8月14日、豪州で予定される試合です。
IBF豪州スーパーウェルター級戦:
王者ドワイト リッチー 対 挑戦者ティム チュー(共に豪)
*元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。アマチュアで33勝1敗という好戦績を残したあと、2016年師走にプロデビュー。これまでに13戦行い、全勝(10KO)と順調に成長。2017年10月にWBCの下部組織であるABC大陸王座を獲得し、今年2月にはWBAオセアニアの暫定王座を加え順調に階段を上ってきています。また5月には豪州国内王座も吸収。世界ランキングでも、IBFスーパーウェルター級の12位、WBAでは12位に顔を覗かせています。
今回チューが対戦するのは、これまでにWBFアジア太平洋ミドル級、豪州ミドル級、OPBF(東洋太平洋)ミドル級を獲得し、昨年8月にはスーパーウェルター級でIBF豪州王座(!?)に就いています。2009年7月にデビューして以来、実戦を行うこと19度(18勝1敗2KO勝利)。昨年8月に同王座を獲得し、今回のチュー戦が初防衛戦となります。
リッチーは2016年に2度来日。西田 光(川崎新田)からOPBF王座を奪取し、太尊 康輝(六島>>>角海老宝石)にその王座を奪われています。
KO率は僅か8パーセントのリッチーですが、その勝利のほとんどで大差の判定勝利を収めています。それに加えてミドル級で戦ってきたという体格的アドバンテージもあります。チューの勝利の予想をたてますが、決して一方的な試合にはならないでしょうね。