最近(2020年12月13日ごろ)のニュースです。
1)フライ級からフェザー級までの5階級で、暫定王座を含め各階級のタイトルを獲得してきたノニト ドネア(比)。当初の予定では今月19日に、WBCバンタム級王者ノルディ ウーバーリ(仏)に挑戦する予定でした。しかしその試合は、王者がコンディションに問題があり延期に。WBCはウーバーリを休養王者に移行し、空位となった王座をドネアと元IBF王者エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)が争うことになりました。今度はドネアがコロナウィルスに感染してしまい、ロドリゲス戦が中止に。ロドリゲスは代わって、WBAバンタム級1位で、一時は同暫定王座を保持していたこともあるレイマート カバリョ(比)と対戦する事になるようです。カバリョは23戦全勝(20KO)という素晴らしい戦績の持ち主。「ドネア対ロドリゲス」戦は見たかったですが、「ロドリゲス対カバリョ」戦も中々注目に値するカードのようです。
「ロドリゲス対カバリョ」戦は、WBCバンタム級の暫定王座が争われるようです。
2)今度の土曜日19日に予定されるWBAスーパーミドル級戦、スーパー王者カラム スミス(英)対レギュラー王者サウル アルバレス(メキシコ)戦には、現在空位のWBC王座も争われる事になりました。
3)本来なら先月3日に行われる予定だったWBAライトフライ級戦、スーパー王者京口 紘人(ワタナベ)対挑戦者タノンサック シムシー(タイ)の一戦は、京口がコロナウィルスに感染してしまい延期となっていました。年内に再スケジュールの調整をしていたのですがうまくいかず。結局この試合は中止となってしまいました。
4)京口から見て、格下王者のWBAライトフライ級レギュラー王者のカルロス カニザレス(コロンビア)。今秋17日に、元WBAミニマム級王者ヘスス シルベストレ(メキシコ)を迎え、昨年5月以来の防衛線を行います。
5)京口、カニザレスの対抗王者であるIBFタイトル保持者のフェリックス アルバラード(ニカラグア)。来年1月2日に、前IBFミニマム級王者ディージャイ クリエル(南ア)の挑戦を受けます。アルバラードにとってもこの試合は、昨年5月以来のものとなります。
来年1月とありますが、2021年は数週間後にやってきます。
6)米国・テキサス州で行われる予定のIBFライトフライ級戦。同じ興行にはフェリックスの双子兄弟で、WBAスーパーフェザー級レギュラー王者のレネも登場。2017年7月に8回戦時代に対戦しているベネズエラ人、ロジャー グティエレスを迎え、昨年11月に獲得した王座の初防衛戦を行います。