2020年4月13日ごろの意見番です。
*現在、世界王座の防衛回数が多い選手達は下記のようになります。
WBCミニマム級王者ワンヘン メナヨーシン(タイ):2014年11月に王座を獲得しているワンヘン。これまでに12連続防衛に成功しています。
WBAミニマム級王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ):先月、同胞のワンヘンの防衛記録12に並んだフレッシュマート。世界王座獲得はワンヘンより一ヵ月早く、2014年10月まで遡ります。しかしその時点で獲得した王座は暫定タイトルでした。
WBAライトヘビー級王者ドミトリー ビボル(キルギスタン):2016年5月に初めて世界のベルトを腰に巻いたビボル。その時点では上記のフレッシュマート同様、まだまだ暫定王者でした。実力者たちがしのぎを削っている現在のライトヘビー級で、現在までに8度の防衛に成功しています。
IBFスーパーフライ級王者ジェルウィン アンカハス(比):ビボルに遅れる事4ヵ月。母国フィリピンで世界王座を獲得したアンカハスも防衛記録を8に伸ばしています。
WBCライトフライ級王者寺地 拳四郎(BMB):安定度では同級ナンバー1の寺地。これまでに7度の防衛に成功しています。
*世界王者なるもの、その王座を多く、そして長く防衛してこそ王者の証明になる、と思います。もちろん挑戦者の質も問われるべきでしょうが。ここ20年あまり流行っている安易な複数階級制覇。あまり好きではありません。しかし現在、二桁防衛を果たしている世界王者がゼロというのは寂しいですね。