DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

世界戦が次々に中止に(色々:12‐21‐20)

2020年12月21日 05時28分11秒 | 世界ボクシング

最近(2020年12月21日ごろ)のニュースです。

*2020年も最終月に入りましたが、ようやくというのでしょうか、ドンドンと世界戦の予定が組まれるようになってきました。それと並行するかのように、予定されていた世界戦がドンドンと中止となってしまっています。それら中止になった世界戦を、軽い階級から確認していきましょう。

1)今月16日にドミニカで行われる予定だったWBOミニマム級。前日計量まで無事に終わったのですが、王者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)が計量後の食事で食あたりを起こしてしまい、試合前にKO負け。アレクシス ディアス(ベネズエラ)との防衛戦は中止となってしまいました。メンデス、一体何を食べたんでしょうかね?世界戦は中止となってしまいましたが、当日予定されていた他の試合は無事に行われたようです。

2)今月17日にコロンビアで行われる筈だったWBAライトフライ級のレギュラー王座戦。王者カルロス カニザレス(コロンビア)は無事に計量をパスしたのですが、何と挑戦者ヘスス シルベストレ(メキシコ)は6ポンドもオーバー。結局WBAはこの試合の実現を認めず、世界戦は中止となっています。また、上記のWBOミニマム級戦同様、このコロンビアの興行も、他の試合は行わています。

3)本来なら先週土曜日19日にエディオンアリーナ大阪で久田 哲也(ハラダ)との防衛戦を予定していたWBCライトフライ級王者寺地 拳四郎(BMB)。この夏に酔っぱらった末に他人の車を破損するなど、リング内でとんでもない暴走をしていたことが発覚。久田との防衛戦が中止となると同時に、今後のボクサーとしての予定はまったくの未定だそうです。

4)拳四郎と同じく、19日に防衛戦を予定していたWBCフライ級王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)。その試合は、自身の怪我のためにキャンセルとなっています。そういえばこのマルティネス、8月にも怪我のために試合をキャンセルしていますね。

5)本来なら現地時間の昨日(20日・日曜日)、南アフリカで行われる予定だったIBFフライ級戦、王者モルティ ムタラネ(南ア)対 挑戦者ジェイソン ママ(比)。現地での試合開催基準を満たすことが出来ず、この試合も直前になって中止となっています。

偶然でしょうか、中止となった世界戦は軽量級に集中しています。不幸中の幸いというのでしょうが、どの試合も、コロナウィルスとは関係がない原因で試合が中止となっています。

しかし上記の内一試合ぐらいは行われてほしかったですね。

6)最後は中止となっていた試合が、再スケジュールされた件です。3月に予定されていた防衛戦はコロナウィルスの影響で、10月に予定されていた防衛戦は自身の怪我でそれぞれ防衛戦が中止となっていたIBF/WBCライトヘビー級王者のアルツロ ベテルビエフ(露)。1月30日に、ロシアでアダム デインズ(独)との防衛戦を行う事が発表されています。今回は是非、予定通りに試合が開催されてほしいものですね。

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ゴロフキン、指名挑戦者に圧勝(IBFミドル級)

2020年12月20日 05時59分20秒 | 世界ボクシング

現地時間の一昨日(18日・金曜日)、米国・フロリダ州で行われた試合結果です。
IBFミドル級戦:
王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)TKO7回終了 挑戦者カミル シェルメタ(ポーランド)

*本来なら3月に行われる予定だったこの一戦。しかしこの一番も例外に漏れず、コロナウィルスの影響でこの日まで延期となっていました。

昨年10月に同じリングに上がって以来の試合となった両選手。21戦全勝(5KO)で、IBFの指名挑戦者シュルメタでしたが、ミドル級史上でも有数の実力者ゴロフキンを相手にすると、単なる格下選手の役しか演じる事は出来ませんでした。

左ジャブを起点に、丁寧な、そして重圧なボクシングを展開していったゴロフキン。初回終了間際にこの試合最初のダウンを奪うと(左フック)、2回(右)、4回(連打からの左)、そして7回(ダブルの左ジャブ)と合計4度のダウンを奪う快勝。試合は結局、7回終了と同時にレフィリーがストップしています。

相変わらずの超安定したボクシングを見せつけ、昨年10月に返り咲いていた世界王座の初防衛に成功したゴロフキン。戦績を41勝(36KO)1敗1引き分けとしています。来年春に39歳の誕生日を迎えるゴロフキン。今後、大きな成長は望めないでしょうが、まだまだ現在ボクシングの第一人者として活躍が期待できそうです。

 

スター選手ゴロフキンが君臨するミドル級戦線。2020年12月20日現在の同級王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(レギュラー):村田 諒太(帝拳/防衛回数1)
WBA(暫定):クリス ユーバンク(英/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/3)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/1)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/2)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(井岡弘樹/1)
日本:竹迫 司登(ワールドスポーツ/3)

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今週末の試合予定

2020年12月19日 05時39分34秒 | 世界ボクシング

2020年12月第三週末の主な試合予定です。

19日 土曜日
コンゴ
WBCクルーザー級戦:
王者イルンガ マカブ(コンゴ)対 挑戦者オランレワジャ ドゥロドラ(ナイジェリア)

南アフリカ
クルーザー級10回戦:
IBO王者ケビン レリーナ(南ア)対 パトリック ファーガソン(米)

スペイン
ミドル級10回戦:
セルジオ マルティネス(亜)対 ユッシ コイヴラ(フィンランド)

米国・コネチカット州
WBCバンタム級王座決定戦(暫定王座):
エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)対 レイマート カバリョ(比)

米国・テキサス州
2団体スーパーミドル級戦:
WBAスーパー王者カラム スミス(英)対 WBAレギュラー王者サウル アルバレス(メキシコ)

*この試合には、空位のWBC王座も争われます。

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ジョシュア、プーレフを4度倒す(3団体ヘビー級)

2020年12月18日 05時44分31秒 | 世界ボクシング

先週末12日、英国で行われた試合結果です。
3団体統一ヘビー級戦:
IBF/WBA/WBO王者アンソニー ジョシュア(英)KO9回2分58秒 IBF指名挑戦者クブラト プーレフ(ブルガリア)

*プーレフの負傷や、コロナウィルスのため、長らく対戦が実現しなかったこの一戦。2020年の師走も半ばに入り、ようやく両者が相まみれる事になりました。

共に左ジャブを基調にしたボクシングを展開する選手同士の一戦。予想通り、丁寧な、そして的確なジャブの打ち合いで試合が幕を明けました。リーチとスピードで上回ったジョシュアが先手を取った序盤戦。3回に英国人の右クロスがクリーンヒットすると、その後の連打でブルガリア人が背中を相手に向け、膝をつく形でダウン。試合再開後、今度は右アッパーでジョシュアがダウンを追加しました。このまま試合が終わるのではと思われましたが、そこは経験値豊富なプーレフ。そこから反撃を試みます。

終盤を迎えた9回、又してもジョシュアが右アッパーからの連打でチャンスを掴みダウンを追加。最後は右となワン・ツーを決め、ライバルを完全にKO。1年ぶりの試合に勝利を収めると同時に、返り咲いた王座の初防衛に成功しました。

来年2021年は、WBCタイトル保持者タイソン フューリー(英)や、元統一クルーザー級王者で、WBO1位のアレクサンデル ウシク(ウクライナ)との対戦が予想されるジョシュア。出来れば両選手との対戦が見てみたいですね。

安定したボクシングを見せ、IBFの指名挑戦者を退けたジョシュア。最重量級の2020年12月18日現在の、ヘビー級王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):アンソニー ジョシュア(英/防衛回数1)
WBA(レギュラー):マヌエル チャー(独/0)
WBA(暫定):トレーバー ブライアン(米/0)
WBC:タイソン フューリー(英/0)
WBC(暫定):アレキサンデル ポベトキン(露/0)
IBF:アンソニー ジョシュア(英/1)
WBO:アンソニー ジョシュア(英/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:デムシー マッキーン(豪/0)
日本:上田 龍(石神井スポーツ/0)

*今回の試合が実現、そして無事に終わったことにより、ようやくヘビー級も動き出した感があります。

 

WBOインターナショナル・クルーザー級王座決定戦:
ローレンス オコリー(英)TKO2回1分45秒 ニコデム ジェゼフスク(ポーランド)

*本来ならこの日、元世界王者クジストフ グロワッキー(ポーランド)と空位のWBO王座を争う予定だったオコリー。その一戦はグロワッキーが試合直前にコロナウィルスに罹ってしまいキャンセル。代わってオコリーは、グロワッキーの同胞で、同じ興行に出場を予定していたジェゼフスクとインターナショナル王座を争う事になりました。

蓋を開けて見ると両者の実力差は埋めがたいものがあり、英国人が5分の間に3度のダウンを奪う快勝。来年早々にも再予定されている世界王座決定戦へ向け、準備体操を無事に終えています。

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右一発!チュー2世が17連勝(スーパーウェルター級)

2020年12月17日 05時44分31秒 | 世界ボクシング

現地時間の数時間前(16日・水曜日)、豪州で行われた試合結果です。
IBF豪州/WBOグローバル・スーパーウェルター級戦:
王者ティム チュー(豪)TKO初回1分54秒 挑戦者ボーウィン モーガン(ニュージーランド)

*8月に元世界王者ジェフ ホーン(豪)を破り、世界初挑戦に向け大きく前進してきた元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。世界ランキングもWBOの2位を筆頭に、IBFで2位、WBA8位、そしてWBC10位とドンドンと上昇させてきました。

今回チューが迎えたのは、ドイツ版WBUなど、マイナー団体の王座を獲得してきたモーガン。ここまでの戦績が21勝(11KO)1敗(1KO負け)と好成績の選手ですが、現在のチューと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

ホーン戦前後から貫禄が付き始めたチュー。そんな未来の世界王者は、ライバルを試合開始のゴングと同時に飲み込んでしまいました。初回も中盤に差し掛かった頃、ボディーを交えた連打からの左フックで最初のダウンを奪ったチュー。試合再開後、右のオーバーハンド一発でモーガンをKO。僅か114秒で勝負を決めてしまいました。

その全勝記録を17(13KO)に伸ばしたチュー。来年には世界戦での雄姿が見れそうです。

チューはこれまでにWBCの下部組織であるABCO(2017年10月)、WBAオセアニアの暫定(2019年2月)、豪州国内(2019年5月)、IBF豪州とWBOグローバル王座(2019年8月)を順次獲得してきましたが、今回の試合はIBF豪州とWBOグローバルの防衛戦として行われています。

会場の規模は分かりませんが、結構大きな施設のように見受けられました。この試合が今が夏の豪州で行われたためでしょうか。会場にはかなりの観衆が足を運んでいました。

チューがの主戦場であるスーパーウェルター級の、2020年12月17日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。

WBA(スーパー):ジャーメル チャーロ(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エリスランディー ララ(キューバ/1)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/1)
IBF:ジャーメル チャーロ(米/0)
WBO:パトリック テシェイラ(ブラジル/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
日本:松永 宏信(横浜光/2)

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永田、近藤は痛み分け(日本スーパーライト級)

2020年12月16日 04時52分16秒 | 日本ボクシング

先週10日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
王者永田 大士(三迫)負傷判定・引き分け(1対0:67-66、67-67x2)挑戦者近藤 明広(一力)

*7月に強豪井上 浩樹(大橋)を破り王座に就いた永田。今回の初防衛戦では、同級での世界王座挑戦経験がある元日本ライト級王者近藤を迎えました。

新王者としての勢いからか、積極的に打ち合いに臨んだ永田。それをベテラン近藤が迎え撃つという試合展開が繰り広げられていきました。

中盤以降は、自力で勝る近藤が、ジワリジワリと追い上げる形に。6回、激しいパンチの交換が続く中、王者が偶然のバッティングで負傷(左目上)。結局はその傷が原因で、試合は7回途中でストップ。7回途中までの採点結果、両者痛み分けという残念な結果となってしまいました。永田の傷の回復次第になりますが、是非とも近い将来に、両選手の再戦を実現させてほしいものです。

 

2020年12月16日現在の、スーパーライト級の王者たちの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):ジョシュ テーラー(英/防衛回数1)
WBA(レギュラー):マリオ バリオス(米/1)
WBC:ホセ カルロス ラミレス(米/4)
IBF:ジョシュ テーラー(英/2)
WBO:ホセ カルロス ラミレス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):内藤 律樹(E&Jカシアス/4)
WBOアジア太平洋:井上 浩樹(大橋/0)
日本:永田 大士(三迫/1)

*永田に敗れた後、現役からの引退を表明した井上。現在の所、WBOアジア太平洋王座の行方は不明です。近藤は以前、日本ライト級王座に加え、同級のWBOアジア太平洋ベルトも保持していたことがありました。

現在の所、内藤が同級の日本国内の牽引車となりますが、永田は内藤に2018年10月に挑戦し、1対2の判定負けを喫しています。コロナウィルスの影響で、海外の選手との交流が難しい今のご時世。内藤、永田、近藤の三つ巴戦実現を期待しています。

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注目の地域タイトル戦が決定(WBOアジア太平洋バンタム級)

2020年12月15日 05時00分03秒 | 世界ボクシング

大晦日、東京都大田区総合体育館で予定される試合です。
WBOアジア太平洋バンタム級戦:
王者ストロング小林 佑樹(六島)対 挑戦者比嘉 大吾(Ambition)

*ボクシング界屈指の好カードであるWBOスーパーフライ級戦、井岡 一翔(Ambition)対田中 恒成(畑中)と同じ興行で、注目の地域タイトル戦、WBOアジア太平洋バンタム級が組み込まれることになりました。

これまで重ねてきた16の白星をすべてKO/TKOで終わらせてきた強打者比嘉。対するは、16勝8敗と負けの数が多くも、勝っても負けても面白い試合、激戦を演じてきた小林。このような両者が対戦した場合、試合がつまらに凡戦になる事はまずないでしょう。

まあ、気がかりといえば、これが一年ぶりの試合となる小林。そしてWBCフライ級王座を、自身の体重超過で失ったあと、2試合行うも以前のシャープさが失ったままの比嘉。その辺りがどのように試合にえいきょうするかでしょうね。

 

「小林対比嘉」戦を控えたバンタム級。2020年12月15日現在の、同級の王者たちの顔ぶれをおさらいしておきましょう。

WBA(スーパー):井上 尚弥(大橋/防衛回数4)
WBA(レギュラー):ギレルモ リゴンドー(キューバ/0)
WBC:ノルディ ウーバーリ(仏/2)
IBF:井上 尚弥(大橋/2)
WBO:ジョン リエル カシメロ(比/2)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/1)
WBOアジア太平洋:ストロング小林 佑樹(六島/1)
日本:鈴木 悠介(三迫/0)

*1月14日には、栗原が井上 拓真(大橋)の挑戦を受けます。井上 尚弥が抜きんでた存在ですが、それ以外でも日本国内のバンタム級戦線が盛り上がってきましたね。

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スペンス、強豪ガルシアを退ける(2団体ウェルター級)

2020年12月14日 04時57分55秒 | 世界ボクシング

今月5日、米国・テキサス州で行われた試合結果です。
2団体ウェルター級戦:
IBF/WBC王者エロール スペンス 判定3対0(117-111、116-112)挑戦者ダニー ガルシア(共に米)

*交通事故のため、昨年9月以来の試合となったスペンス。強豪ガルシアを、サウスポースタイルからのスピードに乗ったボクシングで、圧勝ならずとも明白な判定勝利。防衛回数を伸ばすことに成功しています。

確かにスペンスは好選手です。全階級を通してもトップ10の評価を与えられてもおかしくない好選手でしょう。ただ、歴史あるウェルター級で、これまでに誕生した名選手たちと比べると平均的という印象しかありませんね。同級にはクロフォード、パッキャオ等、まだまだ強豪たちがひしめいています。今後、それらの選手たちと対戦し、勝ち抜くことが出来れば、又評価も上がっていくのではないでしょうか。ただ、体格的に見ると、時々話の上るスーパーウェルター級進出は苦しいでしょうね。

その強打/好打で、スペンスの足を何度も止めたガルシア。キース サーマン(米)、ショーン ポーター(米)に続いて又しても強豪相手に敗れてしまいましたが、その評価が落ちる事はないでしょう。まだまだ世界王座に返り咲く位置にいる事は間違いなさそうです。

 

スペンス、ガルシアが熱戦を繰り広げたウェルター級戦線。2020年12月14日現在の同級王者たちの顔ぶれをおさらいしておきましょう。

WBA(スーパー):マニー パッキャオ(比/防衛回数3)
WBA(レギュラー):ヨルデニス ウガス(キューバ/0)
WBA(暫定):ジャマル ジェームス(米/0)
WBC:エロール スペンス(米/2)
IBF:エロール スペンス(米/5)
WBO:テレンス クロフォード(米/4)
OPBF(東洋太平洋):長濱 陸(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:別府 優樹(久留米櫛間/0)
日本:小原 佳太(三迫/0)

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ドネア、今月の試合は中止に(色々:12‐13‐20)

2020年12月13日 06時44分31秒 | 世界ボクシング

最近(2020年12月13日ごろ)のニュースです。

1)フライ級からフェザー級までの5階級で、暫定王座を含め各階級のタイトルを獲得してきたノニト ドネア(比)。当初の予定では今月19日に、WBCバンタム級王者ノルディ ウーバーリ(仏)に挑戦する予定でした。しかしその試合は、王者がコンディションに問題があり延期に。WBCはウーバーリを休養王者に移行し、空位となった王座をドネアと元IBF王者エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)が争うことになりました。今度はドネアがコロナウィルスに感染してしまい、ロドリゲス戦が中止に。ロドリゲスは代わって、WBAバンタム級1位で、一時は同暫定王座を保持していたこともあるレイマート カバリョ(比)と対戦する事になるようです。カバリョは23戦全勝(20KO)という素晴らしい戦績の持ち主。「ドネア対ロドリゲス」戦は見たかったですが、「ロドリゲス対カバリョ」戦も中々注目に値するカードのようです。

「ロドリゲス対カバリョ」戦は、WBCバンタム級の暫定王座が争われるようです。

2)今度の土曜日19日に予定されるWBAスーパーミドル級戦、スーパー王者カラム スミス(英)対レギュラー王者サウル アルバレス(メキシコ)戦には、現在空位のWBC王座も争われる事になりました。

3)本来なら先月3日に行われる予定だったWBAライトフライ級戦、スーパー王者京口 紘人(ワタナベ)対挑戦者タノンサック シムシー(タイ)の一戦は、京口がコロナウィルスに感染してしまい延期となっていました。年内に再スケジュールの調整をしていたのですがうまくいかず。結局この試合は中止となってしまいました。

4)京口から見て、格下王者のWBAライトフライ級レギュラー王者のカルロス カニザレス(コロンビア)。今秋17日に、元WBAミニマム級王者ヘスス シルベストレ(メキシコ)を迎え、昨年5月以来の防衛線を行います。

5)京口、カニザレスの対抗王者であるIBFタイトル保持者のフェリックス アルバラード(ニカラグア)。来年1月2日に、前IBFミニマム級王者ディージャイ クリエル(南ア)の挑戦を受けます。アルバラードにとってもこの試合は、昨年5月以来のものとなります。

来年1月とありますが、2021年は数週間後にやってきます。

6)米国・テキサス州で行われる予定のIBFライトフライ級戦。同じ興行にはフェリックスの双子兄弟で、WBAスーパーフェザー級レギュラー王者のレネも登場。2017年7月に8回戦時代に対戦しているベネズエラ人、ロジャー グティエレスを迎え、昨年11月に獲得した王座の初防衛戦を行います。 

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今週末の試合予定

2020年12月12日 05時53分52秒 | 世界ボクシング

2020年12月第二週末の主な試合予定です。

12日 土曜日
英国
3団体統一ヘビー級戦:
IBF/WBA/WBO王者アンソニー ジョシュア(英)対 挑戦者クブラト プーレフ(ブルガリア)

WBOインターナショナル・クルーザー級王座決定戦:
ローレンス オコリー(英)対 ニコデム ジェゼフスク(ポーランド)

米国・コネチカット州
WBAスーパーフェザー級戦(暫定王座):
王者クリス コルバート(米)対 挑戦者ハイメ アルボレダ(パナマ)

米国・ネバダ州
ライト級10回戦:
フェリックス ベルデホ(プエルトリコ)対 中谷 正義(帝拳)

14日 月曜日
後楽園ホール
スーパーフライ級12回戦:
WBOアジア太平洋王者福永 亮次(角海老宝石)対 日本王者中川 健太(三迫)

*この試合には、両者の保持している2つのベルトに加え、現在空位のOPBF(東洋太平洋)王座も争われます。

16日 水曜日
豪州
IBF豪州/WBOグローバル・スーパーウェルター級戦:
王者ティム チュー(豪)対 挑戦者ボーウィン モーガン(ニュージーランド)

ドミニカ
WBOミニマム級戦:
王者ウィルフレド メンデス(プエルトリコ)対 挑戦者アレクシス ディアス(ベネズエラ)

17日 木曜日
ドミニカ
WBAスーパーライト級戦(暫定王座):
王者アルベルト プエジョ(ドミニカ)対 挑戦者クリスチャン コリア(亜)

コロンビア
WBAライトフライ級戦(レギュラー王座):
王者カルロス カニザレス(コロンビア)対 挑戦者ヘスス シルベストレ(メキシコ)

18日 金曜日
米国・フロリダ州
IBFミドル級戦:
王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)対 挑戦者カミル シェルメタ(ポーランド)

*何とも盛沢山な一週間な事でしょうか。上記のほかにも、世界各地で数多くの中小の興行が行われることが予定されています。それらの興行が全て、無事に開催されることを願っております!

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