最近(2021年9月20日ごろ)のニュースです。
1)現役最強戦士の一人として数えられながら、試合間隔が開き気味のテレンス クロフォード(米)。元王者ショーン ポーター(米)との防衛戦が11月20日に決定しました。これが5度目の防衛戦となるクロフォード。ちょうど1年ぶりのリング登場となります。ポーターにとっては実に昨年8月以来の試合となります。
2)中々行われない3団体統一ライト級王者テオフィモ ロペス(米)対 IBFの指名挑戦者ジョージ カンボソス(豪)による一戦。来月4日にニューヨークで行われるという話ですが、本当に実現するんでしょうかね?
また、ロペスはワシル ロマチェンコ(ウクライナ)との再戦についてはっきりと「ない」とコメントしています。
3)五輪2連覇という偉業を達成しながらも、デビュー戦でつまずいたロベイシー ラミレス(キューバ)。その後は7連勝(4KO)を飾っています。この将来の世界王者候補が来月9日、17戦全勝(10KO)のオーランド ゴンサレス(プエルトリコ)と対戦する事が発表されています。
4)かつてスーパーバンタム級、フェザー級、そしてスーパーフェザー級の3階級を制覇したマルコ アントニオ バレラ(メキシコ)。11月20日に米国ニューメキシコ州アルバカーキのリングに登場。元WBOスーパーバンタム級王者ダニエル ポンセ デ レオン(メキシコ)とウェルター級6回戦で対戦します。バレラが最後に実戦を行ったのは2011年2月。デ レオンが最後に試合を行ったのは、2014年6月となります。この試合が公式試合ではなく、エキシビションマッチとして行われます。
5)WBCがヘビー級とクルーザー級の間に新設したブリッジャー級初代王座決定戦が来月22日にカナダで行われてしまいそうです。その試合に出場するのはオスカル リバス(カナダ)とブライアン ジェニングス(米)。224ポンドを上限とするこの訳の分からない階級。イベンダー ホリフィールド(米)とマイク タイソン(米)は、そのキャリアのほとんどを、224ポンド以下の体重で行い、大男たちをバッタバッタと倒していました。
6)WBA、IBF、そしてWBOが現在までに、18番目の階級を新設する動きはないようです。この3団体が揃ってWBCを非難してくれればいいのですが...。
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