最近(2021年10月21日ごろ)のニュースです。
1)元WBCライト級王座を10度防衛し、日本のリングでは東京 三太のニックネームで人気を博したミゲル アンヘル ゴンザレス(メキシコ)。残念な事に、アルコールと麻薬の中毒症に陥り、最近までホームレス状態。現在はメキシコの英雄フリオ セサール チャベスやWBCのサポートもあり、リハビリ施設に入院しているそうです。
この件に関し先日、ゴンザレスの実娘フェルナンデさんがインタビューで、「中毒症状があったことは事実だが、ホームレスだったことは決してない」とコメントしています。また、実父をサポーターしてくれている方々に、感謝のコメントも残しています。
(娘のフェルナンデさん(綺麗な方ですね)と現役時代の東京三太。)
2)先週末16日、前WBAミドル級暫定王者クリス ユーバンク(英)が英国ニューキャッスルのリングに登場。ワニック アワディジャン(独)をボディーで一蹴し、念願の正規王座獲得に向け前進しています。その実力は世界王者以上と言われて久しいユーバンクですが、これまで獲得してきた王座は、WBAミドル級暫定王座が2度。そしてマイナー王座IBOスーパーミドル級タイトルと、不思議と大きなタイトルに縁がない状態が続いています。現在でもタイミング次第では即メジャータイトル獲得が可能な選手でしょう。
3)今年の3月、WBAライトフライ級スーパー王者京口 紘人(ワタナベ)に挑戦し、大善戦したアクセル ベガ(メキシコ)。その試合では5回に、自身の拳の怪我のために突如試合続行が不可能に。無念の敗戦を喫してしまいました。このベガが先週15日地元で再起戦を行っています。10年以上の前になる2009年まで日本を拠点としていたアルマンド トーレス(メキシコ)を破り、WBA中米ライトフライ級王座を獲得しています。
4)本来なら先週末16日に、WBAライトフライ級王者エステバン ベルムデス(メキシコ)に挑戦を予定していたジェシー ロドリゲス(米)。その試合はベルムデスが米国での就労許可書(ビザ)を取得できなかったために中止に。キャンセルに。代役ホセ ブルゴス(メキシコ)と対戦したロドリゲスは、ライバルを4回で仕留めています。
5)元WBAバンタム級スーパー王者で、現在はフェザー級を拠点としているアンセルモ モレノ(パナマ)。先日15日に地元パナマのリングでワルベルト ラモス(コロンビア)を僅か85秒でKO。今年5月に獲得しているWBAラテン・フェザー級王座の初防衛に成功しています。
6)モレノと同じ興行に、内山 高志(ワタナベ)からWBAスーパーフェザー級王座を奪ったジェスリール コラレス(パナマ)も登場。格下のヘスス ブラボー(ペルー)に10回判定勝利を収めています。