフキンに善戦しているダニエル ジェイコブス(米)との対戦を目指していくとの事。
3)昨年、WBCライト級の暫定王座を獲得し、その後に正規王者に昇格していたデビン ヘーニー(米)。自身の怪我により、休養王者に移動。しかしこの度、その余計な二文字を返上することに成功しています。現在のライト級の第一人者は、ご存じの通りワシル ロマチェンコ(ウクライナ)。ヘーニーは勿論、打倒ロマチェンコを目指しています。しかしこのヘニー、先日あろうことか「自分は白人には負けない」と、人種差別的発言をし物議を醸しだしています。
4)これまでにWBA、WBO、そしてWBCのライト級王座を獲得してきたロマチェンコ。同級で残ったベルトはIBFのみとなっていました。そのIBFタイトル保持者であるのがテオフィモ ロペス(米)。本来なら来月末、ロマチェンコとロペスの対戦が実現するはずでした。何はともあれこのロペス、将来的にはスーパーライト級に階級を上げる事を視野に入れているようです。
5)ヘーニーをサポートしているのがあのフロイド メイウェザー(米)。メイウェザーはこの度、トレーナーに転身することを発表しています。
6)WBCスーパーウェルター級王者ジャーメル チャーロ(米)と、WBA同級のレギュラー王者であるエリスランディ ララ(キューバ)の対戦話があるようです。