DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

色々(10‐24‐11)

2011年10月24日 00時29分00秒 | 世界ボクシング
最近(2011年10月24日ごろ)のニュースです。

1)現在3連敗中の元スーパーマン、ロイ ジョーンズ(米)。12月10日、米国ジョージア州アトランタのリングに登場します。この試合でジョーンズは、同国人マックス アレクサンダーとUBOというマイナー団体のインターコンチネンタル王座(クルーザー級)を賭け対戦します。アレキサンダーは過去6戦で勝利のない選手(5敗1引き分け)。ジョーンズは2009年8月以来の勝利を飾ることが出来るのでしょうか。

2)IBFはクルーザー級新王者ヨアン パブロ エルナンデス(キューバ)に対し、前王者となる王者スティーブ カニンガム(米)との直再戦を行うよう義務付けています。

3)ちょうど1年前、OPBF(東洋太平洋)スーパーミドル級王者清田佑三(フラッシュ赤羽)を秒殺し、同団体のライトヘビー級王座を獲得したジェームソン ボスティック(ニュージーランド)。今月1日に米国のリングに登場し、アイザック チレンバ(Chilemba/南ア)と対戦し、2回でKO負けを喫しています。

4)OPBFはすでにボスティックの王座を剥奪。8月には暫定王座決定戦が行われ、豪州のブレイク カパレーロ(Caparello)がフィジーを主戦場とするジョセフ クワジョ(Kwadjo)に大差の判定勝利(3対0:116-112、117-110、119-109)。王座獲得に成功しています。その後カバレロが正規王者に昇格したかは不明です。

5)一時はイベンダー ホリフィールド(米)との初防衛戦を予定していたWBAヘビー級王者のアレキサンダー ポベトキン(露)。12月3日、フィンランドでセドリック ボスウェル(米)の挑戦を受けるようです。この試合が世界初挑戦となるポスウェル。これまでの戦績が35勝(26KO)1敗と中々の好成績の42歳。これまでにUSDA、IBF北米、NABA、WBCラテン王座を獲得してきています。

6)先日49歳の誕生日を迎えたばかりのホリフィールド。現在までに次戦の目処はたっていません。しかしこれまでに保持していたマイナー王座WBFはすでに返上しています。そして来月19日、フランソワ ボタ(南ア)とマイケル グラント(米)が現在空位の王座を争うことが決定しています。

7)WBAフェザー級のスーパー王者に認定されているクリス ジョン(インドネシア)。11月30日、豪州のリングで16度目の防衛戦に臨みます。今回の挑戦者はウクライナのスタニスラス メルドフ(Stanyslav Merdov)になります。
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クレバーレー、2度目の防衛に成功

2011年10月23日 00時04分32秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、英国で行われた試合結果です。
WBOライトヘビー級戦:
王者ネイザン クレバーレー 判定2対0(114-114、116-113、117-112)挑戦者トニー ベリュー(Bellew/共に英)

*とんとん拍子に正規王者まで駆け上がった長身のクレバレー。同国人ベリューに意外な苦戦(?)を強いられましたが、僅差の判定勝利を手にしています。王者が187センチの同級としては長身なら、挑戦者はさらに上をいく189センチ。両選手とも大柄チャド ドーソン(米/185センチ)を超える身長の持ち主でした。
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結果は負傷引き分け

2011年10月22日 03時20分42秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCライトヘビー級戦:
王者バーナード ホプキンス 2回負傷引き分け 挑戦者チャド ドーソン(共に米)

*結果がドーソンのTKO勝利から負傷引き分けに変更となっています。ドーソン陣営からみれば、反則負けを免れただけ幸運でした。

今回の消化不良試合はさておき、もし両選手による再戦が実現すればかなりの接戦が予想されます。その前にホプキンスは肩の負傷が癒えるのを待たなければなりません。しかし無意味な暫定王座設置だけはやめてもらいたいものです。
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今週末の試合予定

2011年10月22日 02時45分27秒 | 世界ボクシング
2011年10月第4週末の試合予定です。

22日 土曜日
ドイツ
WBOクルーザー級戦:
王者マルコ フック(独)対 挑戦者ロヘリオ ロッシ(亜)

米国ニューヨーク州
WBC/WBOバンタム級戦:
王者ノニト ドネア(比)対 挑戦者/WBOスーパーフライ級王者オマール ナルバエス(亜)


24日 月曜日
後楽園ホール
WBAミニマム級戦:
王者プーンサワン ポープラムック(タイ) 対 挑戦者八重樫 東(大橋)


28日 金曜日
イタリア
IBFフライ級戦:
王者モルティ ムザラネ(南ア)対 挑戦者アンドレア サリツ(伊)
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ルイス、師走に日本上陸か?

2011年10月21日 03時37分09秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBA暫定バンタム級戦:
王者ウーゴ ルイス TKO4回24秒 挑戦者フランシスコ アルセ(共にメキシコ)

*両者による5ヶ月ぶりの直再戦を制したのは大柄のルイス。試合が動いたのは3回。ルイスが右アッパーでダウンを奪っています。その後のルイスの攻撃でいつでもストップされてもおかしくなかったアルセ。この回は何とか逃げ切ることができました。しかし1分の休憩でダウンから回復せず、ルイスの攻撃を受けたところでアルセ陣営がストップを要請しています。

戦績を29勝(26KO)1敗にしたルイス。強打に加え、カウンターを取るのも中々うまい強豪です。今後化ける可能性があるだけに、亀田 興毅(亀田)が叩くなら今のうちでしょう。この試合でのダメージはなさそうなだけに、12月7日に大阪のリング登場もあるでしょう。

興毅の対戦者候補の一人に挙げられていた前WBAスーパーフライ級王者ウーゴ カサレス(メキシコ)。カサレスは来月19日、スーパーバンタム級を主戦場としているジュンリエル ラモナル(比)との復帰戦を予定しています。


WBOスーパーフライ級暫定王座決定戦:
ダニエル ロサス 引き分け1対1(114-114、112-116、117-111)ホセ カブレラ(共にメキシコ)

*正規王者オマール ナルバエス(亜)がバンタム級王座に挑戦するために設けられた暫定王座決定戦。引き分けという結果に終わっています。
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デマルコ、大逆転TKO勝利

2011年10月20日 09時17分46秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCライト級王座決定戦:
アントニオ デマルコ(メキシコ)TKO11回2分32秒 ホルへ リナレス(帝拳/ベネズエラ)

*リナレスというのは世間で騒がれるほどの好選手なのでしょうか?パンチの切れ、コンビネーションブロー、そしてそのスピードは目を奪われるものがあります。才能は多大にあるとは思います。しかしリナレスを見ていると「才能=強さ」ではないと時々感じます。今回の敗戦の傷を癒し、精神的にも回復すればいくつかの世界王座獲得は可能でしょう。しかし現段階でのリナレスは、いいアスリートではありますが強いファイターとは言えません。

この試合のように、対戦者がリナレスのスピードに慣れだしたらどうなるのでしょうか。あれだけのパンチを放っているのにダウンの一つも奪えなかったのは一発の威力がない証拠。かつてマービン ハグラーに豪快に破れたトーマス ハーンズの対戦者のように、リナレスの打たれもろさをついてくる選手が増えていくのではないでしょうか。

今回の敗戦、そして前回の敗戦、対ファン カルロス サルガド(メキシコ)戦でも、ボディーを打たれていません。ボディーの強さも今後試されていくでしょう。

リナレスがどのような復帰路線を歩んでいくか。来年の注目点になるでしょう。また個人的にはリナレスと重なるものを持っているアミア カーン(英)。同じスピードスター カーンの唯一の敗戦も即効KO負けでトレーナーはフレディー ローチ氏です。 12月の防衛戦、番狂わせがあるかもしれません。
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TKOではないだろう

2011年10月19日 02時06分38秒 | 世界ボクシング
先週末15日土曜日、米国カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCライトヘビー級戦:
挑戦者チャド ドーソン TKO2回2分48秒 王者バーナード ホプキンス(共に米)

*試合が徐々に動き出した2回も終了間際、事件が起こります。いつものように、攻撃とともに自身の石頭を持っていったホプキンス。上体を屈めていたドーソンに覆いかぶる形になります。そのホプキンスを勢いからか投げ飛ばしたドーソン。ホプキンスはロープ際に左肩から転落。それと同時に自身の負傷を訴えます。試合はここで終了。レフェリーはそのままドーソンのTKO勝利を宣告しています。

ホプキンスの負傷が芝居かどうかはさておき、ドーソンが投げ飛ばし、ホプキンスが投げ飛ばされた事実は変わりません。

今回の試合のような場合、故意=ドーソンの販促負け、事故=無効試合、が妥当ではないでしょうか。

ホプキンス陣営(ゴールデンボーイプロモーション)は早速WBCに対し、結果の変更を要請しています。多分ノーコンテスト(無効試合)になるでしょう。
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和宇慶、日本王座を獲得

2011年10月18日 00時43分13秒 | 日本ボクシング
先週14日金曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
挑戦者和宇慶 勇二(ワタナベ)判定3対0(99-92、98-93、97-93)王者長瀬 慎弥(フラッシュ赤羽)

*約2年ぶりの王座挑戦となった和宇慶。初回にダウンを奪い、そのままの勢いで大差判定勝利。見事に王座獲得を果たしています。


スーパーミドル級10回戦:
OPBF(東洋太平洋)スーパーミドル級王者清田佑三(フラッシュ赤羽)KO2回2分25秒 ラフマン アンボダル(インドネシア)

*2戦続けて無冠戦のリングに登場した清田。2回に3度のダウンを奪い、一気に試合を終わらせています。ちなみに清田のスーパーミドル級王座の最後の防衛線は、昨年3月までさかのぼります。
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カバジェロ、2階級制覇達成

2011年10月17日 00時33分09秒 | 世界ボクシング
先日14日、アルゼンチンで行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦:
挑戦者セレスティーノ カバジェロ(パナマ)判定3対0(116-111、116-112、118-111)王者ジョナサン バロス(亜)

*4ヶ月ぶりに行われた両者による直再戦。前回は論議を呼ぶ2対1の判定でバロスが勝利をものにしています。今回はカバジェロが明確な勝利を収め、スーパーバンタム級に続き2階級目の世界王座を獲得しています。

昨年4月に行われたカバジェロ対ダウド ヨルダン(インドネシア)戦。この一戦、当初は空位の暫定王座が賭けれれていると思ったのですが。現在は12回戦の無冠戦として扱われているようです。
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ニエテス、ゲレロ

2011年10月16日 01時24分29秒 | 世界ボクシング
先週末8日土曜日、フィリピンで行われた試合結果です。
WBOライトフライ級戦:
挑戦者ドニー ニエテス(比)判定3対0(117-111、118-110、115-113)王者ラモン ガルシア ヒラレス(メキシコ)

*これまでWBOのミニマム級王座を保持していたニエテス。減量苦からその王座を返上。今回の一戦で2階級制覇達成となります。


同日、メキシコで行われた試合結果です。
IBFスーパーバンタム級王座決定戦:
ロドリゴ ゲレロ(メキシコ)負傷判定6回(3対0:57-56x2、59-55) ラウル マルティネス(米) 

*バンタム級進出のため、クリスチャン ミハレス(メキシコ)が返上した王座の後釜争い。タフネスが売り物のゲレロが接戦を制し、負傷判定ながらも王座奪取に成功しています。

この両者、昨年11月にも対戦。その時は2対1の判定でマルティネスが勝利しています。
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