DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

拓真のライバル、初防衛に成功(WBCバンタム級)

2019年07月11日 00時06分25秒 | 世界ボクシング

先週末6日・土曜日、カザフスタンで行われた試合結果です。
WBCバンタム級戦:
王者ノルディ ウーバーリ(仏)TKO6回終了 挑戦者アーサー ビジャヌエバ(比)

*両選手にとり、全く縁のなさそうな土地で行われたこの一戦。これまでに日本から幾人もの名王者が腰に巻いたWBCバンタム級の現タイトル保持者ウーバーリが、比国の刺客に圧勝。1月に獲得した王座の初防衛に成功しています。

ご存じの通り、現在同暫定王者として井上 拓真(大橋)がウーバーリの対抗王者として君臨中。是非との両者には、年内の対戦実現に向け動き出して貰いたいですね。またWBCは、ウーバーリ対拓真戦の勝者はルイス ネリ(メキシコ)との対戦する事を義務付けているようです。

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新王者決まらず(OPBFミドル級)

2019年07月10日 00時47分27秒 | 世界ボクシング

現地時間の数時間前(9日・火曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミドル級王座決定戦:
細川 チャーリー 忍(金子)引き分け(0対1:114-115、114-114x2)太尊 康輝(角海老宝石)

*前王者となる野中 悠樹(井岡弘樹)の返上に伴い、空位となった王座の決定戦。そのベルトを争ったのが、その野中に王座を奪われた細川と、それ以前にこの王座を保持していた太尊という、実力拮抗者同士の対戦となりました。

試合の方は両者の実力差を示すような競った内容に。結局、両選手とも決定的な差をつけることが出来ずに試合終了。両者痛み分けの形で、王座は空位のままとなっています。

現在のOPBFミドル級ランキングを見てみると、3位が細川で、太尊は8位。1位は日本王者の竹迫 司登(ワールドスポーツ)で、2位は日本ランキング1位の加藤 収二(中野サイトウ)。両者は3月に対戦し、今回のOPBF戦同様に引き分け。来月あたまに、再戦/決着戦を行うことがすでに決まっています。

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中々決まらず(色々:07‐09‐19)

2019年07月09日 00時48分21秒 | 世界ボクシング

最近(2019年7月9日ごろ)のニュースです。

1)9月に次戦を予定しているWBAミドル級のスーパー王座とIBFミドル級タイトル、そしてWBAスーパーミドル級のレギュラー・チャンピオンであるサウル アルバレス(メキシコ)。対戦者探しに中々難航しているようです。これまでに対戦相手候補として名前が挙がっているのは、スーパーウェルター級のハイメ ムンギア(メキシコ)、ミドル級のデメトリアス アンドラーデ(米)、そして何とライトヘビー級のセルゲイ コバレフ(露)。偶然でしょうか、3選手ともそれぞれの階級のWBOタイトル保持者となります。

2)源 大輝(ワタナベ)が減量苦から日本フェザー級王座を返上。すでに日本スーパーフェザー級の3位にランクインされています。現在の日本フェザー級の上位陣の顔ぶれは、1位に阿部 麗也(KG大和)、2位に佐川 遼(三迫)、3位が日野 僚(川崎新田)の順になっています。

3)5月末に対戦し、初回無効試合とい消化不良の結果を残している江藤 光喜(白井・具志堅)とジェイビエール シントロン(プエルトリコ)。早くも8月2日に、前戦と同じ会場である米国・フロリダ州のリングで再戦を予定しています。この試合は、WBOスーパーフライ級新王者井岡 一翔(Reason大貴)への挑戦者決定戦として決行されます。

4)苦しみながらも日本スーパーフライ級王座を死守している奥本 貴之(グリーンツダ)が8月4日、ダイナミック健次(大鵬)を相手に保持する王座の3度目の防衛戦を行いう予定です。

5)元WBOヘビー級王者のジョセフ パーカー(ニュージーランド)が先月末29日、米国・ロードアイランド州のリングに登場。10年前にOPBF(東洋太平洋)王座を保持していたアレックス リーパイ(豪)に10回TKO勝利を収めています。

6)これまでに2度、日本フライ級王座を獲得してきた粉川 拓也(角海老宝石)が来月23日、OPBF(東洋太平洋)フライ級王者ジェイアー レキネリ(比)に挑戦します。粉川はこれまでに、2度の世界王座挑戦をタイで経験。そして2010年10月には、OPBFのスーパーフライ級王座を獲得した事もあります。4月に34歳の誕生日を迎えた粉川。3度目の世界挑戦実現に向け、負けられない一戦となりますね。

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高山、まずは愛知県制覇(フライ級)

2019年07月08日 00時45分36秒 | 日本ボクシング

現地時間の数時間前(7日・日曜日)、名古屋工学院専門学校第3体育館で行われた試合結果です。
全日本ボクシング選手権・愛知県選考会・フライ級決勝:
元プロ・世界ミニマム級王者高山 勝成(名古屋産大)判定2対1(30-27x3)藤原 幹也(中央大)

*アマチュアでの世界王座獲得を目指し、プロから転向してきた元世界ミニマム級王者の高山。前日に行われたロペス フェリペ(立命館大)とのアマチュアでのデビュー戦に続き、年齢で一回り下ながらも、アマチュアの実績で上回る藤原との接戦を制し2連勝。また一歩、来年東京で行われるオリンピック出場に向け前進することになりました。

この2日でアマチュアのボクシングの難しさを痛感した高山。次は来月末、岐阜で行われる東海ブロック予選に出場を予定。それを乗り切れれば、11月に鹿児島で行われる全日本選手権に駒を進める事になります。

まだまだ始まったばかりのアマチュアでの戦い。高山の今後の活躍に、大いに注目が集まっていくことになるでしょう。

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高山勝成、白星発進(フライ級)

2019年07月07日 00時14分51秒 | 日本ボクシング

現地時間の数時間前(6日・土曜日)、名古屋工学院専門学校第3体育館で行われた試合結果です。
フライ級3回戦:
元プロ・世界ミニマム級王者高山 勝成(名古屋産大)判定3対0(30-27x3)ロペス フェリペ(立命館大)

*プロ・ボクシングの元世界王者で、最軽量級のミニマム級王座の4団体のベルトを順次獲得していった高山。プロに続いてアマチュアでの頂点を極めるため、プロの世界王座を返上。約3年の準備期間を経て、念願のアマチュアの公式試合でのデビューを果たし、勝利を収める事に成功しました。

プロの世界戦は3分12ランド制。アマチュアは僅か2分の3ラウンド制。階級も違えば、試合で使用するグローブも違うそうです。同じボクシングでも、戦う選手にとってかなりの違いがあると言われるアマチュアとプロ。高山本人は、試合内容に対し大いに不満だったようですが、兎にも角にもスタートラインを切ることは出来ました。

高山は現地時間の今日・7日に藤原 幹也(中央大)と対戦。その試合に勝利を収める事が出来れば、東海ブロック予選、全日本選手権と順次階段を上っていくことが出来るようです。アマチュアの世界王者になるため、そう来年東京で行われるオリンピックに出場するにはまず全日本王者になり、師走に行われるプレーオフで世界選手権メダリストに勝利することによりはじめて、来年のアジア・オセアニア予選兼世界最終予選切符が得られるそうです。

非常に長い道のりのようですが、五輪開催まであと1年。高山がどれだけアマチュアの頂点に近づくことが出来るのか。大いに注目です。

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今週末の試合予定

2019年07月06日 01時29分38秒 | 世界ボクシング

2019年7月第一週末の試合予定です。

6日 土曜日
後楽園ホール
スーパーフェザー級10回戦:
尾川 堅一(帝拳)対 グレン メデュラ(比)

カザフスタン
WBCバンタム級戦:
王者ノルディ ウーバーリ(仏)対 挑戦者アーサー ビジャヌエバ(比)


9日 火曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)ミドル級王座決定戦:
細川 チャーリー 忍(金子)対 太尊 康輝(角海老宝石)


12日 金曜日
エディオンアリーナ大阪
WBAミドル級戦(第2の王座):
王者ロブ ブラント(米)対 挑戦者村田 諒太(帝拳)

WBCライトフライ級戦:
王者拳 四郎(BMB)対 挑戦者ジョナサン タコニン(比)

WBOアジア太平洋・スーパーフェザー級戦:
王者ジョー ノイナイ(比)対 挑戦者清水 聡(大橋)

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アンドラーデ、強豪に快勝(WBOミドル級ほか)

2019年07月05日 02時13分46秒 | 世界ボクシング

先週末29日、米国・ロードアイランド州で行われた試合結果です。
WBOミドル級戦:
王者デメトリアス アンドラーデ(米)判定3対0(120-107x3)挑戦者マチエ スレツキ(ポーランド)

*早くからその実力は認められていたものの、試合間隔があき気味で正当な評価を得ていなかったアンドラーデ。ここにきてそのリング活動がようやく活発化してきました。

今回アンドラーデが迎えたのは、実力者ダニエル ジェイコブス(米)とも接戦を演じた経験を持つスレツキ。アンドラーデはそんな実力者から初回からダウンを奪い、そのまま完封勝利。3名のジャッジからフルマーク(+ダウン1)の支持を得、昨年10月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。

当然のごとくビックネームとの対戦を望んでいるアンドラーデ。しかしそれ以上に、今のように定期的にリング登場を心がけるべきでしょう。

WBAスーパーフライ級戦:
王者カリド ヤファイ(英)判定3対0(119-107、118-108、117-109)挑戦者ノルベルト ヒメネス(ドミニカ)

*井岡 一翔(Reason大貴)の対抗王者ヤファイが昨年5月に続いて2度目の米国のリングに登場。2014年の大みそかに、東京都大田区のリングで、当時のWBAタイトル保持者の河野 公平(ワタナベ)と引き分けているヒメネスに大差の判定勝利。保持する王座の5度目の防衛に成功しています。ちなみにヒメネスは河野戦後、9連勝(6KO)と好調を維持していました。

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正規王者昇格のチャーロ、大差判定防衛に成功(WBCミドル級)

2019年07月04日 02時14分34秒 | 世界ボクシング

先週末6月29日、米国・テキサス州で行われた試合結果です。
WBCミドル級戦:
王者ジャモール チャーロ 判定3対0(120-108x2, 119-109)挑戦者ブランドン アダムス(共に米)

*試合開催直前に、暫定王者から正規王者に昇格していたっチャーロ。地元テキサス州のリングに登場するのは、実に2015年11月以来の事になりました。満員御礼となったこの一戦。初回からランキング下位のアダムスを手数でコントロールしていった王者。大差の判定勝利を収めると共に、昨年、まずは暫定王座として獲得していたタイトルの2度目の防衛に成功しています。


当初この興行には、WBAライトヘビー級戦(暫定王座)、王者マーカス ブラウン(米)対 挑戦者ジャン パスカル(カナダ)が同時に開催される予定でした。しかしこの試合は、8月に延期となっています。

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再戦は9月末(色々:07‐03‐19)

2019年07月03日 02時05分11秒 | 世界ボクシング

最近(2019年7月3日ごろ)のニュースです。

1)WBCヘビー級王者ディオンティ ワイルダー(米)とルイス オルティス(キューバ)による再戦は9月28日、米国・カリフォルニア州で行われることになるようです。昨年3月に対戦し、激戦を演じている両雄。その試合は米国の東海岸、ニューヨーク州で行われています。

2)WBCヘビー級戦と同じ興行で、WBCスーパーミドル級戦も行われます。王者アンソニー ディレル(米)が、以前同王座を保持していたデビット べナビデス(米)を相手に、2月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

3)クルーザー級で4団体の王座を統一し、ヘビー級への転向を正式に発表したアレクサンデル ウシク(ウクライナ)。最上級での実戦経験がないにもかかわらず(クルーザー級で世界王者になる前に、クルーザー級強の体重で試合を行った経験はありますが)、WBOヘビー級の指名挑戦者として権利を獲得しています。

4)2016年11月からブライアン カスターニョ(亜)が保持していたWBAスーパーウェルター級のレギュラー王座(最初は暫定王座)。カスターニョが指名挑戦者のミシェル ソロ(仏)との対戦を拒否したため、王座を空位となりました。カスターニョとソロは2年前に対戦しており、その時はアルゼンチン人が2対1の判定勝利を収めています。

5)そして空位となった王座決定戦が早速今月20日に組まれており、その試合にはソロと、ロシア人マグメド クルバノフが出場します。

6)今年1月に米国でWBOスーパーウェルター級王座に挑戦した井上 岳志(ワールドスポーツ)。来月3日、後楽園ホールで再起戦を行います。タイ出身のコムサン ポンセーンと対戦する井上ですが、この試合には以前保持していたWBOアジア太平洋王座が争われることになりました。

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スーパーライト級の井上、王座の初防衛に成功(日本スーパーライト級戦)

2019年07月02日 01時12分53秒 | 日本ボクシング

現地時間の数時間前(1日・月曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
王者井上 浩樹(大橋)TKO5回34秒 挑戦者池田 竜司(竹原&畑山)

*4月に自身13戦目にして日本の頂点に立つことに成功した井上。今回は格下と見られていた池田を相手に、2回、3回とダウンを奪い中盤でのTKO防衛に成功しています。

あの井上 尚弥、拓真の従兄弟にあたる浩樹。彼らにどこまで近づけ、そして追い越すことが出来るのでしょうか。世界的に非常に層の厚いスーパーライト級戦線。世界の前に、まずは日本国内で圧倒的な強さ、安定度を誇示することが目標になってくるでしょう。

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